君に届け 第6話「友達」

放送時間がズレてた。危ねぇ~。バレーでしたか。生視聴しといて良かった。



て、今週はしっかり泣かせていただきました。


涙というものが、嬉しいときにも出るものなのだと知ったのは、ちょうど高校生の頃だった。ポーターの『少女パレアナ』を読んで、恥ずかしくも図書館で号泣したのはいい思い出だ。


そしてそれにも匹敵するほど心を揺さぶってくれたこの一連のエピソードには、ただただ感服するしかない。


これは個人的な好みの問題だけれど、真面目な恋愛ドラマにあまり興味がない自分にとっては、恋愛要素以外の部分で、人と人の絆の暖かさ、美しさを描いたお話のほうが、よほど訴えかけるものがある。家族とか、友情とか、ライバルとかね。そういう意味で、風早を縁の下に置いて、矢野と吉田にスポットを当てて徹底的に友情を描いて見せたこの流れは、場合によってはシリーズ中もっとも印象に残るエピソードになるかもしれない。






子が貞子になったワケを回想シーンで語る場面には、少々驚かされた。というのも、てっきりもっと深刻な出来事があったのではないかと、勝手に想像していたからだ。なんのトラウマもなしに貞子の特異な立ち位置と性格が出来あがってしまったという設定に、少々の戸惑いを覚えた。


しかし逆に考えると、とくに大きな出来事が無かったからこそ、爽子のあの性格が作られていったのだとすると、けっこう想像すると辛いものがある。ほんのちょっと、友達に混ざって行く意思が弱かったというだけで、次第に周りの人間から遠ざかり、避けられ、それでも他者の心に何の疑念も憤りも感じることもせず、ただただ自身を卑下し、殻に閉じこもって行った彼女の境遇には、同情を禁じ得ない。


そこには恐らく爽子自身の問題もあったろう。他人と関わることが少なくなったのは、別にこれといった信念があったわけではなく、単純に意思の問題だ。友達が欲しい、避けられたくないという想いがあったはずなのに、それを偽り、自分でも気付かぬうちに仮面で心を覆っていた。その結果が、高校時代の異様な人間関係に繋がっている。


風早は、とっくにそれに気付いていたのだろう。だから、今回はただ見守るだけで、直接的なアクションはすべて矢野と吉田にまかせた。愛のなせるワザとも取ることができるし、風早の人間性の奥深さを実感させる部分でもある。だが、ここは作り手の人間観察の見事さを讃えるべきだろう。


作りもののお話であるはずなのに、それを忘れさせるほど緻密な感情と心の描写。それが、爽子や風早たちに、まるで本物の魂を吹き込んでいるかのようで、じつに見事だ。






ころで、モブが可愛くなった。


1話2話時点では、男はみんなカッコいいのに、女性陣はろくな顔がいないなぁ、などと思っていて、ちょうど今期放送中の「乃木坂春香の秘密」などと比べたりしていたものだったのだが、今思うと、これだけ魅力的なキャラデの脇役やモブが揃っているのにあえてそれを目立たせなかったのは、爽子、矢野、吉田の3人が、内面から溢れる魅力を発揮するまで待っていたのではないかと思う。


少なくとも見た目だけに限って言えば、主役級の女性3人は、お世辞にも可愛いとは言えない。しかし今では、彼女らが見てくれだけに左右されない真の輝きを持っていることを、視聴者はよく分かっている。序盤に目立って可愛いモブを見せなかったのは、視聴者が見てくれに左右されてしまいがちなのを、なるべく避けようとしたのではないか。そんなことを思った。






週はお泊りイベント発生?とりあえず辛い辛いシリアス展開はひと段落ついたので、またほんわか幸せ気分に浸れるエピソードを見たいなぁ。


そして相変わらず本編終了後の番宣は空気を読まない。しかし爽子マトリョーシカ欲しいなww ストラップじゃなくて、ホンモノのマトリョーシカを作ればいいのに。




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