プリンセスラバー! 第9話「赤と青」

割烹着に一票www


選挙のおかげで、いつもはテレ東アニメと時間のかぶってる今作も日曜に見れてラッキー!
そんなことを思っていたら、その選挙のおかげで時間がズレるズレるw しかも15分づつの延期が何度も繰り返されるというじつに厄介なパターン。まぁ結局1時間以上ズレて、「かなめも」とかぶらずに済んだんですが。



さて本編。今回はなかなかテンポよく、また燃えと笑いとのアンバランス感もいい効果を発揮していて、面白い回だった。温泉回に代表されるように、この作品の演出や描写における「遊び」の部分は、手が込んでいて細かく、意外性もあっていい。その一方で燃え展開の描き方について、前回はもうひとつだなぁと思っていたけれど、今回はいい出来映えだった。ヒロイン連中や哲平の活躍はもちろんだが、一心が、グループの全データ初期化を決定するくだりはじつに熱かった。





前回、テロリストたちの動機が「金持ちに恥をかかせること」だというのが明かされたのに対して、各所で「それだけっ!?」という声が挙がっていた。


これに関しては、動機としては決して悪くない、むしろこういうテロリストの設定としてはかなり面白いんじゃないかと私は思っていて、具体的には前回の記事を参照いただきたいのだが、しかしそれを活かせていないというのはまったくの事実。多くの視聴者が拍子抜けしたというのはよく分かる。


ここは完全に、テロリストの描き方が不足しすぎていると思う。首謀者にしても、あるいはシャルを見張っていた男にしても、こういう骨のありそうな敵役を、その心理や行動原理をきちんと描いてあげないと、それでなくても前回・今回ともにかなりギャグ要素が多かったので、それにつられてテロリストの動機もネタっぽく見えてしまっていたのははなはだ残念だった。



とはいえ、まだ陰謀は終わっていない様子。ただの活劇はもう十分堪能できたので、もっともっとシリアスに舵を取っていいと思うな。





今回のタイトル「赤と青」は、まぁ当然、爆弾の「どっちを切る?」なわけだけど、哲平ではなくシルヴィ・聖華コンビが迫られた決断だった。聖華の慌てっぷりが可愛かったですね。一方哲平サイドで、爆弾をダストシュートに放り込んで一件落着というのは、スピード感ある描写を見せたり、あるいは次回予告での「シャッターとダストシュートだけ残ります」のギャグを言わせたいがための伏線だったという意図があったのかもしれないが、あまりにも拍子抜けする終わり方で逆に笑うw まぁここはテロリストの心理と違って、あまり緊迫感が無くても、アリといえばアリかな。


そしてハルトマンは相変わらず不遇の扱い。シャルの涙を映す場面の絵としての美しさはあったが、ドラマとしては、次回以降忘れられてたりしそうで、この持って行き方は怖いなぁ。




総評として、テロ騒動を描いた今回までの3話は、ギャグ萌えアニメとしてはじつに面白かったのだけど、サスペンスとしては残念だった、という感じか。ただ逆に言えば、残念な部分は多かったけれど、各キャラの描き方を中心に見るべき部分は少なくなく、十分楽しんで見れた。この残念さと面白さのどちらがより印象に残るかは、次回以降の展開に左右される部分が大きいと思う。

今後、ギャグに走るにせよシリアスを見せるにせよ、中途半端な描き方をせずきちんと方向性が見える展開になるなら、今回までのエピソードも十分に魅力が活きてくると思う。


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※追記

よそのブログで指摘されてたんですが、最後に出てきたドライバーってハルトマンなの?w 声聞いても気付かなかったw 見返してみると、たしかにキャストに「男 小杉十郎太」って書いてあるね。

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