荒川アンダー ザ ブリッジ 第2話「2 BRIDGE」

ちょっと軌道修正? イイよ、すっごくイイ!




・すっかりハマってしまった


春の新作アニメが放映を開始してから、すでに2週間が経過しつつあるわけだが、第1話を一通り視聴して、続きが最も楽しみになったアニメが、この作品だった。ABもけいおんも、待ち遠しさで言ったら今作には遠く及ばない。冒険心あふれる迷い猫は不安感も込みでの期待は大きいのだが、今回、荒川UBの第2話を見れるというだけで感じた興奮は、間違いなく本物の期待感だった。


当然、それだけの面白さとインパクトを、第1話が提供してくれていたということだが、それだけではない輝きを、今作は今期の新作アニメの中で最も発揮していたと思う。もちろんそこは個人の好みの問題なのだが、私はすごく第2話が待ち遠しかった!


なんだろうなぁ、この高揚感は。「けいおん!」第1期とか、「宇宙をかける少女」の前半の頃も、おなじような高揚感があったのを覚えている。やはり底抜けに陽気で、テンポが良く、見終わって胸の中がスカっとするような作品に感じるものなのかもしれない。とにかく、現時点では最もハマっている春アニメになった。1週間待つのがつらい、一日かけて最初から最後までいっぺんに見てしまいたいと思える作品であり、日々の生活を潤す貴重な30分に、なってくれそうだ。




・いろいろ考えさせられた第2話


前回が、比較的(あくまで比較的)常識人の主人公が、予想のはるか斜め上をぶっ飛んでいく橋の下の生活に、驚き、打ちのめされ、ツッコミを入れるというスタイルで描いていたコント劇であったわけだが、今回はそのスタイルを基本的には踏襲しつつも、内容については早くも大きな変化を迎えていた。


橋の下の生活にも、明確なルールとモラルが存在する。第1話では徹底して破壊されたモラルのカオスを描き出していたのに、今回はむしろ、リクさん自身が、橋の下に生きる者としての自覚とルールとを叩きこまれていく展開だった。


これには正直、驚いた。どこまでも、理不尽な状況とそれに対するツッコミで成立する作品だとばかり思っていただけに、早くも違う側面を提示してきた今作の思わぬ奥深さには、舌を巻いた。


だからはっきり言って、Bパートは「笑えるかどうか」という観点のみで判断するなら、第1話よりも魅力は減少していた。しかし一方で、一般常識に捉われていては決して窺い知ることのできない人間の一側面を、ユーモアにのせてつぶさに描き出そうとでも言うようなテーマ性を垣間見ることができたことは、高く評価したい。この作品は、一見不条理に見えてじつは大変理にかなった特殊なコミュニティの存在を描写することで、我々に自分自身の生き方をもう一度見つめ直すよう、促しているのかもしれない。


もちろん、作品のメインディッシュがコメディにあることに、変わりはない。しかしそこで描かれるドラマ性にも、注目の価値があるかもしれないと、そんな予感を持たせる第2話であった。




・不覚にもうらやましいと思った


ニノさんのことである。「恋人だから」という理由で、食材を調達し、調理までして(ニノさんは生でも食べるのに)、心配顔で持ってきてくれる。また、恐らく同じ理由で、風呂を貸し、頭を洗ってあげて、湯冷めの心配までしてくれる。そしてやはり「恋人だから」、このコミュニティでの生活をいろいろと指導し、仲間に引き入れ、ありがたいシスターに紹介してくれる。


こんな健気で甲斐甲斐しい恋人、いまどき珍しくないか?w しかも、いまさら気付いてるけどなかなかの別嬪さんだ。(じつは自分も、彼女の可愛さには今回やっと気付いたw)


これは明らかに色眼鏡で見てるんだけども、ニノさんの無感情な瞳の中からは、とても暖かい色が感じられるような気が、してこないだろうか?www いや、絶対洗脳されてるわ自分w けど、そう思わせる演出が出来てるんだと思いますね。


前回、今作がシャフトである必然性が無いのでは、と書いたのだが、その意見は今でも変わっていない。相変わらず手堅い印象を受けるので、ね。しかし、今回のエピソードは、その手堅さがあったからこそ、生きたドラマだったと思う。Aパートのニノさんとリクのやり取りは、思わず感動してしまいそうだったよw




・今後はどう転がす?


そんなわけで、第1話のこれぞギャグアニメ!みたいなノリと、第2話とのギャップに戸惑ってしまったわけだが、現時点では嬉しい驚きであるそのギャップも、今後どう転がすか分からなくなったという点では不安要素になり得る。


ギャグならギャグ、ドラマならドラマと、しっかり軸が通っていればいいと思うんですけどね。というか、各話の中でドラマを適度に見せながら、ギャグで強引に突っ走るというのが、一番いいと思う。いまのところ、その配分が気になる点ではある。


もちろんこのあたりの構成については、作品のことを理解していない自分にとっては、ただ見守っていくしかないわけですが。赤尾でこの手腕(原作の読解力と、再構築力)を、注目しておくとしましょう。



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それでは、今回は以上です。



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