にゃんこい! 第5話「四角関係の刻」

画伯のセリフでいちいち噴くwww


前回がひたすら声優陣と作画演出の暴走によって成立した神回だったのに比べ、今回は脚本の勝利といった印象。毎回のように予測や期待の遥か上を行くクオリティと面白さを提供してくれている今作だが、回ごとにかなり色が違うというか、エピソードの方向性や気合いの入る部分を上手く入れ替えているのが、まったく飽きさせない作り。




今回はてっきり、楓、凪、住吉の三人で潤平を取り合うバトルになるのかと思ってたら、凪の意外な諦めの良さ(というか自分のことを棚に上げて他人の幸せを想える優しさ)が発動して、まさかの水野楓回。いままでばきばきに折られていたフラグがすんなりと立てられて行く光景に、これが見たかったんだよ!!と叫びたくなってしまうw


危ない設定の遊園地が舞台だったわりには、比較的ギャグはおとなしめ(というか前回が異常だっただけかw)で、わりと本気で楓とのいい雰囲気を作ってきたのは、待ち望んでいた展開とはいえ、ちょっと残念な部分でもあった。というか5話目で早くも、楓がこんなに潤平を意識する展開にするとはね。今後の展開も考えてちゃんと計算して作っているのだろうから余り滅多なことは言うものではないけれど、これほど楓の意識を大きく変える前に、もう1クッション、ギャグパートが欲しかったかなぁ。せっかく面白いフラグの立ち方をした凪が、ガチで潤平を狙いに来るコメディ回を1話挟んだ上で、潤平の楓への想いを確認する、という段階を踏んだ方が、凪と楓に関しては丁寧にキャラを深められたはずだ。


これは当然、尺の関係や原作との兼ね合いもあるのだろうとは思うので、今回の展開がベストな選択であったと、後になって評価できるよう、今後の展開を期待したい。


もちろん、笑えるシーンも含めて、各要素が終始高いレベルを維持しているアニメなので、今回もすごく面白かったのは事実。キャラは生き生きと演技しているし、加奈子が暴れるあたりなんかは徹底して描き込まれていて素晴らしいアクション。舞台の描写もあまり手を抜いていないし、また声優陣のアドリブ(と思われる)演技も健在で面白い。それからやはり今回は、楓の最終兵器的な可愛さと、潤平との甘酸っぱいラブロマンスがたいへん気合いを込めて描いてあって、グッジョブだった。





そのラブロマンス的な展開をさんざん見せた後、急速にシリアスムードに移行していったあたりの構成と雰囲気作りの上手さは、見てて唸らされる。ずっと潤平視点で描いていたドラマがいつのまにか楓視点に切り替わり、その楓が、見失った潤平を追いかけるという構図は、今作では初めてとられるパターンであって、それが、何気ない日常描写でギャグすら挿入されているシーンであるにも関わらず、否応なしに違和感を盛り上げる。BGMを切ったのも効果は抜群だった。そうして違和感を次第に高めていったトコロで、クロネコ登場→新キャラ登場→水野隠れる→呪いの話、といった具合に矢継ぎ早にカットをつないでいって、緊張感が一気に高まったその瞬間を狙い澄ましての断絶(ED突入)という、この構成の仕方は見事だった。


この作品は毎回すごく密度が濃くて、30分間が異様に長く感じるのだけど、今回なんかも遊園地から帰ることになった時点でエピソード終了かとばかり思っていた(時計見てなかったからね)。潤平と楓がそれぞれの独白の中ですごくいいムードで、ラブコメ的にはここで切っておくのが一番盛り上がるだろうと考えていたので、その後まだEDに入らずドラマが進行しているのに少々驚かされた。まぁしかしそれも、後日談的にオチをつけるのかなということで、犬のお菓子をもらった時点で今回のオチを理解した気になっていた自分は浅はかだったなぁ。まさかこんな盛り上がりを見せる終わり方を持ってくるなんて、完全にやられた。次週はどうやら待望の双子が出てくるようだし、楓が呪いのことを知ることになりそうな様子なので、じつに楽しみだ。



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