そらのおとしもの 第5話「任侠と初夜」

ますます暴走する「そらおと」。なんてアニメだよww


もはや整合性のかけらもない展開に、抱腹絶倒だった。毎度毎度驚かされる今作だが、それでも現時点で最高傑作のエピソードだったと思う。素晴らしい。


今回は、てっきり会長回だと思ってたんですけどね。とくに智樹が首斬られそうになって、守形がそれを助けようと進み出たあたりは、完全に、会長と守形のキャラを深めるためのエピソードになると思ってた。幼馴染のカップルとして前回までも二人の仲の良さはちょくちょく描かれてきたし、守形先輩がどこぞの名のある家柄の人っぽい描写もあったんで、今回はこの二人が主役かなぁと。


そしたらBパートでこのトンデモ展開だよww 期待は見事に裏切られたが、そんなこと、どうでも良くなるくらい面白かった。つか、スタッフ気合い入りすぎだろw





作画は本当に良く出来てる。イカロスがヤクザの腕をひねり上げるあたりのエフェクトと目の色の変化は、息をのむような美しさがあった。サービスシーンの色っぽさは今期随一。そして怪獣の作画も見事だった。怪獣は、あれはCGでしたかね。最近はCG作画のクオリティがどんどん良くなっててびっくりする。パンツのときもそうだったけど、番組終了後の提供バックで改めて作画の出来に驚かされるね。





それからEDw なにあの曲?w 昔はああいうコメディソングが多かったらしいけど、今じゃああいうノリの歌ってキャラソンくらいでしか聞かれないから、すごく新鮮に聞こえる。


しかもそこに載せる映像も素晴らしいアイディアで感服ですよ。海底人も噴いたけど、一番拍手を送りたかったのは、ED冒頭、大真面目にカッコよく海に突入したイカロスが、次のカットではデフォルメ絵のやる気無さそうな姿になってたトコですかね。この、緊張と弛緩のギャップ、アンバランスさを生みだす絶妙な作画と間の取り方は、本編でも随所に散りばめられているが、本当に見事だと思う。


同じことがAパート序盤で熊に襲われるシーンでも見られる。親熊の勢いある登場のさせ方と、守形の常人離れした格闘でスピード感ある笑いを提供しておきながら、その直後に智樹とイカロスが小熊にかじられる情けない絵を見せてストンと落とす。同じギャグでも、この緩急によるギャップによって、一連のシーンで二重三重に笑いを取る上手いやり方だ。視聴者をどうやって笑わせるか、その点において全力で立ち向かっているのが、今作の最大の魅力だろう。

ギャグのセンス、作画クオリティ、ヒロインの魅力の追求、そして視聴者の予測を裏切る暴走の仕方。これらの要素が極めて高い次元のレベルを保っていて、作り手の術中にどんどんハマり込んでいく感じがする。このあたり、アスタと無印の違いはあるけれど、AIC系列の「そらおと」と「にゃんこい!」はどちらも同じような要素で勝負をしている印象を受け、しかもともに素晴らしい出来映えの作品になっている。またそれらとは方向性が異なる「ささめき」も含めて、AICの力量を見せつけられているのが、今期アニメの特徴として鮮烈な印象を残しそうだ。



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この記事へのコメント

通りすがり
2009年11月03日 00:27
そかそか。 今の若い人は「川口浩探検隊の歌」って知らないのかぁ。
てか、これ元ネタ分からないとクスリとも笑えないよなw
何故か今回はオリジナルで流れてたので、オジサンには一番の爆笑ポイントだったんだが
おパゲーヌス
2009年11月03日 00:38
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。ええ、今作のED曲はどれもまず分かっていません。この世代の人とは違った感覚で楽しんでます。「夏のあらし!」はまだ、聞き覚えのある曲が多いのでマシですけどね。

逆に、このあたりの曲(80年代くらいですか?)をリアルタイムで聞いてた方が、こういうアニメを楽しんでるものなんですねぇ。そっちのほうが自分には興味深い現象だったりしてます^^

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