れでぃ×ばと! 第6話「しーくれっと×ぼーい?」

待望の大地薫回。


誰が本当のことを分かっていて、誰が分かっていないのか。分かっていないように振るまっているが、じつは分かっているのではないのか。大地を取り巻くそれぞれのキャラについて考えるてみると、面白そうだ。そんな自分は、「日野秋晴はじつは気付いている」に一票。




前回の話で大地の出番がほとんど無かったことにいまだに憤りを感じているわけですが、それでも待ちに待った大地クンの当番回。女装にしろ男装にしろ、性別を偽るという倒錯した感情を持ったキャラには大いに心惹かれるものがある。彼(と言っていいのかは分からないが、このキャラの代名詞として”彼女”はふさわしくない気がする)の出番は第1話以来、ずっと待望されていたものだったろう。




前回の温泉回で彼の登場を期待してしまったのは、単純に、性別がバレるかどうかの瀬戸際でうろたえ取り乱す姿を、見たいと思ったからだ。隠せば隠すほど、ひん剥いてやりたくなる。そんな加虐的な嗜好を満足させるのが大地薫の役目であると、信じて疑わなかった。


だが今回、彼の担当エピソードを見て、なるほどそういう話をやりたかったのかと、合点が行った。彼をひん剥いて困らせるのはいつでも出来る。実際今回も、そういう罠は随所に散りばめられていた。しかし、それをメインストーリーに据えるのではなく、彼自身の内面、すなわち女の子としての心情と男としての体裁の間で揺れる、そんな10代の感情の機微を描いたのが、今回のエピソードだったわけだ。




青春時代とは、自分自身のあり方を確立させる時期でもある。自分は男なのか女なのか、またそれはどんな男でありどんな女なのか、なかなか見えない自分の本当の姿を探りあてようとする大地の苦悩は、なるほどこういうエピソードでしか描けない。バレるかバレないかの綱渡りは今後も何度も楽しむ機会があるだろうから、それはそれで期待しておくとして、今回は彼の心情を暖かく見守ってあげればそれでよい。




エロと妄想の暴発する単純でバカらしいコメディかと思っていると、まるで不意打ちのように、こうやって胸の奥まで響くようなドラマを見せてくれる。そんな計算されたアンバランスさ加減が、今作の大きな魅力であることは間違いない。


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