聖痕のクェイサー 第8話「双面のアトミス(前篇)」(販促版)

この作品の次回予告は、毎度ながら秀逸だなぁw




・今回の敵は酸素使い


鳳榊一郎とリジーが聖ミハイロフ学園にやってきたということで、今度はこの二人との対決を軸にドラマが展開されるのだろうと思っていたのだけど、その前に別の敵を登場させた。ということは、リジーたちのドラマはもっと後にやるのだろうね。恐らく、この師弟がまふゆ達と十分に仲良くなったところで、悲劇的な展開が訪れることになるのかもしれない。その意味では、今回、鳳とリジーが絡んで早速微笑ましい光景を見せてくれたのは、これ以上ない好発進と言える。


さて、それまでのつなぎ役としての登場であろう新キャラの酸素使い。マグネシウムや塩素と同様、いまのエピソード限定の出番と思われるものの、カーチャ、テレサとのバトルシーンは存在感たっぷり。酸素の持つ特性の強みを巧みに印象付けるアクションに惚れぼれした。また、単なる憎らしい敵というだけでは芸が無いわけで、今回は妹(この人がマリアなのだろうか?)の存在がいいアクセントになっていた。前後編で扱うのに十分なボリューム感が、ありそうだ。


それと、お便所ふーちゃんこと御手洗史伽が、やっとサーシャたちに絡んできた。といってもまだ無理やりな出演といった体だが、萌え度の高いキャラクターなので、今後の活躍に大いに期待したい。




・いつのまにか繋がっている心


今回はそれぞれの登場人物たちの描写において、当初は表面上の打算的な付き合いでしかなかったのが、いつのまにか欠くべからざる存在に変化していた様子が、目を引いた。


とくに印象深かったのはカーチャだろう。桂木華は彼女にとって、もともとはマグダラのマリア(一時的なパートナーであり、生神女の代替品)として利用すると同時に、自身の気を紛らわせる玩具でしかなかったはずだ。もちろんそんな玩具であっても、カーチャに住処を提供するという役割があるし、何より自分のモノを勝手に奪われて黙っているキャラではないだろうから、奪い返しに行くのは当然と言える。


しかし今回のカーチャの様子は、ただ玩具を盗られたにしては、穏やかでない表情をしていた。危険を顧みず華を救出しようとしたり、あるいは炎の中に飛び込んできた華に感謝の眼差しで「逃げなさい」と呟いたりして、カーチャの中で華の存在が大きくなっていたのが、印象的に描かれていた。玩具からペットくらいには昇格したのだろう。


華の献身がいつか報われ、マグダラではなく正真正銘のマリアとして、カーチャに尽くすことが許される日は、そう遠くないかもしれない。がんばれ華、負けるな華!w




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次回はいよいよサーシャが酸素使いと対決することになるのだろうが、次回予告で見せられたいくつかのカットからは、単純に二人が戦うだけの物語になるとは思えない。どんな展開になるのか、期待したい。


ところで、タイトルにもなっている「アトミス」って、何なのだろう? 公式サイトの用語集にも載っていなかった。カーチャが、敵が風を起こしているのを見て彼をアトミスと呼んでいたが、しかしその時点ではまだ、酸素を使うクェイサーだとは判別できていなかった。となれば、気体を使う系統の能力者を指す言葉か、あるいは組織名とかかもしれない。また「双面の」というくらいだから、妹もアトミスなのだろうか。


しかし酸素使いとその妹、EDのクレジットを見ても名前が判別できず。アニメワンの画質はひどすぎると思う。




それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

2010年02月28日 16:58
はじめまして、TBさせていただきました。
アトミス=大気使いの称号、でよかったと思います。
大気を構成する酸素等の元素は人間の活動圏に大量に存在し、クェイサーとしてのレベルによらずその使い手は最強の部類になるから、らしいです。
おパゲーヌス
2010年02月28日 17:28
>もちぃにさん
TBとコメント、どうもありがとうございます。

なるほど、アトミスは大気使いですか。atmosphereの語源と関係のある語ですかね。ラテン語でしょうか? 最強の部類というのは、次回の展開が楽しみです。

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