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zoom RSS 君に届け 第12話「恋愛感情」

<<   作成日時 : 2009/12/23 02:13   >>

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男に惚れるアニメ、それがきみとど。


っていうか龍、かっこよすぎだろ!!


ぁ、みんな同じこと書いてるんだろーなー。でも、ちづの事を語る時の彼は本当に幸せそうで、胸がほっこりと暖かい感情で満ち溢れているのがよく伝わってくる。しかも後輩か弟なんかと秘密を共有しようとでも言うような親しみのこもった微笑みが、破壊力ありすぎてもう。心臓を撃ち抜かれたよ。ズッキュゥゥンって。


そう言えば風早は風早で、違う意味で撃ち抜かれてて噴いたw 胡桃ちゃん、自分の幸せのためなら惚れた相手を不幸にするのも厭わないですか。すさまじいまでの魔女っぷり。この子がどこぞの大富豪を籠絡して破滅に追い込むようなドラマが見たいねw スピンオフとか番外編でやってくれないかな。





然として激しい火花を散らす恋のさや当ては、矢野が参戦したことで一層ヒートアップ。相変わらずセリフ回しがいちいち巧すぎる。


爽子の前で調子を崩している彼女はまるでナナエルみたい。茶目っ気があって可愛いのだけど、強敵を前に焦りが出ているのが分かる分、可哀そうにもなってくる。まず爽子との直接対決では決定打を与えることができず、そこへ矢野あやねの痛撃を食らって防戦に回らざるを得なくなった。そこで搦め手からなんとも嫌らしい戦術を仕掛けてきたが、直情派で、なおかつ良き友人に恵まれている龍や風早に対して、むしろ自分の首を絞める結果になってしまいそうだ。


前回までは爽子のピンチを見せたトコロで幕を引いて次週への渇望感を煽っていたが、今回はとうとうその構図も逆転されてしまった。こうなってくると、日本人らしく判官びいきが発動して胡桃ちゃんに頑張って欲しくなってくるから不思議なもので、自分の軽薄さ(というかバトル好きの野次馬根性)が恨めしくさえ思えてくるw タイトルワークも「とくべつ?」→「恋愛感情」→「恋」と、もう爽子ルート直行コースな感じで展開されているので、ここで胡桃ちゃんにはもうひと踏ん張りを期待したい。


しかし、ライバルの存在が無自覚な恋を目覚めさせてしまうというのは、なんとも因果なものだ。もし爽子と風早が付き合うことになっても、ライバルとか障害が無ければ、手もつながないで何年も経過してしまいそうだw





の噂の真犯人、最近の展開がスゴすぎてすっかり忘れていたのだけど、やっぱり胡桃ちゃんがアヤシイという話。事件解決から何話も経った段階で挿入してくるというのはニクい。胡桃ちゃんは、「そんなことしても風早に嫌われるだけなのに」みたいなセリフを吐いただけで、我関せず、といった態度を取っていたが、当時の段階で彼女が犯人だというのを明言せず、すっかりそのことに触れないままここまで持ってきたという、こういう時間のかかる回りくどい伏線の張り方は好きだ。


ストーリーの方向性はまったく違うが、ドストエフスキーの長編小説はこうした伏線の張り方が上手いんですよ。一見、本筋とは関係の無さそうな、しかしちょっと印象深い小話を脈絡もなく挿入しておいて、そのエピソードが後になって大きな意味を持ってくるという構成。この構成力の巧みさがドストエフスキーの魅力のいち要素であると思っているのだけど、今回の胡桃ちゃんと噂の関係性についても、それに近い印象がある。当時はもちろん今回の段階でさえ、アヤシイというだけで、本編でも語られる通り証拠も何もなく、まだ胡桃ちゃんが真犯人だと決まったわけではない。そうかもしれないし、違うかもしれない、でも限りなく黒に見える。そんな微妙な推理の”揺れ”を楽しませてくれる。


