「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?8」エントリー記事

「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さまの恒例企画に、今回も参加させていただこうと思います。また、これを持って、2010年冬アニメの総評ともさせていただきます。

企画の詳細はこちら


さて、今期終了のアニメはこちらだそうです↓

とある科学の超電磁砲
君に届け
テガミバチ
キディ・ガーランド
ちゅーぶら!!
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
れでぃ×ばと!
おまもりひまり
バカとテストと召喚獣
ダンスインザヴァンパイアバンド
ひだまりスケッチ×☆☆☆
おおかみかくし(未視聴)
はなまる幼稚園
のだめカンタービレ フィナーレ(未視聴)
メタルファイト ベイブレード(未視聴)
ジュエルペット(未視聴)
クロスゲーム(未視聴)
花咲ける青少年(未視聴)           
犬夜叉 -完結編-(未視聴)
こばと
銀魂(未視聴)
戦う司書(未視聴)
しゅごキャラパーティー!(未視聴)
天体戦士サンレッド 第2期(未視聴)
ヒゲぴよ(未視聴)
COBRA THE ANIMATION(未視聴)
エレメントハンター(未視聴)
フレッシュプリキュア!(未視聴)




この中で、視聴済みのものだけを評価させていただきますよ。全部で12作品。秋アニメが11作品で、まぁ量としては変わらない感じか。なんかやたらと、本数が少なくなっただの何だのと言われたクールでしたが、それでも見る量も質もそんなに普段と変わってないので、まだまだ、アニメが衰退してるとかこれっぽっちも思ってないんだぜと、胸を張って言える状況だと思うんだな。

ちなみに、ここでの点数評価は、主に主観と相対評価で行っています。例えば、素直に面白かったら5点つけたり、もっと工夫して欲しいと思っても他作品より優れてると思ったら5点つけたりしてます。

また、「5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点) 2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い」という公式の指標に準ずるよう心がけるつもりです。



では早速まいります。

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とある科学の超電磁砲

ストーリー 4点

キャラクター性 4点

画 5点

演出 4点

音楽 3点

総合的な評価 3点

合計点 23点


まぁ、今期トップクラスの出来栄えでしたよね。終始見事な作画で魅了してくれたし、キャラも人気を確立できていた。長井監督のヒット作として、とらドラと並び称されるべき作品だったと思う。とても面白かった。

中盤の展開が、しかし尾を引いて視聴者のテンションを下げてしまっていたのは、今も否定しきれないところなのが、ちょっと評価を下げる。



君に届け

ストーリー 5点

キャラクター性 5点

画 4点

演出 4点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 27点


これは褒めるところしかない。素晴らしい作品だった!

あまり動かす作品では無かったということで、手堅いアニメーションを見せてくれていたけれど、当然のことを決して当然じゃないレベルで描き切ってくれたと思う。映像も、脚本も、そして声優の演技も。毎週ほんっとうに心の奥深くを揺り動かしてくれる作品でした。ぜひ続編に期待したい。



テガミバチ

ストーリー 4点

キャラクター性 4点

画 2点

演出 3点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 22点


すごくいい作品だった。作画が、まぁ省エネというか、最低限レベルにとどまっていたのがもったいなくはあったが、それ以外の部分は完璧。子どもに見せたいアニメだったし、大人が見て泣けるアニメ。まるでいい絵本を読んでいるような作品でした。

これは2期がもう決定してるんでしたっけ。楽しみ。



キディ・ガーランド

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 1点

演出 1点

音楽 3点

総合的な評価 3点

合計点 14点

前作「キディ・グレイド」をたのしんでいた身(つっても、ほとんど覚えてなかったけどw)としては、1話からそのクオリティの妥協点の低さに、本気でがっかりした。それ以降もつまらない展開が続いて、ホントどうしようかと思ったのだけれど、細田直人さんが救ってくれました。モチベーション的な意味で。中盤以降はいい感じに燃えるシリアス展開を見せてくれて、また何よりキャラが良かったので、結局、十二分に楽しんでいたというw



ちゅーぶら!!

ストーリー 2点

キャラクター性 2点

画 3点

演出 3点

音楽 3点

総合的な評価 4点

合計点 17点


面白かった、面白かったんだ!w だけど、評価としては中途半端なところにとどめざるを得ないこのもどかしさ。

もっとエロエロかと思いましたが、思ったより全然健全な、しかも今まで取りあげられなかった思春期の微妙な年頃を本当に巧みに描いてくれて、誰得どころかしっかり作品としてのオリジナリティを成立できていたと思います。

あとは、アニメ化の問題として、及第点狙いだったのがもったいなかったかな。せっかくのヤマカン投入も、あまり盛り上げることができていなかったし。ただ個人的には、ウテナファンを狙い打つ演劇部描写が、どストライクでした^^



ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

ストーリー 5点

キャラクター性 4点

画 5点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 28点


すごく良かった。とにかく魅力的な世界観を、緻密に背景や舞台を描写することで、言葉ではなく絵で語ることができていたのは、高く評価したい。本当にその場に旅行しているような映像美の見事さがあった。

また、作画・演出も見事で、とくにキャラの演技が良かったです。始まった当初は散々、「けいおん」等と見比べられていたわけだが、見てるだけでうきうきしてくるアニメーションの妙は、けいおんに引けを取らない。

お話のほうは、周りは賛否両論でした。しかし1クールの尺の中で、よくやれていたと思う。完結したストーリーものの作品として、まとまりが無かったのでは、という議論もあろう。しかし、そんなにかっちりストーリーを組むということを、昨今のほとんどのアニメが放棄しているわけで、その中で視聴者を楽しませながらしっかり作品テーマを描き切ろうとした今作は、自分は高く買っている。



れでぃ×ばと!

