妄想詩人の手記

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zoom RSS 今期(6月終了アニメ)を評価してみないかい?9 エントリー記事

<<   作成日時 : 2010/07/17 13:28   >>

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「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さまの恒例企画に、今回も参加させていただこうと思います。また、これを持って、2010年春アニメの総評ともさせていただきます。

企画の詳細はこちら


さて、今期終了のアニメはこちらだそうです↓

化物語
鋼の錬金術師 (未視聴)
聖痕のクェイサー (中途断念)
一騎当千 XTREME XECUTOR (未視聴)
B型H系
おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜
Angel Beats!
薄桜鬼 (中途断念)
WORKING!!
荒川アンダーザブリッジ
いちばんうしろの大魔王
閃光のナイトレイド
迷い猫オーバーラン!
さらい屋五葉 (未視聴)
四畳半神話大系
kiss×sis
デュラララ!!
真・恋姫†無双〜乙女大乱〜 (未視聴)


この中で、視聴済みのものだけを評価させていただきますよ。全部で12作品。前回企画が12作品だったので、数としては変わらないですね。本当はもう2作品見てたんだけど、後半まで行ったところで断念したのは、評価対象に入れようか悩みましたがやめておきます。なんで飽きたのかといえば、まぁそこまで気合い入れて見るだけのモチベが保てなかったということなんですが、あとは1週間に見るアニメの総量ってなんとなく決まっている気がするw それに、生視聴では無くネット配信や録画でしか見れないものは、いつでもいいやと思って結局見なくなったりとか、そういう傾向がありますね。同じネット配信でも、「れでぃばと」はやり方としては巧かったと思った。

さてそんなラインナップですが、ここでの点数評価は、主に主観と相対評価で行っています。例えば、素直に面白かったら5点つけたり、もっと工夫して欲しいと思っても他作品より優れてると思ったら5点つけたりしてます。

また、「5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点) 2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い」という公式の指標に準ずるよう心がけるつもりです。




それと、これは今回の企画とは関係ないですが、合同ブログ「アニプレッション!!」のほうでも昨季アニメの総評として、自分も含めた複数のブロガーによるクロスレビューを行っております、合わせてご覧いただければ嬉しいです。

2010年4-6月期放送アニメクロスレビュー

(※各作品への自分の小評文は、クロスレビューと今回のものは同じ物です。手抜きって言うな!w 点数付けが異なるのと、あとクロスレビューのほうは複数のブロガーによる、異なる見方を読み比べるという企画ですので。一方でクロスレビューには、各賞選考はありません)




では早速まいります。

---------------------------

化物語

ストーリー 4点

キャラクター性 5点

画 5点

演出 5点

音楽 5点

総合的な評価 5点

合計点 29点


新房×シャフトが、ひとつの流れに終止符を打とうとして気合いを込めた作品であり、シャフトの集大成的作品であったと思う。尾石達也を中心としたスタッフの手腕を、これでもかと突き付けてきた印象。圧倒されっぱなしだった。こちらが事前に想定するイメージを全て突き崩し、突破してみせたその姿勢に脱帽。

視聴者の期待通りのものを作るのではなく、その期待を裏切って粉々に打ち砕いて見せてこそ、創作の価値が生まれる。―そんな挑戦状を常に叩きつけてくるようなシャフトの姿勢が、自分は大好きです。



B型H系

ストーリー 3点

キャラクター性 3点

画 2点

演出 4点

音楽 4点

総合的な評価 4点

合計点 20点


普通に面白かった。メチャクチャなことをやってるヒロインに、エロ神さまと一緒にツッコミを入れて楽しむアニメ。小須田は好感のもてるキャラクターだったし、良い意味ですごくラブコメしてた。

ヒロイン勢はソコソコ可愛い。このソコソコというのが大事で、劇が下品なので、キャラがヘタに美人過ぎたり色気があると、良い意味でのおバカなラブコメにはならなかった。あまり萌えや色気を感じさせない健康的な美少女キャラが、作風に極めてよくマッチしていたと思う。

