夏のあらし!春夏冬中 第3話「時をかける少女」

いやー素晴らしい出来映えじゃないですか。2期もしっかりハートを掴む作品に仕上がっていて、嬉しい限り。


今回は実質2話構成だったが、これくらいの区切りの良さが、今作にはぴったりなんじゃないかと思った。コンパクトでテンポが良くなるし、そのぶんドラマの密度も増していて、じつにいい構成。とくに脚本の上手さが光っていた。




Aパートはやよゐの通じる相手を探す話ということで、1期のころから本編では比較的、存在感を発揮してこなかった彼女に、2期になってようやくちゃんとスポットのあたる見せ場が増えてきた。野中藍のファンとしても、またこういう大和撫子タイプ(しかも百合志向)なキャラが好きな身としても、こういう展開は待ち望んでいたところ。それに、モブの出番が増えると杉田さん大活躍なのは本当に面白いw


山代氏とのカップリング成立だとばかり思わせておいて、じつは本命が犬だったというのは、ある意味ホっとしたというか。ラブコメ的な空気の煽り方とミスリードっぷりが実に上手い。またそこから、美しい青空のもとでのやよゐの独白でいったんトーンを下げた後に、犬の突撃からタイムトリップにいたるまでのスピード感の加速は素晴らしかった。その着地点はコメディ的にとても綺麗なオチがついていて大満足。遠くで落ちているグラサンが情けなくて面白いw


しかし、山崎さんとか村田さんとか、分かりづらいってw この呼び方にはなかなか違和感がある。それで気付いたのだけど、今までの会話は、特定の人物同士がしゃべるパターンがほとんどだったのではないかと思う。特定のベクトルで会話が進んでいた1期の頃では呼ばれなかった名前が、ここに来て呼ばれるようになったというのは、方舟メンバーの人間関係がよりフレキシブルになり、多方向性を持った会話が繰り広げられるようになったということなのではないか。それが、1期で一応ストーリーを完結させた上での、キャラクターにスポットを当てた2期シリーズのスタンスなのだろう。




一方Bパートは久しぶりに、まともにタイムトリップを用いた展開。コメディになるかとばかり思ってたのに、まさかの感動的な展開に焦ったw


ここは本当にいい脚本だったなぁ。わずか10数分という時間の中で複数の伏線の配置と回収を巧みに行って見せ、技巧的な上手さがよく表れていた。とくに、科学と恋の在り方に関する一とあらしのやり取りは感心した。ここは原作の良さが出てたのかな?しかしよく考えるとパラドックスに陥りそうな展開ではあるのだけど、そんなことを気にする暇が無いように、テンポよく濃密な展開がよく機能していたし、最後は大きな感動を味わうことができた。BGMもここは空気を読んでいい盛り立て方。外野が影でとやかく言いながらED曲が流れ始めるのも鉄板ながらいい演出だ。


やれやれそんなオチか、、、みたいな空気になりかけたトコで潤が不安気な様子を見せていたのは、今後発展させる気マンマンって感じだったけど、どんなドラマになるのかまったく予測がつかなくてドキドキしてくる。潤エンドなのかあらしエンドなのか、それとも?? 次回が待ち遠しい。



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