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zoom RSS デュラララ!! 第3話「跳梁跋扈」

<<   作成日時 : 2010/01/23 02:58   >>

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前回とはまた違った観点の面白さ。この作品すさまじすぎる。



・いよいよキャラが増えてきた


今回はふたたび、竜ヶ峯帝人の視点から多数の人物にスポットを当てるスタイルに。ナレーターはサイモンで、普段の中国人みたいなカタコトのセリフとのギャップが笑いを誘う。


このナレーション、前回はもっと客観視点であったのに、今回はサイモンが語り部として設定されているということで、彼の登場場面ではたまに心情吐露が混じったりして面白い。第1話のナレーションは帝人だったということで、おそらく毎回、誰かが担当することになるのだろう。そうすると前回の沢城みゆきは誰役だったのかということになるが、たぶん首なしライダーでいいのだろうね。


今回は、待ちに待った花澤香奈の本格登場回。やっぱ可愛えぇのう。園原杏里はキャラデザがかなり好みで期待していたが、実際に動くとその威力は激増。帝人に引っ張られて走りだした後、逆に彼を引っ張っていくというシチュエーションに激しく萌えた。


それから、平和島静雄もまともに登場し、前回強烈なインパクトを残した折原と対峙する。そこへダラーズ(の、ニセモノ?)とサイモンが参戦し、”敵に回してはならない”とか”関わらないほうが良い”と言われていた連中が、一堂に会するカタチになった。まるでゴジラの「地球最大の決戦」みたいな。はたしてキングギドラは誰なのでしょうね。




・現代の怪談話


池袋という街を舞台に、社会の影の部分に巣食う人々を題材にしているらしい今作。光のあたる世界の住人であった帝人たちが、ある面では否応なく、またある面では積極的に、都会の底なし沼に足を突っ込んでいく。


「バッカーノ」が、同じ影の住人を扱うにしても、マフィアや強盗団、あるいは新聞社(私的諜報機関)などの、高度に組織化された人間関係の接触や対立を中心的に描いていたのに対し、今作の場合は、たとえばヤクザのような組織の存在は(今のところ)ほとんど見えない。そうではなく、いち個人として恐れられていたり、あるいはチンピラの発展したような脆弱な組織体系の、おそらく若者を主な構成員にしたギャングを取り扱っている点に、特色がある。もちろんこれは作品の舞台の違いであろう。現代の日本を舞台に、ヤクザものは流行らない。しかし、怪異や都市伝説、あるいは真偽の分からぬ噂を題材に取ることで、現代風の怪談に仕立て上げることを狙っているように見える。こんなことは起こり得ないと思っていながら、でももしかしたら?と思ってしまうようなリアリティを、巧みに演出している。



・相変わらず秀逸だった描写力


今回は、そんな都市伝説のうち、主に暴力系のメンツが一触即発の事態を招いたということで、アクション的にはもちろん、ドラマを貫く空気感も大いに盛り上がる展開だった。前回までとはかなり異なる、恐ろしげで非道だが、どこか賑やかで熱い面白さがあった、そう、ちょうどお祭りのような回だったと言えるだろう。帝人や杏里はそのお祭りを間近で見ることで、戦慄し恐怖すると同時に、心のどこかではこの喧騒を楽しんでいたのではないだろうか。


その成否は置いておいて、少なくとも視聴者にはこの活劇を心から楽しませるよう、十二分に工夫を凝らしていたのは間違いが無い。折原の計算された狂気、小物チンピラを絵にかいたようなヒロシ、そして脳の中まで暴力が詰まっていそうな平和島静雄。いずれも素晴らしい描写だった。アクションの出来の良さはもちろんだが、それ以上に、ステレオタイプに収まっていない深い視点に立った人物描写が見事だと思う。


とくに折原。携帯を踏みつけて笑い出したときは本当にどうしようかと思ってしまったが、しかし完全に気に入った。紀田正臣が人を笑わせるため道化なら、折原臨也は人のダークサイドをえぐり出す道化だ。こういう立ち位置のキャラ、好きすぎる。


しかしどうやら彼が池袋にやってきた目的は、何の特徴もない帝人に会うためだったらしい。いったいどんな意図があるのか、あるいは帝人にどんな秘密が隠されているのか、要注目だ。




・・・あと、またもロシア語が話されていた件。DTBといいクェイサーといい、いまのアニメ界ではロシアが秘かなブームなのだろうか。なんで?w



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おパゲーヌスさん、こんばんは!
>折原臨也は人のダークサイドをえぐり出す道化だ
面白い着眼だと思います!
道化って、クラウンとかピエロばかりじゃなく、トリックスターの役割も担う重要な存在ですよね。
折原は、アニメキャラの特異点。ずっと注目していきたいと思っています。

ソラヲト記事にお送りしたコメントに、丁寧な返信をありがとうございます!
こちらの方でお返事させていただきますね。
お誘い、大変嬉しく思いました。掲示板、拝見しています。スレが豊富で、皆さんの熱気が伝わってきます。
うちのブログは、まあ、あんなモノですww
本気半分、冗談も半分、って感じのまったり記事。それでいいと思ってます。
「ああ、それでいい すべてはそれでいいのだ」という、詩人の山村暮鳥の心境といえば、カッコつけ過ぎでしょうか。
とはいえ、長くアニメを視聴していると、たまに、心が昂ぶる作品に邂逅できる瞬間があります。
『真実の瞬間』とでも名づければいいのかな。思わずテンションが跳ね上がり、文章も熱くなります。
そんな出会いが欲しくて、視聴やブログを続けているんですよね。

ご教授はおこがましいにしても、アニメを発火点として、広いジャンルについて語っていければ…。
こちらこそ、いろいろ教えてくださいね。
SIGERU
URL
2010/01/24 19:35
>SIGERUさん
折原を道化と言ったのに共感いただけて嬉しいです。自分は道化が大好きなので、今作では道化のもつ明暗の要素をそれぞれ受け持っている紀田と折原には、大いに注目しています^^

>アニメを発火点として、広いジャンルについて語っていければ
そうですね。自分もそこまで引き出しがあるわけではないので、一生懸命勉強しながらアニメを見ています。まだまだ、「それでいい」と思ってしまわないよう、自戒しながらやっていきます^^もし「真実の瞬間」を共有することができたら、アニメファン冥利に尽きますね。

掲示板のほうはいつでもご参加をお待ちしております。お暇がありましたら、ぜひ書き込みしてくださいね^^

おパゲーヌス
2010/01/24 23:42

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