あとは、劇中に出てくる写真とか挿入歌とか、細かいところで凝っていたのが好印象。



おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜

ストーリー 5点

キャラクター性 5点

画 5点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 3点

合計点 27点


ドラマの良さはほぼ、原作の持ち味と言って差し支えないのだろうが、それを映像化する際の手腕の見事さにいちいち惚れ惚れとさせられる。同じセリフ、同じドラマでも、アニメはアニメなりの解釈や持ち味を提供してくれていて、これがことごとくハマっているものだから溜息が出る。まさに、漫画のアニメ化のひとつのお手本と言ったような作品だった。

ただやはり、1期に比べて試合描写が超特急で進行していったのが、仕方が無いとは言えじつに惜しい。もったいなさ過ぎだと思う。なんで2クールにしなかったのか? と憤慨して、しかし毎週のブログ記事へのアクセス数を見てなんだか納得してしまった。うぅ・・・orz




Angel Beats!

ストーリー 4点

キャラクター性 3点

画 3点

演出 2点

音楽 5点

総合的な評価 4点

合計点 21点

今作の評価すべき点は、面白いとかつまらんとか、納得できる出来ないとかではなくて、色々なことを考えさせてくれた作品であった点を取り上げるべきだと思う。今作を通して考えたことが、視聴者にとって良い経験になれば、それがこの作品の本当の価値ではないかと思うし、ソコを目指していたのではないか。

だからこそ個人的には、もっと暴走して欲しいと思った。かなりエンターテイメントな作り方だったのは、セールスを意識していた印象だなぁ。もし10年ちょい前に同じ企画をやっていたら、もっと意味不明な作品になっていたと思う。そして本当はそういうのが見たかったですね。



WORKING!!

ストーリー 4点

キャラクター性 3点

画 4点

演出 4点

音楽 3点

総合的な評価 5点

合計点 23点


第1話時点では良くも悪くも無難な出来だなぁと思っていたのだけど、回を重ねるごとにどんどん面白くなっていった。最終的には今期最も楽しんだ作品のひとつに。罠にハメられた気分だ。

終始、映像が地味に巧くて、まずそれだけで魅入ってしまう。また早い段階から小鳥遊×伊波のラブコメでぐいぐいとドラマを引っ張って行ったのが大成功だったかな。

各所で言われてるキャラクターの魅力は、申し訳ないけれど、そこまで絶賛したくなるほどではない。魅力的だしソコソコに個性的だけど、突き抜けて良かったとは思わなかった。いや、もちろん悪くはないんだけど。



荒川アンダーザブリッジ

ストーリー 5点

キャラクター性 4点

画 4点

演出 4点

音楽 5点

総合的な評価 5点

合計点 27点


素晴らしい作品だった。ただのギャグアニメかと思っていたら、ぐっと奥深いドラマを見せてくれる。こういう作品は好きですねー。あの作品よりもよほど、人生の意味を深く問いかける作品だった。アバンで意味深なセリフを語らせる仕掛けが、作品の根底を貫くテーマを象徴的に引き立てていたのが、じつに巧いと思った。

映像的には、シャフト作品としてはちと不満。せっかくのシャフト演出も、視聴者の想定範囲内で無難に使われたらあまり面白味が無い。これは「まりほり」等でも感じたこと。このスタッフの個性や実力をもっと引き出せる作品作りのやり方を、模索して欲しい。



いちばんうしろの大魔王

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 3点

演出 4点

音楽 4点

総合的な評価 4点

合計点 21点


個人的には相当楽しんで見れた。万人に勧めたい出来では無かったが、見て良かったと思える作品。

作画の質は当初はソコソコだったと思うけど回を追って密度が増していった。それに見せ方が良かったな。ストーリーのほうは、まずキャラが魅力的なのはこの手の作品としては必須の条件で、そういう意味では個性的で良いキャラが揃っていた。だからキャラ押し重視だった前半は本当に面白かった。後半の超圧縮展開は、2期が出来ないことを踏まえてのものですかね。当然あの展開はマイナスイメージがついちゃうけれど、でもひょっとすると、あれは「よくまとめた!」と称賛すべき仕事なのかもしれない。


閃光のナイトレイド

ストーリー 1点

キャラクター性 2点

画 3点

演出 4点

音楽 3点

総合的な評価 1点

合計点 14点


正直、期待外れ感が強かったなぁ。

まずエンターテイメント性について言えば、あまりにも地味すぎるのが痛かった。アクションがあってもいまいち盛り上がらなかったし、ドラマのほうはさらに盛り上がらなかった。絵的にも脚本的にも地味に巧いことをやってるのは散見できるんだけど。

