DARKER THAN BLACK 流星の双子 第4話「方舟は湖水に揺蕩う・・・」

最近、自称男でも女でもない人がアニメに出てくることが多い気がする。。。

まぁ、いわゆるおカマさんのメディア露出が多いというのを受けての潮流なのかもしれませんが。テレビの中で見る分にはまったく違和感を感じなくなるほど、おカマさんの存在が市民権を得てきたということでしょう。

高校時代、オーストラリアに短期留学したときに、ガッコの先生がガチホモだったんですが、それを知った時は相当、ショッキングだったんだけどな。当時は自分の周囲はもちろんメディアにだって同性愛者やおカマさんが出てくることがほとんど無かったので、半ば架空の存在だと思ってたからなぁ。いまじゃ、例えリアルで友人がホモ宣言したとしても、ドン引きすることなくその人間性を受け入れてあげれるくらいにはなれたと思う。たまに可愛い男の子を見ると捕って食べたくなることもw 


もちろんゲーム等に出てくる女装少年に対する萌えとはまったく違う話です。こっちはファンタジーだからね。毎朝起こしに来てくてる幼馴染とか、恋愛的な意味でお兄ちゃんのことを好きになっちゃう妹とかと、同じくらいファンタジーですね。





そんな与太話から入ったけど、それが許されるくらいには割とコミカルだった今回のDTB。この作品、感情が無いとされる契約者やドールを主役にしてる分、ちょっとした笑いの要素がすごく魅力的に感じる。悲劇の中に道化を登場させて笑いを誘うのは、劇を彩り深みを与える手法として何百年も前から行われてきたものであるが、今作も、道化の役回りに固定されているキャラはごく限られているものの、真面目そうなキャラにちょっとしたボケを担当してもらうことで、道化に替えて劇を彩る立ち回りをさせているのは上手い。


また主役たる蘇芳が、契約者になってもそれなりに豊かな表情を見せているのも、現時点ではいい効果を発揮している。訓練の様子などは、理詰めで必要だからやっているという意識ではなく、本当はやりたくないしやる意味も分からないのに”やらされている”という感情を描きだしていたぶん、余計にその様子が滑稽に、しかし魅力的に映る。また腹痛(じゃなかったんだけど)ですごい顔になっていたり、恋について考えてみたりと、蘇芳が契約者のわりに意外と幅の広い感情や言動を持ったキャラとして描かれていて、じつに魅力的なキャラになっている。


ここは、疑問点でもあるんですけどね。つまり、感情を失うとか、合理主義だとか、そういった契約者のイメージに、蘇芳自身が収まりきっていないということを強く印象付ける描き方になっていて、見ていてどうしても首をかしげたくなってくる。これはしかし1期の頃から黒をはじめとするたくさんの契約者やドールにも共通する部分であり、恐らく今作のテーマ性の根幹に関わることだろうと思われる。契約者の冷徹なイメージが、人間側や、あるいは契約者自身によって、幾分「作られた固定観念」という側面が強いのではないかと思われ、その固定観念の枠組みとの葛藤が、今作のキャラクター描写におけるメインテーマになっているらしいというのを、ようやく確証として持てるようになってきた。


1期の前半時点ではまだこのシリーズのテーマ性が予想の範疇を出なかったのだけど、話数が進んできてだんだん作品の軸が見えてくると、1期も2期もすごくいい方向に話が進んできていて、じつに面白くなってきている。





そうそう、レンタル視聴中の1期ですが、DVD第7巻、話数で言うと20話?まで見ました。具体的にはヤクザの兄ちゃんがドールと駆け落ちする話と、黄の過去話と昔の女の回で、つまり、心を失ったとされる契約者やドールが、じつはもっと違う、そんな固定観念に収まりきらない存在なのではないかという疑問が、はっきりと突き付けられる回なわけで、ここに来てこの作品の描きたいテーマがよりはっきりと示されはじめたという段階です。こっちはこっちで盛り上がって来ているので、続きを楽しみにしたい。



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