四畳半神話大系 第7話「サークル『ヒーローショー同好会』」

ここまで鮮烈にリテイクを叫ぶとは。面白い構成だなぁ




・前回からそのままリテイク


アバンからしていきなり前回と同じ入り方をした今回のエピソード。3つのサークルを掛け持ちし、三人の女性に出会って葛藤するということで、第6話~第8話はまったく同じエピソードの焼き直しを見せるのだろうということが、今回はっきりとした。


言って見ればこの3話構成の一連のエピソードは、そっくりそのまま、「四畳半神話大系」という作品の構造をよりミニマムに、かつ分かりやすく提示していると言えよう。相変わらず明石さんの出番が少ないどころか、今回はサークルの話もほとんど無かったが、迷宮脱出のための鍵をあえて見せないでおいて、作品の構造理解を助けるための予行演習的なエピソードと考えて良さそうだ。


どうせ次週は景子さんに会いに行って、またジョニーを失望させることになるのだろうけれど、そんな展開を視聴者に容易に予測させる作劇を行った以上、その予測をどう利用してくるか、これは大いに見ものである。


景子さんはきっと、小津なんだろーなw あるいは苗字が樋口だから、文章を書いているのは師匠かもしれないが。しかしそれさえ、視聴者が予想することは当然、作り手の計算の内に入っているのだろうから、裏切るなり利用するなり、好きにしてくれと思う。もうそれだけの信頼を、今作は勝ち得ているわけだ。




・明石さんともちぐまん


前回はまったく登場しなかった明石さん。このエピソードではたいして絡まないのかなと思われたが、一応今回はちゃんと出演した。ちょっとだけど。


一見すると、主人公は3人の女性だけでなく、明石さんにもちゃんとフラグを立てているように見える。明石さんと何の接点も無い人生なら、主人公がその純潔を守ろうが捨てようがどうだっていいのだが、ちゃんと明石さんと接点があった今となっては、純潔を守って大人しく明石さんの前に行けと、思いたくなるw


またそういう意味では、すごく無理やりな登場をして財布の中身を抜き取って行った占い師の婆さんも、出てくる甲斐があるというものだ。目の前にぶら下がっている好機を、主人公には早いところ気付いていただきたいところではあるのだが、もしそれが明石さんとくっつくためのイベントに直結しているとするなら、現段階では明石さんの掘り下げがろくに出来ていないので、まずはそこからだろう。


もちろん、まだ予断は許さない。いつだか出現したヒゲの男に関する問題が一向に進展するそぶりを見せないし、本当に明石さんとくっつくことになるのかすら断定はできない。小津の考えていることもまだまだ隠されているし、当分、四畳半迷宮は続きそうだ。


あと4話しかないと思うので、どこかで決定的な変化を見せるエピソードが、あったりするのだろうか。まったく予想がつかないなぁ。



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それでは、今回は以上です。



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この記事へのコメント

狐邑
2010年06月06日 11:43
 相手が人形でもあそこまで思い込むと。小さい頃のお人形遊びとわけが違うのだぞっ、と少し引き気味に見ていましたw
 たとえ精巧な人形だといっても所詮は人形。城ヶ崎が主人公に払った一万円は、何日分だったのだろうか? 24時間と聞こえた気がしたけど、流石にありえないですよねw
 明石さん好きの俺としては、もっと出番を増やしてほしいものです( ・ิω・ิ)
おパゲーヌス
2010年06月06日 21:06
>狐邑さん
いや、ラブドールへの愛は芸術ですっ!w 主人公クンには、ジョニーを抑えきれずに歪んだ愛をドールにぶつけようとした点を、城ヶ崎氏を見て猛省して欲しいです。

明石さんは、このままの作劇でいくなら、次回も出番が少なそうですが、どうなるでしょうね。自分ももっと明石さんを見たいです。

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