妄想詩人の手記

アクセスカウンタ

zoom RSS バカとテストと召喚獣 第3話「食費とデートとスタンガン」

<<   作成日時 : 2010/01/21 03:52   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ラブコメ展開でその真価を発揮した「バカテス」。面白かった。


・秀作でした


今回、非常に面白い映像になっているなぁと感心していたら、まさかのナベシン担当回。各カットごとでのいちいち大袈裟で魅力的なキャラの芝居はたしかに思い返してみると彼らしいが、それに加え、今作のもつシャフト臭を巧みにアレンジして演出していた手腕には脱帽。Aパートで見せた、手帳のページをバックに描いてあったシーンなどは、じつにうまいなぁと思った。平面的な印象の強い今作の画面構成を逆に活かした、アートな面白さがあった。


また、いままで以上にパワフルな今回の映像表現が、高山カツヒコの脚本によくマッチングしていていい化学反応を起こしていたと思う。展開自体はただドタバタと騒いでいるだけのものだが、純粋にエンターテイメントとして良くできている。ある程度、視聴者の予測の範疇に収まる手堅いコメディを基軸としながらも、随所でこちらの期待や予測を裏切る遊び心にあふれた発想が散りばめられていて、そうした作業を脚本・映像の双方で行っているものだから、じつに濃密で面白い。もちろん、下野紘の体当たりの演技があればこそ完成しているアニメーションであることも、事実であろう。




・今回の展開の意味と、今後の予測


いちおうストーリー的な見どころとしては、同じバカ属性で明久とは共感性の高い美波に比べて、いまひとつヒロインとしての立ち位置(明久に好意を寄せる理由)が不明瞭だった姫路瑞希が、ようやく正ヒロインとしてのポジションを確立した回であったと、見ることができよう。


瑞希が明久を意識した理由に、小学生の頃からの彼の優しさがあったという話だが、キャラの心情を汲み取ろうとするなら、それはあくまできっかけのひとつに過ぎないのであって、どうして明久に惚れているのか、彼女自身にも説明はむつかしいのだろう。ここは、明確な背景設定を描かない脚本を責めるのはお門違いで、むしろ理屈を抜きにした、初心で淡い初恋の心理を扱っていると見るべきだ。勉強ではどうにも解決できない理不尽な恋という感情に、あるいは振り回され、あるいは暴走してゆく登場人物の現在の姿をこそ、楽しみたい。


いや、原作未読の分際で何を言うかと言われるかもしれませんけどね。第3話時点ではそういった印象を受ける。


ラブレターを書いておきながら、それをとうとう渡さなかった瑞希の行動に、彼女の想いの程度が見て取れる。一歩を踏み出す勇気も持てない、もっと友人としての時間を過ごしたいという段階であるというのは、恐らくだが、彼女が明久にまだそこまで踏み込めていないということ。過去に重要なエピソードがあったのではなく、これから、彼女が明久に惚れこんでいく姿が描かれるのだと、期待したい。瑞希や美波が、霧島翔子のスタンガンプレイに憧れの眼差しを送っていたのは、象徴的だ。





こうなると、なんとなく、今作のおおまかなプロットが見えてきたのではないか。すなわち、試召戦争によるクライマックスが終盤に描かれる可能性はあるものの、しかしそれを主題にした作品にはなり得ないようだ。むしろ、バカの集まりであるFクラスの中で、様々な騒動を経験し、各人が友人としての絆を深めていく。そうした流れの中で、姫路瑞希がどのようにクラスに溶け込み、どのようにその恋心を育んでゆくか。その、彼女の成長こそがメインテーマとして描かれることになるのだろう。その意味において、FクラスがAクラスを倒す必要はこれっぽっちも無いし、ましてや今後いっさい試召戦争が描かれなくても、作品が成り立ってしまう。戦闘シーンがさんざん残念がられていた出来だったのは、試召戦争を描くアニメではないという、メッセージのように思えてきた。


特徴的な設定があるために惑わされてきたけれども、何のことはない、ごくありがちな学園ラブコメ青春ドラマである。姫路瑞希が、その秘めた想いをまだ明るみに出さず、印象的な笑顔とともに”おあずけ”にしてしまったのは、彼女の成長を描くドラマであることを提示するものであったと見ている。今後は、あまり燃え的要素には過度な期待をすることなく、純粋にラブコメとして彼らの騒動を楽しむという方向で視聴しようと思う。




・そのほかのこと


また明久は妙なフラグを立てたなぁw サービス要員の秀吉はいいとして、前回、ニヒルな秀才タイプとして活躍した久保利光が、完全にキャラをぶち壊してきたのは本気で笑った。生クリームをなめる仕草が淫靡で素敵でした。秀吉といい彼といい、今作を見てると、BLも十分イケるのではないかと洗脳されてしまいそうだ。


また、上述のとおり正ヒロインである瑞希の立ち位置が確立されたことで、その対抗馬である美波の魅力も比例して増大。いかにも分かりやすい三角関係を演出してくれている。また、主役3人の脇を固めるキャラも、短い出番の中でそれぞれがしっかりアピールしている。タイトルにもなっているスタンガンの使い方は強烈だったなw


あとは、秀吉が、サービス要員としてのカットイン的な活躍ではなく、もっとちゃんとした出番が与えられて欲しいところ。彼の魅力が、決してただ美少女的な顔パーツだけに由来するものでないことを、証明して欲しい。次回はまだ無理っぽいけれど、早いうちに頼みます。




次回は”弁当”の単語からして、やっぱりラブコメを見せてくれる模様。このままの勢いで突っ走って欲しい。期待します。



にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加中です。読んで良かったとちょっとでも思ったら、クリックしてもらえるとやる気でます^^

花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ
↑はなおとRB(ロイブー)発売決定。女装少年好き集まれ!

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文


opagenusをフォローしましょう

↓ランキングに参加中です。一日一回、クリックして頂けると喜びます
にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村

QLOOKアクセス解析

アニプレッション!!
 参加者絶賛募集中!!


メールアドレス

opage_nus@livedoor.com

バカとテストと召喚獣 第3話「食費とデートとスタンガン」 妄想詩人の手記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる