夏のあらし!春夏冬中 第11話「ハイスクールララバイ」

木苺は、無自覚な淡い恋の味。



回、恐らく今シリーズのメインストーリーとして据えられていた一連のエピソードが最終回を迎えたことで、改めて単発エピソード回をやろうという今回。寒いコントをやられたらどうしようかと思っていたけれど、ただの杞憂に終わって良かった。やはりこの作品は、青春が抱える一抹の寂しさや不安、揺れ動く心情をしっかりと描いてくれた方が、設定がぐっと生きる。


もちろんギャグ回が不要という話ではない。ギャグ回でナンセンスなコントを見せていたからこそ、理不尽な描写や展開(今回は潤の女体化、もとい急成長)を取り込んでも、作品として破綻しないという強みがある。あとは、その量のバランスと、質の問題。




期はじまってからの最初の数話は、まるで潤をメインヒロインに据えようとしているかのような展開が続いたが、今回はその続きというか、あらしもいいけどやっぱり潤とくっついたほうがいいよねぇ、と改めて思わせるお話。


設定と話の展開と、どちらを先に思いついたのかは分からないが、潤の目の前で潤の噂話をする、というのはなかなか良いシチュエーションだと思う。はじめが潤(涼子)のことをベタ褒めするのと合わせて、潤の表情をめまぐるしく変化させるトリガーとしてよく機能している。はじめの褒め方はちょっと気取ってて好感は持てなかったけどねぇ。まぁ、中1の男子なんてあんなものか。


潤がはじめに惹かれて行く様子があまり性急に描かれず、1期のころから長い時間をかけて少しづつ少しづつ進展させているのが、すごく好きだ。明確にどこでフラグが立ったのかすぐには指摘することができず、個々の小さな経験の積み重ねが、いつのまにか潤の気持ちを大きく揺り動かすことになっている。インパクトのある出来事を通じて急激な変化を見せるあらしとはじめの関係とは好対照で、かたやSFモノのラブロマンス、かたや等身大の青春劇と、二人のヒロインを用いてタイプの違うドラマを併存させているのは面白い。



しかし恋物語としてはかなり良く出来ていた今回だったけれど、サプライズパーティーのシーンが盛り上がらなかったのは残念。潤の棒読み演技やはじめとのニヤニヤシーンで魅せてはいたけれど、饅頭押しつけたり、パイを投げたりするあたり、もうちょっと動きに工夫が欲しかったなぁ。せっかくのパーティーなのだから、展開にも、映像や音についても、もっと豪快さがあって欲しかった。こういったシーンでのトンデモ展開はシャフトのお得意技のひとつだと思うのだけれど、今回に限らず2期では全体的に、アイディア不足や気合いの足りてない印象が強い。「化物語」でMP使い果たしたか?




が、他のことに夢中になってヘンな着替えにも気付かないというネタは、1期の頃からさんざんやられていたもので、その延長が今回の、ピチピチの服を着たまま外出してしまうという展開。ウェディングドレスとかもそうだったけど、潤を着せ替え人形みたいに扱っていて面白い。今回は貴重な貧乳が無くなってしまったのが残念だけど、ホットパンツで半ケツとか、さすがに分かってらっしゃる。本当なら、体が元に戻った時の着物のはだける描写を、もっと見せて欲しかったトコロ。


公式サイトのあらすじ紹介によると、次回は小林ゆうが登場するらしい。いったいどんなキャラを演ってくれるのか、激しく期待w




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