バカとテストと召喚獣 第1話「バカとクラスと召喚戦争」

会社違うからどうなるかなと思ってたケド、文句なしに大沼クオリティだったので満足。


まぁ、人物の作画なんかを見るとやっぱり「タユタマ」レベルではあったんですが、これだけの勢いのある作品なら十分でしょう。




・舞台設定について


学校を舞台に、成績や家柄等による非常識な格差や差別を、作品世界の設定に取り込む作品は少なくない。例えば「S.A」などは家柄・成績ともにトップレベルの生徒達への差別をことさらに強調した世界観を売りにした作品として記憶に新しく、セレブリティを描くファンタジーとして見れば楽しめるものの、人によってはあの差別を肯定する設定に嫌悪感を示す人もいるようだ。


今作の場合は同じように成績による格差をこれ以上ないくらい分かりやすく強調しておきながら、上位階級を”倒すべき敵”として設定することでカタルシスを生みだそうという作戦らしい。判官びいきの伝統を持つ日本人として燃えずにはいられないシチュエーションであるし、最下層をことさら自虐的に描くことでギャグとしても成立させやすい設定で、見事な着眼点だと思う。


ところで成績の良し悪しがクローズアップされる学園モノといえば、どうしてもお受験戦争という単語を連想してしまう。今作の舞台となる文月学園も進学校ということで、有名大学への受験を念頭に置いた成績差別システムなのだろう。このような設定って、今の中学生や高校生にはどれだけのリアリティを持って受け入れられるのか、けっこう気になる。同じドラマが80年代から90年代あたりに放送されていたら、学生にとってはシャレにならないシチュに映りそうだけれど。今はゆとり教育ってもう終わってるんだよね?でもかといって、それほど成績にうるさい時代でもないよねぇ。実情はそうでもないのかしら。


まぁ、昔ほど成績に過敏な時代ではないからこそ、今作の設定がギャグ&燃えアニメとして成立できるのかもしれない。第1話時点ではそれほど、点数が悪いことに対する精神的負担は描写されていなかったわけで、小難しいことを考えずに単純にゲームバトル的な感覚で、テストや成績といった単語を受け入れておけばいいのかもしれない。




・椎名美夏イチオシだけのことはあった


とにかく、素直に面白かった。笑えて、燃えて、萌えることのできる作品だった。


「生徒会の一存」で、アニメに最適な作品だと評されていた今作。自分はラノベなど読まないので、いつも通りまったく原作の知識は無しで視聴したのだけど、確かに非常にアニメ向きの作品だなぁと納得した。変身シーン、ちびキャラ、魔法陣のエフェクトなどは、やはり見た目が派手なので画面によく映える。今回は弱小Eクラスとの対戦ということで作品的には前哨戦といった感じだったが、Aクラスとの戦争はさらに派手なバトルを展開してくれることを期待したい。


一方で「戦争」と名のつくだけあって、知将・坂本雄二を中心になかなか上手く戦術描写をやってくれていたが、このあたりは原作の持ち味なのだろうか? 作戦立案者がいて、手駒にそれぞれ役割があって、その動きを分かりやすくかつダイナミックに描くというのは、なかなか出来ることではない。とくに「三国志」に慣れ親しんだ日本人にとって、戦争描写と言えば一騎打ちと手品のような奇襲作戦だと思いこんでいる傾向が強く、それに大いに不満があったのだが(「コードギアス」2期なんかはまさにそんな感じ)、今作は戦局の流れをきちんと描写しながら、真打ちである姫路瑞希の活躍を強く印象付けるというカタチに、綺麗にまとめ上げてあったのが、大変好印象だった。


その上今回は、こいつが主役なんじゃねーのかと思ってしまう雄二が、結局戦おうとしなかったあたり、次回の召喚戦争に対する期待感が膨らんでくる。あえてEクラスと設備を交換せずにAクラスと戦うことになったということは、やはり何か因縁があるのだろう。うまく伏線を張って幕を引いたなぁ。




・ちゃぶ台の有効活用


Fクラスの設備を見せられた時に、一番印象的だったのがちゃぶ台。登場しただけで、「さすがにこれはねーよ」と笑いがこみ上げて来てしまうが、学校とちゃぶ台という異色の組み合わせはナイスアイディアだと思った。もっと言えば、ここはミカン箱だろうと思うのだけどね。あの太い脚にボンド塗ってる絵はこれはこれで面白かったが。


しかし驚かされたのは、姫路瑞希がFクラスに入ってきたときのこと。机といすの置いてある普通の教室なら、珍しい生徒が入ってきたときにまず見やるのは顔をはじめ上半身だ。腰から下は机の影に隠れてあまりまじまじと見ることがない。ところがちゃぶ台は床に直接腰をおろして使うものということで、座っている生徒たちの目線はモノの見事に下半身、もっと言えば膝からスカートのひらひらあたりに集中する。


正直、これにはやられた。教室で地べたに座るということが、そういうコトを意味することになろうとは思ってもみなかった。教室の床に座り込んだ記憶などほとんど無いし、そもそも6年間男子校だったために制服姿の女子と同じクラスで過ごすという経験が皆無だったために、ちゃぶ台が最初出てきたときにはまったくこの事態を予測できなかった。シチュエーションの作り方が上手すぎる。


とくにここは、パンチラをさせなかったのが高得点。島田美波のプロレス技もそうだが、他のアニメなら絶対にパンツ見せるであろうシチュで、あえて見せない描写。ヤマカンなんかもそうだけど、スカートの中を見せないことでフェティシズムを追求する姿勢は大好きだ。




・燃え要素と男の娘に期待大


今回提示された展開から察するに、Aクラスとの召喚戦争をいかに勝利に導くかというのが、今作のメインストーリーになるのだろう。力も無く虐げられた者たちが、力のある者を打ち倒すという展開は、個人的に非常に燃える。とくに、ただバカ騒ぎをしているだけでなく、ちゃんと作戦計画を練る人物が主人公側にいるというだけで、大変期待が持てる要素だ。まだ主役の存在感がイマイチなのが気になるが、坂本雄二にはぜひとも熱い戦いを演出して欲しい。


それから、木下秀吉の存在は注目。素晴らしい男の娘ではないですか。萌え要素は彼に期待しておきたいと思う。次週タイトルが同性愛を連想させるものであるだけに、早速、萌え要員としての真価を発揮してくれるのかもしれない。じつに楽しみだ。



にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加中です。読んで良かったとちょっとでも思ったら、クリックしてもらえるとやる気でます^^

花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ
↑はなおとRB(ロイブー)発売決定。女装少年好き集まれ!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック