デュラララ!! 第6話「東奔西走」

ちょ、今回面白すぎだwww




・首なしに萌えさせる気マンマンだろー


なんなの、今回のセルティはw いや前々回に彼女の人間性がだいぶ明るみに出てからは、どんどんとキャラのイメージが崩れていってる。宇宙人番組を、手を胸の前で組んで食い入るように見つめる彼女の姿は、腹筋崩壊ものだったw


またみゆきちが、少ないセリフをじつに情感豊かに演じてくれていて、そのセリフや今回の立ち回りの滑稽さも相まって、極めて大きな存在感を発揮している。しかもその存在感というのが、第1話の頃のオカルティックな畏怖とは真逆の、マヌケで微笑ましいものであるだけに、究極のギャップ萌えを提供してくれている。


少ない出番で確実にハートを掴んでいくセルティには、今後も注目度大ですな。


注目キャラと言えば、折原臨也と平和島静雄の両名も、少ない出番で大きな存在感を放っていてじつに面白い。とくに臨也は今回もいい道化っぷりで、意図のまったく読めない、恐らく自分が楽しみたいだけなんじゃないかと思わせる大胆不敵な言動を取りながら、ストーリーを巧く転がしてくれる。そして、そんな道化の動きに水をさす役割の静雄の登場が、タイミングが絶妙すぎて感心する。


独創性たっぷりなキャラクター性を、限られた出番の中でしっかりと確立し、その特性を巧みに活かした過不足ない登場のさせ方で劇を盛りたて動かしていく様は、相変わらず見事と言うほかはない。




・今回の主役はダラーズ


「世に名高いカズターノ事件だ」なんて言うものだから、さぞや社会を賑わせた大事件なのだろうと身構えていたのだけど、実情はドタチンとその身内にしか分からない極めて限定的な出来ごとで、大仰な物言いに笑ってしまった。徹底してコミカルに、それでいてスリリングな鬼ごっこ的展開に、エンターテイメントの極致を見た気分になる。


しかし、さも社会が彼らだけで構成されているかのような言い分には、注意が必要かもしれない。「世に言うカズターノ事件」と紹介するからには、その事件が”世”の中で話題になっていなければならないわけで、ドタチン達にとっての”世”=世間・社会が、彼ら4人組の外には存在し得ないことを暗に宣言しているかのようだ。


そして断片だけでも提示されるダラーズの実態。彼らがダラーズの一味だったというのは驚きだが、そのダラーズという組織の意図も構成もまったく不明瞭ながら、組織の内と外を意識として明確に分離することで、アイデンティティを確立させているように見える。全然組織らしくない部分と、いかにも組織っぽい部分を併せ持った、秘密結社みたいな印象だ。このダラーズに加わったということが、門田京平の生活にそれほど大きな影響を及ぼしたわけではなさそうだが、しかし「周りとは違う」という自己意識を確立させる大きな要因のひとつに、なっていてもおかしくはない。


末端のメンバーにとっては、確かに組織は存在しているのに、上の人間も知らなければ組織の構成も謎、ましてやトップの顔も名前も分からない。そんなダラーズに良く似た設定を持っている組織が、ドストエフスキー『悪霊』にも登場する。あちらは無神論者の組織であったが、結局その組織があるのかないのか、本当に存在する秘密結社なのかそれともでっち上げられた砂上の楼閣だったのか、そんなミステリーが、今作でも描かれることになるのかもしれない。




・徐々に見えてきた道筋


ともあれ、ダラーズという組織の謎よりも前に、まずは矢霧製薬の人体実験という伏線が先だろう。今回の話で、人さらいの暗躍、園田杏里と消えた友人、矢霧誠二と”首に傷のある女”、といった伏線が、一本のストーリーに収束していく気配を見せた。ここに、次回の主役っぽい平和島静雄たちの都市伝説的キャラクターがどう関わってくるのか、そのあたりに注目しながら、今後の展開に期待したい。


それでは、今回は以上です。


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    Excerpt: 首ありの人さらい Weblog: 穹翔ける星 racked: 2010-02-19 00:10
  • デュラララ!! #6

    Excerpt: 人狩りとダラーズの謎が少しだけ解き明かされたお話でした。以前、女子高生を誘拐しようとして、首なしライダー・セルティに叩きのめされた人狩りたちですが、その後も家出人やら不法... Weblog: 日々の記録 racked: 2010-02-19 20:27