戦場のヴァルキュリア 第16話「語られなかった想い」

へたれウェルキン再び、の回。ようやく脚本がちょっとまともになった。というか、前回がひどすぎた。


ファルディオの告白を受けて、アリシアが、そしてウェルキンがどう考え、行動するかを描いた今回。当然、主役級キャラの恋路を16話目にして解決させようなんて気はさらさらなく、しばらくこのラブロマンス展開は続きそう。なんと面倒くさいww 



なんかこのアニメには毎回、不平や悪口を書いてる気がするんですが、今回のこの展開、もっと後でいいんじゃないかと思いますね。きっとこの後、短期決戦を目指す帝国軍との大会戦と、アリシアとウェルキンの恋模様の決着という二つのクライマックスを同時期に持ってきて、ストーリーの盛り上がりを最高潮にしようという作戦なのだと思うのですが、最終回までまだ9話とか10話とか残ってるわけで、それまで延々、この展開を引っ張るわけ?ちょっとそれだと展開がだるすぎると思うのですが。

せっかくファウゼン戦で、戦争の悲惨さ、非情さに踏み込んだ話を持ってきたのだから、それを土台にしてもっと緊迫した戦争ドラマを数話挟んだうえで、戦争も恋も最終決戦を迎えるという展開にしたほうがよほど面白かったと思う。前回も今回も、ファウゼンで行った「選択」について何の悔恨も議論もなされないまま、あのときダルクス人を見殺しにしたことをすっかり忘れているような様子。これでは、あの「選択」をどうして描いたのか、何の意味もなさない。ファウゼン戦の後、戦争とはまったく関係ないエピソードを2話も挟んでしまった今となっては、もう前々回の話を活かすこともできなくなってしまいました。

これが、ファウゼン戦のあと1話2話くらい、過酷な戦局の中で主人公たちが悩みながらも奮闘するエピソードがあった上で今回の展開を迎えたら、ストーリー展開も、キャラ描写も、もっと自然に描けたのではないでしょうか。それに戦闘シーンなら、空気と化してる第7小隊脇役勢も、活躍できる描写があると思います。戦争より恋愛ドラマを優先している今の展開では、出番のもらえない隊員が多すぎるw

ま、もう今となっては完全に手遅れですが。せっかくいい素材をたくさん持ってる作品なのに、非常にもったいないです。たぶんスタッフが、戦争の描き方を知らなすぎるのが一番の問題なんだろうなぁ。

このあとの展開としては恐らく、ウェルキンとアリシアの仲を発展させながら、ヴァルキュリア人の秘密を解き明かす展開を挿入して、そして最後はセルヴェリアとアリシアの一騎打ち?こうなると、あと10話も残ってるのに、まともな戦場を描いてくれるのはたった1回っぽいですね。うへぇ。なんとも微妙な作品として終わっちゃいそうな予感がぷんぷんする。そんでどうせ、ファルディオは悲劇的な死に方とかするんだよきっと。



今回気になったこと。

青いバラが普通に栽培できてる世界なんですね。へえぇ。

戦局についてですが、公式サイトの地図を見ると、ガリアにくらべて帝国ってものすごく大きいですが、ファウゼンひとつ失ったからって焦り出すほど、あの広大な領土はカラカラなのか? あの鉱山で産出されるものが何に使われてるのか謎ですが、帝国は戦争をはじめた後にファウゼンを攻略してるわけで、つまり両国のラグナイト産出量は開戦前の状態に戻っただけ。マクシミリアンの軍勢が本国から何の補給も受けてないとはとても考えられず、世界有数の軍事力を誇る帝国軍に焦る必要はまったくないと思う。皇帝から「さっさと仕事しろ」と言われてるなら別だが、ファウゼンを失ったからといって焦って短期決戦を目指すというのは、戦略的におかしな話です。そして、義勇軍小隊長の会議で帝国の動きの話が取り上げられた際、それについて何か対策を議論してるのかと思ってたらそんなこともなく、ただ注意を怠るな、というだけ。もっとやることないの?w

まぁもうこのあたりの描写力不足はいまさらですが。


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