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 4点

演出 3点

音楽 3点

総合的な評価 3点

合計点 19点


アニメワンでのストリーミング配信という特殊な放映の仕方に少々戸惑った作品。アニメワンに対する恨みつらみや言いたいことは数多くあれど、企画としては面白い、スマートなやり方だったのではないだろうか。今後、こういうやり方が増えて行ってもおかしくはない、そんな試金石のひとつとなった作品と、評することができるかもしれない。

作品としては、まぁ、ラストシーンでのずっこけが全て持っていってしまったなぁ、という印象。終盤までラブコメとしてすごく面白く描かれてたのに、まだ終了していない原作への配慮か、それとも2期への希望を繋ぐためか、あまりに中途半端な幕引きを見せたのはがっかりだった。

あと、せっかくの腹黒ヒロインを、もっともっとうまく活用して欲しかったというのもある。ドリルがすごく可愛かっただけに。



おまもりひまり

ストーリー 2点

キャラクター性 3点

画 2点

演出 2点

音楽 4点

総合的な評価 2点

合計点 15点


典型的な萌えエロアニメ・・・かと思って見てたら、意外とえぐいシリアス展開の連続だった。その分、アクションで魅せる回が多かったのは良かったと思う。川崎逸朗の描くアクションは、個人的に好きではないけど、見応えはある。でも主人公が魅力が無かったのは痛かったなぁ。

自分はテレ玉で視聴してたのだけど、普段、規制の多めな局という認識だっただけに、今作での規制の入れ方は激しく疑問だった。いろいろアウトだった!w

劇伴を担当したのは橋本由香里。作曲家の中ではアニソンクイーンとも言うべき地位を確立している彼女が、歌を伴わない楽曲でどういったものを提示してくるか、興味があった。結果、もちろん作風もあるのだろうが、かなり前に出すぎる(インパクトが強すぎる)曲が多かった印象は否めない。音響監督の手腕もあるだろうが。悪くはなかったけど、彼女にかける期待の大きさを考えると、ちょっと不満がある。今度はもっと繊細な作品の劇伴で、再度見てみたいな。



バカとテストと召喚獣

ストーリー 4点

キャラクター性 4点

画 3点

演出 4点

音楽 4点

総合的な評価 4点

合計点 23点


大沼心のファンとして大いに注目させてもらった作品。シルバーリンクの作画力はお世辞にも高いとは言えないが、有名実力派のコンテ起用で、相当に見どころのあるアニメーションに仕上げていたのは見事。

それから、どうやら原作エピソードを改変しながらの構成だったようだが、アニメ用のストーリーとしてかなり上手くまとめ上げていたのは良かった。ギャグは好不調があるのは仕方ないが、終盤はドラマで見せてくれたのはグッド。

こちらも2期(?)に期待。



ダンスインザヴァンパイアバンド

ストーリー 4点

キャラクター性 3点

画 3点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 4点

合計点 23点


シャフトの新境地を開拓するかと思わせる意欲作だったと評価したい。

肝心な回で作画が間に合ってくれれば、なお良かったんだけどな。。。シャフトファンは心臓が強くないと、やってられないw

ストーリーとしては、やはり前半が素晴らしく上手くまとまっていたと思う。それは、吸血鬼、人狼、人間の三者三様の想いの交錯を、巧みに描き出してくれていたからだ。だから後半、吸血鬼の内輪もめの様相を呈していったのが、もうひとつ盛り上がりに欠けたのはもったいなかった。アキラの記憶も、そこまでショッキングな感覚を、視聴者に与え切れていなかった。すごく頑張っていたとは思うのだけど。

原作はまだまだ続くんだよね? どうしても、原作が未完のものばかりアニメ化されるという現状の中で、原作に気を使って中途半端なところで最終話を迎えるか、原作の世界観を壊さない程度のところで強引に終結させてしまうかといった葛藤が、生じてしまうのは仕方が無い。その苦しさが伝わってくるからこそ、それを乗り越えてひとつのカタチにまとめ上げていた点を、評価したいと思う。



ひだまりスケッチ×☆☆☆

ストーリー 3点

キャラクター性 3点

画 4点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 24点


鉄板に面白かった。面白かったというか、和んだというか、癒されたというか?w まぁ3期だし、ファンを満足させる術は十分分かってるなぁというアニメーション。それでも、演出面では創意工夫を凝らす「ひだまり」らしさを維持できていたし、新キャラもすんなり馴染んで、いいシリーズになったと思った。OP・EDは、遅くはなったけど見事だったなぁ。

