CANAAN第1話「洪色魔都」

すさまじい第1話だった。


原作は知りませんが、大好きな沢城みゆきが主演、P.A.WORKSが制作で奈須きのこ原作の作品ということで、まぁ見ないわけにはいかないでしょうっていう。ただ自分はマフィアとか裏社会を舞台に、一人または少数の人間が戦いぬくといった感じのアニメはあまり好きではないので、楽しめるかどうかはちょっと自信なかった。あまり人間の邪悪な部分がクローズアップされすぎるのは好きじゃないんです。


そんな危惧は、前半部分では多少あたってしまった感じがする。まだ伏線だらけとはいえ、どろどろとした血なまぐさい情景が繰り広げられ、またセリフの内容もおぼろげにしか分からないまま、何が楽しいのかいまいち分からないままもやもやした心象でCMを迎えてしまった。OP映像ひとつ見ただけでも作画がいいというのはよく分かるのだが、冒頭、風船とビル群がCGで描かれてたのも違和感があってマイナスポイントだったかな。カメラマンの女の子は可愛かったけど。


でも、そんなもやもやは、後半パートで完全にすっ飛んだ。まずお祭りの描き方がほんとに、大沢嬢が大きな目を見開いて「すごーーい!」って叫んでたけど、まったく同じ気持ちで見入ってしまった。「true tears」でもお祭りのシーンがあったが、遥かにスケールアップしてて、しかもこの喧騒といいごちゃごちゃ感といい、中国のお祭りの雰囲気を非常にうまく描けていた。画面から匂いまでただよってくるのではないかと思った。そしてその楽しげな喧騒の中で突如はじまる不穏な出来ごと。当然のようにここからクライマックスの銃撃戦に移るのだが、お祭りの楽しい賑やかな雰囲気の中に、殺伐とした殺し合いを溶け込ませる演出の見事さといったらない。TVアニメもここまでできるようになったか、という感じ。

観客が、見たくないものをあえて見ない、という描写は、原作者の発想なのだろう。安部公房が「箱男」という小説でこれと似たテーマを描いていて、むかし読んだときに鮮烈な印象を受けたものだが、もしかしたら原作者も読んでいるのかもしれないと思った。

銃撃戦が最も盛り上がるのはカナンが屋根から滑り落ちたり飛び回ったりしながら、鮮やかな手並みで敵を次々と打ち抜いていくシーンだが、ここの表現力も素晴らしかったなぁ。1話だから気合い入れたというのもあるだろうが、それにしてもこちらの予想を遥かに上回る戦闘描写に完全に圧倒された。あそこで何か特殊能力を発動させていたのは、共感覚(?)とか言ってたやつなのかな。ギアス発動の音楽をかぶせたMADとか作られそうだなぁw


いまだにストーリーが楽しめるかどうかは激しく疑問ですが、この神作画だけでも次回以降に期待がとまらないw


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