ささめきこと 第11話「なんでもない」

アバンから女子部のテーマで噴いたww


回は、前回おじゃんになった水着回を、改めてフルキャストwithout朱宮くんで送るエピソード。そりゃあこのシチュじゃ女装少年の出番はないだろうとは思ってたけど、残念。


かわりに、カレーパンの女・きよりんが縦横無尽に活躍する様子が見れたのは、ご褒美だった。純夏とあずさの仲を引き裂くナイスアイディアには思わず唸らされたが、それに加えて貧乳ズを引き回して遊ぶ彼女の、ほがらかで暖かい無邪気さに、見入ってしまった。


いやしかし、フリーフォールのシーンはすごかったんじゃないですかね。上昇している様子を三人の表情で巧みに描き、緊張感と同時にくすくす笑いがこみ上げてくるように仕向ける。そうして千和さんの「オゥ、ジーザス」の一言で緊張の糸が切れ、落下と同時に腹筋崩壊w 見事すぎるシーンだった。


この”子どもチーム”の描写は他にも、きよりんの「わっはっはー」やみやこが浮輪の穴から落ちる描写とか、豊富なアイディアをいろいろと繰り出してきて面白かった。





方”おとなチーム”のほうは、ちょっと首をかしげざるを得ない、演出のまずさが目立つ。そもそもギャグなのかシリアスなのかはっきりしない上にテンポの悪いセリフ回しが劇を盛り下げるのだけど、それを映像も音響もフォローし切れていない。


風間と純夏が意識しちゃって気まずい雰囲気になるのは構わない。そこで、芝居の動きが止まり、BGMを切って静けさを印象付けるのも正しいやり方だと思う。けれど、その雰囲気に引っ張られて、もっとギャグっぽいノリのシーンまで微妙な空気に包まれていたのはいただけない。


分かりやすいのは純夏が朋絵に対抗意識を燃やして勝負を挑むシーン。純夏は今回、さんざんおかしなテンションの芝居をしているし、またいざ勝負が始まればコミカルなBGMを流してなごやかな喜劇風のノリになるのだから、その前後も、ギャグにしなくてもいいから、もう少し明るい空気で通せば良かったと思う。中途半端に音を少なくしたりすると、「あれ、シリアス展開かな?」と身構えてしまう。そこで視聴者の意識に断絶を起こしてしまうのだ。本当にシリアスへ転調するのならいいのだが、転換点でもなんでもないシーンには、前後の展開とのつながりを意識して欲しかった。


もしこのぶつ切り感やテンポの悪さが意図的なものなのだとしたら、その意図は完全に失敗してしまっていたと言っていい。絵的にもドラマ的にもそれほど大きな動きで魅せる作品ではないのだから、細かいシーンやカットに気を配らないと、せっかくの面白さが半減してしまう。この作品はそのあたり非常に巧みにやってきた印象が強かったので、今回はどうしちゃったのかな、と思った。




リアスへの転換という意味では、あずさが純夏と風間を見つけたシーンはとても印象的で良かった。一応、純夏がちゃんとフォローしていたとはいえ、この時のあずさのショックは消えはしないわけで、そのまま午後の楽しい時間を描かずに夕景の帰宅途中へ舞台を転じたのは、しっかりギャグからシリアスへ転換した後の描写に気を使っている。


相手を好きだからこそ、その人の視線の意味に気付く。朱宮くんもそうだったが、今回はあずさがその役回りだった。しかも彼女の場合は、朋絵の助言を受けて、当事者ではなく作家としての一歩引いた視点に立つことで、純夏と風間の関係性を分かりやすく視聴者に解説するという役目。最終話へ向けて話を収束させていくのに、巧みにキャラを動かしているのが好印象だ。


なぜかペンをくわえたままキーボードをたたくあずさが打ち込んだ「雪の向日葵」という言葉。いったいどういう意味なのだろうね。あずさは、このまま作品と視聴者の間に立つ、橋渡し的な役どころになるのかもしれない。そういう意味で、彼女が書き始めたこの新たな小説が、どういう意味を持ってくるのか、要注目だろう。




回予告はまた盛大に噴いたww 


次週のサブタイトル「雨を見たかい」といえば、Creedence Clearwater Revival (いわゆるC.C.R)の名曲「Have You Ever Seen The Rain」の邦題ですねぇ。関係あるかどうか知らないけど。


↓ちなみにこんな曲。




自分は、C.C.Rはもっとブルースな曲が好きなんですが、やっぱこの「Have You Ever Seen The Rain」や「Proud Mary」みたいな、カントリー&フォーク調の歌謡曲が大衆的な人気があるようで。情感豊かな歌唱と演奏が素晴らしいですな。




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この記事へのコメント

神酒原(みきはら)
2009年12月18日 00:27
おう、今回はおパゲさんと意見が分かれたなw
大部分は同じなんですが、大人チームのところですか。

一つ同意しておくところが、BGMの使い方かな。
これはあまり上手くないと思いました。
でも映像に関しては、別にぶつ切りだとは感じなかったなぁ。

むしろ、というか今回の話は最初から最後まで割と淡々と描いていて、怒涛の前回と対比させて何でもない青春の1ページみたいなものを描くのが目的だったと思うので、僕が記事で絶賛したフィックスがすごく活きていたと思うんです。
大人チームのところでもね。

さすがにここは感じ方の違いなんですかねぇ。
おパゲーヌス
2009年12月18日 01:06
>神酒原さん
神酒原さんご指摘のフィックス、すなわちフリーフォールのシーンとか、食堂のケバブとかですが、このあたりは見事だったと思いますね。それから水泳対決のシーンも。こういう、劇として純粋に面白い部分では、フィックスを用いることでいっそう魅力が増していたと思います。

ただ自分がイマイチと思ったのは、メリハリを付けようとしてたらしいのが逆効果になってる部分が散見されたように見えたからですね。淡々と、っていうほど穏やかな感じではなかったし、かといって大きな山があったわけでもないので、それならテンションをむやみに上下させず、子どもチームのノリに近づけたほうが良かったんじゃないのかなぁ、と。

前半のきよりん無双と、終盤のあずさメインのパートが素晴らしかったので、相対的な印象なんですけどね。

あるいは自分がコンテや演出を担当するなら、もっと全体的にテンションを下げて、”楽しそうなんだけど、どことなく寂しげで何かが渦巻いてる”ような雰囲気を強調しても面白いかも、とか思ったり。まぁ、いろいろ考えながら見てます^^

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