亡念のザムド第11話「襲撃 ザンバニ号」

※ブログはじめたばかりですので、本タイトルの感想はこの記事が最初になります。

 新作ではないですが、プレステ3なんて煩悩増幅器は持っていませんので、TV放映でおっかけてます。ボンズの制作ということで、毎回素晴らしい作画を見せてくれる良作。私は2009年春のアニメは豊作揃いだと感じているのですが、「ザムド」の寄与している部分は相当おおきいです。


 第11話にして初記事ということで、これまで見てきた中での本作の印象をまず書いておこうと思います。

 まずなんといっても、
手書きのメカはやっぱ最高!!

 こないだエウレカ劇場版見たときも思いましたがね。2000年代以降GONZOあたりの主導でメカのCG化がどんどん進んでいる中、あえてCGを使わずに、それでいてより優れた表現を目指す姿勢というものが強く感じられるんですよね。

 CGもいまはどんどん進化してて、「宇宙かけ」とか「バスカッシュ」におけるCG作画は素晴らしいものがあるんですが、それでいてどうしても”軽さ”を感じてしまうのが抜けきれません。メカニックの作画は、80年代後半から90年代半ばにかけてのOVA作品あたりがひとつの頂点だと思うのですが、アニメの作画技法に大きな転換が訪れてからは、人物描写が格段に向上した一方でメカの描写がいまひとつ突き抜けられない。そこでCGにも期待がかかっているのでしょうが、昔のメカの持つ重厚感が全然、表現できてないんですよねぇ。そんな中、やっぱりメカも手書きでやってくれるアニメのほうが、私としては断然、燃えるというわけです。

 ましてボンズはラーゼフォンのころから、有機的なデザインのメカ(っていっていいのか?)が非常に上手かったんで、ザムドとかヒトガタはまさにボンズのお家芸。デザインも動きも神懸ってますね。


 お話のほうは、理不尽なカタチで動乱に巻き込まれた主人公たちが、その中で必死に生き抜こうとする冒険活劇。。。みたいなノリだってのは分かるんですが、「ラーゼフォン」や「エウレカ」と同じで、設定やセリフが難解すぎて理解が追いつかないww まぁストーリーに関する考察は最終話まで見終わってからということで、現段階では、なんか深そうなこと言ってるぞ、くらいにとらえておけばいいと思います。




さて前置きが長くなってしまいましたが11話の感想。


 ドンパチやってるイメージが強いけれど、なんだかんだでドラマ重視だった前回までとは打って変わって、本編の大半を戦闘シーンに費やした今回。最初は相手がヒトガタ1体ということで、「青空訓練だ」などとわりとのんきな空気。いままでアキユキの右腕の強さは何度も見てるし、雷魚はどうせ強いだろうしってことで、見てるこっちもそれほど心配することのない展開でした。当然、申し訳程度にドタバタを挟みながらも、ナキアミの加勢もあって無事撃退。あの黒豆がナニモノでどういった作用を及ぼしたのかものすんごく謎ですが、ナキアミの表情から察するに、敵を殺すことなく解放(?)してあげたのでしょう。

 ところが、雷魚の不吉なセリフに呼応するかのように敵の増援が。ここから艦内の雰囲気が一気に緊迫したものになり、今回の敵がただアキユキを訓練するために出てきたかませ犬ではなかったことが明らかになります。エイみたいなヒトガタを雷魚が華麗にぶった切ってるうちはまだいいものの、小型のヒトガタが多数乗り込んでくるとさすがに形勢は分からなくなります。激しい戦闘があちこちで繰り広げられた末、さすがに主人公とその仲間だけあって、撃沈もしなければ人死にも出なかったようですが、どうやら航行不能になったザンバニ号をバックに、暗い雰囲気のまま次回へつづく、という流れでした。


 これまで、船長とナキアミ、それにユンボあたりでは、感情の対立やすれ違い等が描かれてはいたものの、元気なアキユキや能天気なアクシバ、それに子供たちのおかげで、本作中では比較的平和でにぎやかな舞台として描かれていたザンバニ号。しかし今回は、外部からの攻撃にさらされるという危機の中にあって、以前からくすぶっていた感情の火花が一気にほとばしり、大変険悪なムードの回となった。いままでがだいぶ、見てるほうとしてはむずむずしてくるくらいだっただけに、やっと”ケンカ”をしてくれたか、という気持ちはありましたが、それを単に船内でのケンカとして描くのではなく、舞台を戦場の真っただ中にしてしまうという手法には感心した。こういう点で、「ザムド」はストーリー展開も脚本も非常にレベルが高いと思う。

 今回の戦いで船が動かなくなった(んだよね?)ことは、次回以降、ザンバニ号の乗員たちはすんなりと仲直りをさせてもらえそうにないですね。船に乗れなくなった船乗りなんてストレスたまる一方だし。今回、戦場という場面でそれぞれが一方的にしゃべくり散らした内容を、今度はお互いに向けて発しあう展開になるんでしょうか。このアニメは、「生きるとはなにか」というテーマについて真剣に考えている作品だと思う。その意味では、異なる生き様の人間たちが今後どうぶつかり合い、決着をつけていくのか、その展開に期待したい。



あと、髪を切ってしまったハルちゃん。
おれは長髪の君が好きだったー!
軍部の中で自身の生き様を見つけられず悶々としてた彼女は、これからどのような選択をするのか。一方で軍に心を預けてしまったフルイチはどうなっていくのか。二人とも、ともに軍の中で生きようという決断をし、まだ態度の違いこそあれ、その生き方に従っている人物なのだが、二人とも、自身の本当の声に耳を傾けようとしていないようにしか見えず、それが何とも痛々しい。

そもそもフルイチはなにをやっているのかww もしかして実験動物フラグ?


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