アマガミSS 森島はるか編 第一章「アコガレ」

なんてショッキングな第1話だよww




・2010年夏アニメ、スタート!


「おお振り」の感動的な最終話からわずか1週間。なんか気分がついていけるか不安だったけど、夏アニメの第1弾に「アマガミ」が見れたのは、すごく幸運だったと思う。


というのも、恋愛ドラマはテーマが身近で入りやすいし、可愛い女の子がたくさん出てくるとあってはそれだけで視聴意欲をかき立てる。その上、名塚佳織をはじめとする、クリティカルに萌えポイントを突いてくる声優陣、「WORKING!!」で良い仕事っぷりを見せたばかりの平池監督。期待感を煽る要素がたっぷりあって、何気に熱を上げる作品の多かった春アニメが最終回を迎えたにも関わらず、その寂しさや哀しさを引きずる暇も与えないで7月1日がやって来たような印象だ。ああ、ナイトレイドの記事書いてねぇww


とにかくいよいよ始まった夏アニメ。その第1弾として先陣を切ることになる「アマガミSS」が、なかなかの好スタートを見せてくれたのは、非常にありがたかった。もう完全に、頭が最終回ラッシュから新作ラッシュに、切り変わりましたよ。




・手堅く良かった第1話


さて本編の感想。アマガミは、ゲーム機持ってないのでプレイしたことは無くて、同人誌をほんの少しだけ読んだくらいの知識しかないんだけど、まずは恐らく原作ゲームの持ち味であるキャラの魅力をしっかりと提示しながら、堅実だが悪くない第1話だったのではないかと思う。


森島はるか編と銘打ってはあるが、そこはシリーズ全体の第1話。まずはシリーズに登場する魅力的なキャラクターたちを、しっかりとインパクトを付与しながら紹介していく構成だ。


妹の美也が鏡の前でよし!とキメて見せたシーンに「よくねぇだろ! くせ毛、くせ毛!」と思わずツッコミを入れさせられた時点で、私は罠にハマってしまったようだ。極めて王道に美少女たちと主人公の繋がりを入れ替わり立ち替わり描いて行く作劇はなんともむずがゆいものだったが、そのキャラクターがいちいち魅力的で、こんな素敵なキャラが今後画面いっぱいに活躍することになるのかと思うと、期待で思わず身震いするw 主人公とその友人Aも、それほどおざなりな描写ではなく自然なセリフ回しの中で紹介できていたのは巧かった。


そして後半になると、流れもテンポもそのままに、しかし展開上はしっかりと森島はるかとのドラマに突入。この、主人公も含めた多数のキャラの紹介から、自然に一人のヒロインに話を絞って行ったやり方は巧いなぁ。どうしても強引でご都合主義的な場面やセリフはあるのだけど、そこがあまり目に付かないよう、非常に丁寧に、そしてナチュラルに脚本が書かれていた印象だ。むろんその脚本を表現するアニメーションの効果が大きくて、これはやはり脚本とコンテを監督が一人でやっていたのが、良い効果を発揮していたのだろうな。とくにキャラの魅力を引き立てる映像表現については、じつに見事な手腕を発揮していたと思う。




・森島はるかという女


今回のメインヒロインである森島はるか。もちろんどんなキャラなのかまったく知らずに視聴していたわけなのだが、「校内にファンの多い文句なしの美女」という設定を、絵だけで納得させてしまうキャラクターデザインが見事だと思った。


「○○のほうが絶対可愛いじゃん」などという野暮な突っ込みを完全にシャットアウトしてしまうだけの美貌! 「こういう女は好きじゃないね」などというひねくれた意見を力技でねじ伏せてしまうだけの魅力! 「うだうだと失恋を引きずってる奴がそう簡単に別の女に惚れたりするかよ」などという浅はかな視聴者をもメロメロにしてしまうだけの魔性!


このすべてを彼女は持っていた、森島はるかという女は!


今回のストーリー展開、とくに主人公・橘純一の言動は、はっきり言ってとても共感できるものでは無かった。作劇は強引で都合の良すぎる代物だったし、ヘタレで朴念仁で八方美人で良いところが顔立ち以外何一つとして見当たらないのになぜかフラグ乱立させてる主人公はマジで爆発すれ!とか思って見ていた。自分は恋愛ドラマが嫌いだ、とくにつまらない男がなぜかモテまくる理不尽なハーレム劇が大嫌いだ、そしてそんな大嫌いなドラマを今作は見せようと言う!


しかし、その全ての否定感情をねじ伏せ、吹き飛ばし、強引に私を納得せしめるだけのチカラが、森島はるかにはあった。なんだかとんでもないヒロインだった!




それにしても彼女は、なんて蠱惑的な悪魔だろうか。その美貌は確かだが、アニメーションの世界ではこれくらいの別嬪さんなんて掃いて捨てるほどいる。見てくれの美しさとはまた違う何かを、彼女は持っているようだ。馬跳び遊びをしている主人公の上にいきなり尻を乗せて来た時は、いったいどんな天然だよと思った。そしてその天然っぷりに異様な違和感を覚えた。このおかしな言動を楽しむキャラなのか?と一度は思ったが、思わせぶりな表情や態度には腹黒い罠を感じさせるものがあった。そして、どう考えても主人公に気があると思わせておいて、その直後にのたまった痛烈な裏切り、拒絶。打ちのめされた。


まさしく彼女は悪魔だった。もしすべて計算のもとであの言動を取っていたのならすごい悪女だが、何の意図も計算も無しにやっていたのだとすれば、これは世紀の大悪女だ。きっとこういう女に引っかかって、男は国を傾けるのだ。自分の見てきた中では、今回の森島はるかを上回る悪女と言えば、アニメキャラでは「true tears」の湯浅比呂美くらいしか、思いつかない(←異論はあるだろうが、これは私にとっての真実である。何かの機会に語りたいけど、いまは自粛しておくww)



さて、そんな悪魔的な女、男をたぶらかすニンフの化身である森島はるかの物語は、しかしまだ始まったばかりであるという。橘クンがこの後、どうやって彼女を悪魔から天使に変貌して見せるのか、それを楽しみにしたい。いや、面白いアニメが始まったなぁ!w




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それでは、今回は以上です。



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