お話や作画の良し悪しだけでなく、見せ方を追求してこそアニメなんだということを、改めて教えてくれた作品だったと思う。



はなまる幼稚園

ストーリー 4点

キャラクター性 5点

画 4点

演出 4点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 26点


第1話の時点でかっちりハートを鷲掴みにされた作品だった。どこまでも現実離れした描写なんだけど、それでも日常の酸い甘いをこれ以上ないくらいに感じさせてくれて、とても良かった。

やはり特筆すべきは、毎回変わるEDでしょうか。最初は、インパクト無くなるし大丈夫なのかと心配だったけど、そしてその心配通り、多くの曲は記憶に残らないままだったのだけど、本編が手堅かった分思いっきり遊んだり冒険したりしていた映像が毎度毎度見事で、楽しませてくれた。



こばと


ストーリー 5点

キャラクター性 3点

画 4点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 26点


褒めるしかないアニメ。本当に。まず何よりお話が素晴らしくて、人(=視聴者)の心を癒すべく奮闘するヒロインを親身になって応援したくなる。そうしているうちに、いつのまにか自分自身もほっこり癒されているという、魔法のような30分間だった。またその根底にはいくつかのメインストーリーがしっかりと通っていて、愛と奇跡とをあまりに美しく描いた最終話は、本当に素晴らしかった。しかし本当に震えたのは、その直前の話。ミッションが成功しても失敗しても、つらい展開が待ち受けているという悲劇性には、アニメで久々に鳥肌が立った。見事だったなぁ。



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さて、ここからは各賞の発表です。



ベストキャラクター賞


風早翔太(「君に届け」)


まぁ、「きみとど」しか無いでしょう、今期は。それくらい、抜群に飛びぬけて、人物描写が丁寧だったし、上手かったし、大胆だった。きみとどのキャラは、全員が全員、輝いていました。

しかしこの作品が成立するのに、やはり一番大きな存在だったのは、風早でしょう。同性から見ても、惚れそうになるくらい魅力的な男性。それもまったく嫌味の無いキャラで、爽子という(シリーズ当初は)どう見ても不釣り合いな女性とのカップリングが違和感なく成立してしまったのは、それだけ深い懐を持った風早のおかげだと思う。素晴らしいキャラでした。


ベストOP賞


「できるかなって☆☆☆」(「ひだまりスケッチ×☆☆☆」OP)


曲が良かったのが、まず最大の要因です。これぞOP!ってな具合に、愉快で賑やかな曲でとても良かった。

またもちろん、前述の通り、見せ方を追求した魅力的な映像も見事だった。曲と映像のコラボレーションという点で、今期、最も大きなインパクトを提供できていたのが、ひだまりだった。


他に、「ちゅーぶら」や「はなまる幼稚園」のOPも好きです。「こばと」の坂本真綾の曲も素晴らしかったですね。



ベストED賞


「爪痕」(「ダンスインザヴァンパイアバンド」ED)


大変かっこいい曲に、たいへんかっこいい映像。これがOPでいいよっていうレベルの、ハイクオリティな曲&映像だったと思う。惜しむらくは、正規版(?)のED映像が、3回くらいしか放映されなかったことでしょうか。


EDは相変わらず名曲・名映像が揃ってましたけどね。「バカテス」の2バージョンはインパクトで言ったら今期1番、いやいや「はなまる」EDも負けてないけど。ひだまりEDも良かったしなぁ。曲に関しては「れでぃばと」が、映像に関してはレールガンやソラヲトが、やはり見事だった。語り出したらキリがないなw



ベスト声優賞・男性


下野紘(「バカとテストと召喚獣」吉井明久役)


「バカテス」成功の最大の要因は、この人でしょうなぁ。頭の悪い役が良く似合うと言ったら失礼だけど、明久というキャラを爽快かつ見事に演じ切っていたのが、作品の最大の推進力になっていたと、言えると思う。

次点は「ひだまり」校長役のチョーさんかなw 今期「HEROMAN」での活躍も期待してます^^



ベスト声優賞・女性


田中敦子(「とある科学の超電磁砲」木山春生役)


ニャムサスのときにあげても良かったんですがw まぁ、飛ぶ鳥を落とす勢いの萌え系若手声優陣に囲まれながら、その存在感は見事なものがあったんではないかな。木山というデリケートなキャラを、病的に、変態的に、しかしどこまでも情熱的に演じ切ってくれたのが、レールガンという作品の核心部分を支えていたと思う。コミュニケーションが苦手なキャラの、言葉の中に込められた万感の想いを、声にのせて画面のこちら側まで届けてくれた、その功績は称賛に値する。



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長かった!w ピッコロさん、いつも集計御苦労さまです、どうぞよろしくお願いします。


また、ここまで読んで下さった読者の方、本当にありがとうございました。そして、今期の、そしてこれからのアニメでも、ぜひまたお付き合いいただけるよう、お願い申し上げます。


それでは、以上です。


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