かなめも 第6話「はじめての、恐い話」

久々にかなの暗い設定が蒸し返され、シリアス回になるのかなと思いきや、台風の夜に女の子たちがトタバタと騒ぐいつもどおりの「かなめも」。

面白かったのだけど、台風とかなの心象を重ね合わせようという意図に関しては、あまり効果を発揮しなかったように思う。生活環境が変わって、かつての友人たちと疎遠ぎみになってしまうというのは、話としては十分ありうるものだし、うまくふくらませばいいエピソードになると思うのだが、まだそういう展開を見せてくれる兆候がないので、天涯孤独というかなの設定の暗さは、必要性が感じられない。今回あっさりと友人たちと仲直りする描写を入れないで、別に1話分きちんと使ってかなの人間関係の改善を描いて欲しかった。


その点を除けば、今回の話は非常によく出来ていた。「かなめも」らしい暴走を含んではいたが、若い女の子たちが台風の夜を共に過ごす上でいかにもありそうな、騒がしく楽しげな様子をとてもうまく表現していたと思う。ギャグも冴えていたし、全員が本気で怖がり出したくだりは演出も見事だった。作画のレベルも総じて高く仕上がっていて、よく動いていた。


今回の見どころはかなが怖がる描写ということで、かなのいろんな表情が堪能できた。はるかの手がさりげなく股に伸びてたように見えたのは、わざとだろうねww はるかは、暴走して犯罪に走ろうとするところを寸止めされてるように見えて、意外とちゃんと目的達成してるんですよね。今回もかなに抱きつかれたり、公然とトイレの立ち聞き&のぞきをやったりして、ボコられるだけのご褒美はもらえているのが、彼女の、あるいはこのアニメの特徴だと思う。これが男キャラだったらこうはいかないだろうね。
また影の薄かったひなたも今回はきちんとアピールできていたのはよかったな。怪談を始める雰囲気で全然怪談になってなかったり、お化けを怖がる展開になりそうだったのが恐怖の対象がいつの間にかゴキブリ(?)になっていたりと、王道展開を微妙に外したミスリードが面白かった。


ところで個人的には美華というキャラクターがまだしっくりこない。立ち位置的にはかなのよき友人ということなのだが、ギャグ要員なのか萌え要員なのか、どちらも中途半端でいまいち確立できていない気がする。というか、第3話のように、かなと美華の二人劇なら魅力的に立ち回ってくれるのだが、風新メンバーの中にまぎれると、どうしてもポジションがかなとかぶってしまって、しかも現時点では、かなの方がいじられキャラとして萌え方が確立されているので、美華の立場が浮いてしまう印象。風新メンバーもかなは全力でいじるけど、美華に対しては遠慮してるんじゃないかと思ってしまう。作風的に、彼らがそんな遠慮をするメンバーではありえないと思うので、そうなると描き方が中途半端のまま放置されてしまっているのではないかな。美華はあくまで風新のライバルとしての自覚を持って動いてもらったほうが、キャラが描きやすそうだ。そうではなく風新メンバーの一員として描こうというのなら、きちんと立ち位置を確立させてあげるべきだと思った。



にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村





かなめも OP 「君へとつなぐココロ」 豊崎愛生(中町かな)/水原薫(天野咲妃)/釘宮理恵(久地院美華)
O-TRAP 楽天市場店
<商品名>かなめも OP 「君へとつなぐココロ」 豊崎愛生(中町かな)/水原薫(天野咲妃)/釘宮理恵

楽天市場 by ウェブリブログ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック