バカとテストと召喚獣 第12話「愛と勇気と俺達の戦いはこれからだ!(仮)」

どんだけ重たい釣鐘かっ




・実質最終話?


今回はいよいよクライマックスであるAクラスとの試験召喚戦争。次回も戦争やるとは思えないので、メインエピソードとしてはたぶん今回が実質的な最終話だろう。雄二の智謀、Fクラスの面々の愉快な奮闘、そして大将同士の熱い決戦。今回も極めてセオリー通りの筋書きで話が進むが、このセオリーの中でいかな戦いを描くかというのが、勝負点だ。


今回の雄二の戦略・戦術は面白い。戦術考察は後述するが、戦略については、いままでの「なんで設備の入れ替えをやらないの?」という素朴な疑問に、応えるカタチとなった。姫路瑞希にいい設備を提供したい、という明久の願いに端を発したお祭り騒ぎのはずなので、雄二がFクラスの教室にこだわり続ける理由が今までは見えてこず、きっとAクラスのやつらにこのボロ教室を押しつけたいのかなぁ、くらいしか思い浮かばなかった。しかしそこにも、尺不足でちょっぴり強引な気もするが、ちゃんとした戦略があったというのが明かされた。


まぁ、いつの間にか瑞希も環境への耐性がついたようで(やはりバカが遷ったのか?w)、いまではすっかり、Fクラスにいても咳ひとつしなくなったどころか大暴れするようにまでなったので、いまでは戦う理由の筆頭が、成績が全てではないことを証明したいという雄二の決意に挿げ替えられた格好になっている。雄二が主人公でいいじゃん、と言われるのは、このあたりにも一因があるだろうなぁ。




・スキタイ人の戦術


強大な戦力の敵と戦う時、退却しながら敵の戦力を分散させ、バラバラになったところで各個撃破するというのは、古来よりスキタイ人をはじめとする騎馬遊牧民が得意としてきた戦術だ。アケメネス朝ペルシア最盛期の王・ダレイオス1世が大軍でスキタイ領に攻め込んだときに、見事にこれを撤退に追い込んだスキタイ人の活躍は有名だ。


今回の雄二の作戦は、これの応用と言えるだろう。圧倒的な敵の主力を叩くのに、廊下や教室を出て広く部隊を展開できる校庭に布陣、それを闇雲に追いかけてAクラスの戦列がバラバラになったところで、一人づつ集中攻撃を浴びせる。まるで絵に描いたように理想的な各個撃破だ。バリケードを作ったりズボンを下ろしたりと、無茶苦茶な描写もあったけどw 


それでも残念だったのが、結局Aクラスの連中を倒しきれなかった点かなぁ。Fクラス主力を撃破して屋上にかけつけたAクラス生徒の数の多さを見るに、校庭では、互角レベルの戦いすらさせてもらえなかったということ。召喚獣バトルの訓練をしていたのは雄二とその親衛隊だけで、ほとんどの生徒は所詮Fクラスレベルだったということか。


学力社会の厳しさを垣間見た瞬間だったw




・欠陥建築


屋上での戦闘は素晴らしく燃える展開だったけど、釣鐘がすべてぶち壊してくれたなぁー。鉄筋コンクリートの校舎にめり込む釣鐘ってどんだけ重いんだよと思ったが、むしろここは、以前にも破壊された校舎をすぐに復元するために、ありえないほどの手抜き工事で作り上げた校舎だったと見た方が、正解かもしれない。紙でできてるんじゃないのか?w


笑えるほど脆かったのは建物だけではない。校舎崩壊してからの一連の流れ、すなわち翔子と瑞希が落ちそうになって雄二と明久がベタな格好で手を伸ばし、とくに明久には美波も連なって、最後は鉄人の怪力で救出という展開もまた、欠陥建築さながらのありえない展開で、せっかく真面目そうな回だったのに台無しにw いや、面白かったけどさ。


まぁこのあたりの無茶苦茶さはすべて、雄二の召喚獣があっさり斬り殺されるオチを見せたかったがために用意されたトンデモ展開だったのだろうね。最後の「え~~!」が長めに引っ張ってあって、どこまでも”バカコメ”の体裁にのっとったプロットだったな。Fクラスにはやっぱり、Fクラスがお似合い。そして今回のオチには、ED曲がまたぴったりですな。




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ということで、最後までバカテスはやっぱりバカテスだった。次回はきっと緩いラブコメを見せてくれるだろうと予想してるのだけど、どうなりますかね。楽しみにしたい。


それでは、今回は以上です。



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この記事へのコメント

2010年03月27日 10:02
校舎崩壊について、重量計算してみました(粗い計算ですが)
十分あり得る現象のようです。鐘の重量ってばかにならないです。
おパゲーヌス
2010年03月28日 23:04
>はるるさん
ちょっと忙しくてなかなか読みに行けず申し訳ないです。明日にでもじっくり読ませていただきます。

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