大正野球娘 番外編 「菊坂胡蝶は世界一ィィィ!!」

なぜだろう。なんでこんなことになってしまったのだろう。大正野球娘がたった1週放送されないだけで、こんなに胸が苦しくなるなんて。。。


今週の「大正野球娘」は、自分にとって何の興味もないイベントのせいで放送延期になってしまった。野球ファンとしては、昔は延長ばんばんしてた野球中継のおかげで迷惑を被っていた人が多かった事実を指摘されると大変苦しいので、あらかじめ陸上で延期になるよと告知があっただけでも感謝こそすれ、それに不平を述べる権利などこれっぽっちも持ち合わせていないというのはよく分かっているつもりだ。


けれど、頭で分かっていても、この焦燥はどうしようもない。私は、先週の放送終了時以降、保存してあった第1話から何度も何度も繰り返し視聴し、ネットラジオを聞き、公式サイトの更新が無いか30分置きにチェックして、あげく夢にまで桜花会の活躍を思い描くという禁断症状っぷりを発揮していて、もう心が持ちそうにない。



そんな私や、大勢のファンのことを気遣ってか、公式サイトの編集後記で、「世界陸上開催記念 菊坂胡蝶は世界一ィィィ!!」というショートムービーが公開された。なんと慈悲深いスタッフ様だw


ああ。胡蝶いいなぁ。可愛いよね胡蝶。見た目ももちろんだけど、性格や立ち位置、それにキャストの配役まで含めて、桜花会で一番、萌えスペックが高いんじゃないかな。なんといってもこのおさげに挟まれた柔和な表情がまず萌えるよね。それに、ひたむきな陸上少女であるという点。人間が走る姿というのはそれだけで素晴らしい魅力を備えてると私は思うのですが、こんな可愛い娘が、懸命に、姿勢よく駆けている姿の、なんと美しいことか。しかも典型的な大和撫子タイプ。見るからにか弱そうで、守ってあげたくなるのだけど、その実なかなか強い芯を持っていて、いざというときに振り絞る勇気をきちんと持ち合わせている。前回はそんな彼女が、小梅に抱きついたときの必死さというか、けなげな姿に胸が熱くなりました。

野球選手としても、とっても魅力的な胡蝶ちゃん。豪快なパワーバッターよりも、俊足の選手のほうが、日本人としては気に入るタイプですよね。小学生との試合はその俊足を活かした内野安打を見せてくれてめっちゃカッコよかったですが、ぜひ走塁場面ももっともっと見せて欲しいところ。あとは守備さえよくなれば最高ですかね。彼女の守備描写はたしか無かったと思いますが、足が速いということで守備範囲は広いのだろうけれど、初心者だから捕球の難しさがあると思うし、肩もあまり強くなさそう。桜花会がヘタクソながら練習にいそしんでいる頃にはまだ加入してなかったので、彼女が守備で苦心する場面が描写されなそうだというのが残念でなりませんね。


そんな胡蝶ちゃんが大活躍のショートムービー。実際見てみると本当にくだらないムービーですが、胡蝶にスポットを当てているという時点で100点満点をあげたいと思います。





胡蝶以外のメンバーで、見ててすごく魅力的なのは、やはり晶子さんでしょうか。1話から見返してみると、彼女が話数を重ねるごとにいかに表情が豊かになってきたかというのがよーく見て取れます。当初は良家のお嬢様を気取っていたものが、野球を通して本当の仲間や友情を知り、また勝負の世界を垣間見たことで、より素の表情が出てきているという感じですね。

第2話のぴょんぴょん跳ねる描写なんかもすごく萌えるのですが、彼女の最大の魅力は何といってもおマヌケ描写でしょう。プライドの高い彼女はしょっちゅう相手の挑発に乗せられるわけですが、ただ怒るだけじゃなく、自分が負けるなどと夢にも思わないで、完全に勝つ気になっているというのが特徴。天才の巴や中学の4番打者を相手にしても、またいくら事前に「曲がってない」と小梅に指摘されていても、「自分が今から投げる魔球は絶対に曲がる。打たれることはない」と本気で思いこんで投げてくる。そんでポカーンと打たれてしまうマヌケな晶子さんは、何度見ても大笑いしてしまいますね。とくに、挑発に乗せられているときの晶子さんの表情が本当に上手く描けているので、そのギャップもあって大変魅力的なキャラに仕上がっています。この子は負ける(打たれる)のが本当に悔しいんでしょうが、果たして彼女が投手として報われる日は来るのでしょうかw



もちろん小梅も大好きです。小梅は桜花会の中ではしっかり頼れる存在になってきてていいね。けど、むしろ三郎くんとのやりとりが見たいっていうww 小梅も三郎も本当に可愛い。この二人のエピソードが見られそうだと思ったからこそ、次回の放送が楽しみで仕方ないんですねー。早くみせろぉぉ。


可愛いという点に関していえば、月映静もなかなかポイント高い。髪型などのパーツは宗谷雪に近い感じがあるけれど、なんかつかみどころのない宗谷さんに比べて、静は典型的な巻き込まれ型ツンデレ(キョン君に代表されるキャラクタータイプ)で、しかも(たぶん)百合娘という。いまいち出番というか見せ場の少ない彼女ですが、もっといろんな表情を見せて欲しいと思うキャラですな。内野手ということで、守備の見せ場が多いと嬉しいなぁと思うのだけど、ファーストだからなぁw たまちゃん、雪とボールが渡って6-4-3のダブルプレー!なんて場面で映る可能性は高いけれど、そういうとこはむしろセカンドとショートの見せ場だし。バッティングのほうで期待かなー。


それと個人的には記子にも注目。表情が豊かで魅力的なキャラだし、なかなか面白い立ち位置にいるよね。乃枝といいコンビになってくれそうだし、なんだかんだ言っていちいち桜花会のことを気にしていたりして、今後どんな風に絡んでくれるのか楽しみな人物。





しかしこうやって見ると、「大正野球娘」という作品は、桜花会関係だけでも先生や記子を入れて11人もいるのに、かなり早い段階から、キャラがしっかり確立されてるのがすごいと思う。ここが、アニメーションとしては決してクオリティが高くはないにも関わらず、ここまで惚れこめる最大のポイントでしょうね。恐らくアニメを作るに際して、各キャラの設定をかなり細かく打ち合わせてあって、それをさりげない部分で丁寧に描写できているのが、成功のポイント。分かりやすいところでは、9人の体力は様々な場面でかなり意図的に差をつけて描いていて、見てるほうも「また晶子だけバテバテだよw」とか言って楽しみながらそれを見ることができている。それから野球の初心者っぷりをどう描写するかというところでもそうだし、あるいはみんなで集まったときの発言の役割分担や表情・仕草の描写なんかでも、意外と細かく丁寧に描き分けがされていて、見ていてとても感心します。前回、魔球の話で驚愕したと書きましたが、そういう、細かいところでこだわりを求めている作品だというのが、作劇に深みを与えていると思いますね。


いやー本当に大好きになってしまった。1クールだけじゃなく、もっとたくさんやってくれればいいのにー。



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