この件に関しては、事の真相は描かれなくてもいいと思う。ヘタに犯人晒しみたいな展開を描いても本筋に必要不可欠なエピソードであるとも思えないし、「もしかしたら?」と仄めかす程度にとどめておいて放置するのが良さそうだ。




んなことよりも次回予告で、風早が爽子の手を引いて走っていたことのほうが気になるw 二人の関係に進展はあるのか、それとも毒蛇・胡桃のさらなる罠が発動するのか。注目しておきたい。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おパゲーヌスさん、こんばんは!お久しぶりです。
キミトドにドストエフスキーの例え、いいですね。文学ネタとか好きです。
くるみと矢野ちんの心理的な探り合いに、ポルフィーリイとラスコーリニコフのやり取りを思い出しました。
SIGERU
URL
2009/12/26 23:59
>SIGERUさん
どうもお久しぶりです、コメントどうもありがとうございます^^

ドストに反応してくださったのは嬉しい限りです。『罪と罰』で言うなら、今回のエピソードを見て自分はソーニャの父とラスコーが初めて出会った序盤のシーンを思い出しますねぇ。これから重大な犯罪を行おうという不安定な精神状態のときに、道化のような情けない男と、とりとめのない話をする。これが、なんでこのタイミングで挿入されるのか分からないけど、すごく印象的だった。まさかヒロイン登場の重大なフラグになろうとは思いもしませんでしたw もちろん以前描かれた胡桃ちゃんを指しての感想です。

しかし、指摘されてたしかに、ポルフィーリーとラスコーリニコフのやり取りに近いものがあると気付きました。刑事コロンボ的なプロットで、読者(視聴者)が犯人を知っている上で、追求する側と逃れようとする側の対決を描く。まさに今回の胡桃ちゃんとちづの会話ではその絶妙なハラハラ感を出せていましたね。
おパゲーヌス
2009/12/27 16:58
連投失礼します。
おパゲーヌスさんが本文で言いたかった事は分っているつもりですので、大丈夫ですよ?
>まだ胡桃ちゃんが真犯人だと決まったわけではない。そうかもしれないし、違うかもしれない、でも限りなく黒に見える。そんな微妙な推理の”揺れ”を楽しませてくれる

カラマーゾフのスメルジャコフの事を言いたかったんですよね?
イワンとスメルジャコフの超怪しい駆け引きこそが、おパゲーヌスさんの文脈に沿うものだと想像します。
私が提出した『罪と罰』の例えは、単に、矢野ちんとくるみちゃんのコロンボ的やり取りからの連想です。
つまり、全く別の話題を出したということなのですね。
とはいえ、ご指摘のとおり、『罪と罰』においてもドストさんの手法はカラマーゾフを先取りしています。
道化のマルメラードフ、そして誘惑者サタンの化身というべきスヴィドリガイロフ。
二人のように優秀な性格脇役がいなかったら、『罪と罰』といえども、お説教調の貧相な作品と成り果てていたかも。
ドスト氏が、シェイクスピアと並び称される大文豪、深刻な心理洞察者と言われる所以なんでしょうね。
SIGERU
URL
2009/12/27 22:22
>SIGERUさん
ドストの作品は、脇役が主役級の存在感を発揮するから面白いですねwそういう意味で「君に届け」も、爽子や風早をなかばほったらかしにして、胡桃ちゃん視点で描かれている今の展開はかなり好きです。会話劇の構成の仕方は、自分が視聴している中では、今期の他のアニメの追随を許さない作品だと思います。

お説教調の作品も、テーマが良ければ自分は好きですけどね。ヘッセとかまさにそんな感じで。これらの文学作品に匹敵するだけの奥深いテーマ性を、アニメにも追求してもらいたいとか思ってるんですが、なかなかそんな日は来そうにありませんw
おパゲーヌス
2009/12/28 14:04

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