オオカミさんと七人の仲間たち 第3話「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いに巻き込まれる」

日常ドラマなのに、よく動くことw




・今回のお話


今回は、うさぎこと宇佐見美々とカメこと乙姫さんの美少女対決のお話。今回元ネタのお伽噺は一切関係なく、ただ名前だけを借りてきたエピソード。これはこれで面白いのだけど、名前以外にお伽噺らしい部分がまったく無いというのは、ただ名前考えるのが面倒だっただけじゃん、とか思っちゃうなぁw


とはいえドラマとしてはかなり良く出来ていて、まぁ女装少年好きの自分としては頭取の変身が見れただけで満足だったのだけど、それを差し引いても意外性十分な展開と納得の落とし所に、暖かい感動を覚えるお話だった。


とくに、主役級だからって安易に得票を伸ばしたりせず、この手の題材でありがちな馬鹿っぽい作劇ではなかったのがとても好感を覚えた。メインヒロインが、亮士以外の票がゼロってw 




・罵詈雑言の心地よさ


自分はアニメの美少女キャラクターに、罵詈雑言を吐かせるというシチュエーションがすっごく好きで、そういう点で今回は非常に見どころ(いや、聞きどころか)が多かった。まぁ釘宮さんの罵りはもう定番なのであまりありがたみはないのだけど、林檎のセリフとか良かったなぁ。


美少女に汚い言葉を喋らせるのに初めて快感を覚えたのは、「GOLDEN BOY さすらいのお勉強野郎」の第2話。ヒロインの清楚系のお嬢様(の皮をかぶった腹黒女)が、主人公に「錦太郎てめぇこのやろう」と罵りの言葉を浴びせるシーンだった。このヒロインはあの皆口裕子が声を当てているのだが、皆口さんにあんなことやこんなことを言わせるなんてっ! と、背徳感たっぷりな実に緊張感のあるエピソードだったのが強く印象に残っている。その中でも、ほかのエロ・下ネタ系のセリフを押しのけて俄然強い衝撃を受けたのが、「てめぇこのやろう」だった。今考えるとたいしたことないけれど、初めて聞いた時はいろいろショックだったw


本当なら、今回のように酷く下品な言葉を並べるよりも、もう少し抑え気味のほうが萌える。こう、普段絶対に考えもしないようなことを、ちょっと無理して言っちゃってる感じが欲しかったり。美少女じゃないけれど、「フルメタルパニック!」第1期の最後の方で、宗介が仇敵を倒した時に罵詈雑言をぶつけるシーンがあったけれど、あれくらいの”ちょっと言っちゃってみた”感が良い。




・キャラクターの演技について


今回は殴り合いは無かったけれど、日常回なのにキャラがよく動いて、いい演技をしていた。まぁ今回はスタッフ的に、動かなくてどうするんだという気がしないでもないけれど、別に今回だけでなく、前回も前々回も、キャラの見せ方はかなり良かった。


ドラマ性がもうひとつ入れ込めないのだけど、キャラ描写を中心とした作画の良さだけでも、十分に楽しめるレベルなのは大変ありがたい。作画スタッフはいい仕事をしていると思う。


今後、アクションシーンと日常シーンと、どちらに比重が置かれるのかはちょっと分からないけれど、たぶん日常学園ドラマを中心に展開するんじゃなかろうかと思っている。言わば、たいして動かなくても話さえきちんとしていればそれで見れてしまう展開が続くのではないだろうか。というか今作のキャラクター陣なら、そういう仕上がりの作品が見たい。


もしアクションがたいして少ない展開でも、今回のように、いちいちキャラがしっかりと演技を行っていて良い見せ方を追求でるのなら、それだけでも今作は見るに値する。それに加えて話が面白くなってくれば何も言うことは無いわけで、今回くらいに魅力的なドラマを今後も提供して欲しい。ナレーションが賛否両論のようだが、これも脚本センスの問題でいかようにも料理できるだろうと思う。注目しておこう。




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それでは、今回は以上です。



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