テーマ的には、もっと視聴者に葛藤を巻き起こす作劇をしてくれないと、なんのためにこの時代を舞台にしていたのかさっぱり分からない。各所から猛抗議を受けるくらいの暴走が欲しかった。

作り手の意識が手堅くまとまり過ぎて、やりたかったことを伝えきれなかったという印象。

(※合わせて読みたい→「閃光のナイトレイド 第13話(最終回)「せめて希望のかけらを」&シリーズ感想 」 批判的な内容ですが、作品考察に絡めて、歴史を学ぶことに対するある種の提言と、今作にかけていた期待感について語っています)


迷い猫オーバーラン!

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 2点

演出 4点

音楽 3点

総合的な評価 4点

合計点 16点


まず、出来が悪いのは監督交代制以前の問題だったろう。仮に原作に忠実な展開を取ったとして、良いアニメが作れたかどうかは激しく疑問。原作が面白いかどうかは知らないけど、暴走しなかったらそれはそれで、今度はクオリティの低さしか目に付かないアニメーションになっていたであろうことは容易に想像がつく。どうせ粗悪品にしかならないのなら、はっちゃけて楽しめる粗悪品にしよう。意地悪な言い方だけど、そういうスタンスだったのだと思う。だからこそ、苦しい製作事情の中で、さらに状況を悪化させるリスクを負ってまで冒険しようとした今作のスタンスは、まさに英断だった。

あとは、面白かったかどうかという話。自分は面白かったよ。とっても。



四畳半神話大系

ストーリー 5点

キャラクター性 4点

画 5点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 28点


湯浅監督作品はこれが初視聴。アニメーションの面白さ、アイディアの豊富さ、演出力の高さには毎度毎度、舌を巻いた。

でも、何と言ってもお話が良かったですね。幸福はどこにあるか。誰しもがぶつかり悩むテーマを、ひどく低俗な次元から、しかし地に足のついたカタチで見事に描き切って見せた。どうやら原作にないエピソードを大幅に加筆して作り上げていたようだけれど、見事なドラマだったと思う。

絵的にも話的にも、こちらの想定を大きく上回る素晴らしい作品だった。



kiss×sis

ストーリー 3点

キャラクター性 2点

画 1点

演出 0点

音楽 2点

総合的な評価 0点

合計点 8点


原作が好きだったので、TVアニメ化が発表された時のスタッフの一覧を見てひどくガッカリしてしまったが、実際始まってみたらさらにガッカリさせられた。

せっかくキャラの魅力で売ってる作品なのだから、今作こそ、視聴者の度肝を抜く暴走っぷりを見せて欲しかった。いやそうしなければ、たとえ原作通りを心掛けてアニメ化してもたいして面白くはならないだろうと思っていた。実際にはストーリー展開はかなりオリジナルだったが、映像面での工夫の無さにはヘコむ。エロシチュでは頑張って暴走してたけど、エロいアニメーションには程遠い。シチュだけで興奮出来るほど、エロは浅くはないのですよ。

それでも、頑張ってオリジナル話を膨らませていた脚本の努力だけは、評価したい。

(※合わせて読みたい→「kiss×sis -TVアニメ化企画に思うこと-」 テレビ放映の以前、アニメ化が決定された時点での、今作にかけていた期待感と不安感を述べています)



デュラララ!!

ストーリー 3点

キャラクター性 5点

画 5点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 4点

合計点 26点


決着の付け方がそこまで盛り上がらなかった点はあったものの、終始すごく楽しませてもらった。ドラマもキャラも良いのだけど、何と言っても作画が良かったのは大きい。ドラマとしては「バッカーノ!」のほうがスリリングだったが、今作はその分、いろんなことを考えながら見れた印象。

キャラクターがみんな色気があったのがとても良かったな。いちいち演技もよくて、今作の映像面での質の高さは、大変評価している。




--------

さて、ここからは各賞の発表です。



ベストキャラクター賞


折原臨也(「デュラララ!!」)


これほど魅了されたキャラクターは、なかなかいませんねぇ。まさにゲーテ的な意味での悪魔であり、道化として、縦横無尽の活躍を見せてくれた。


欲を言えば終盤、あざとすぎるくらい強引にドラマを引っ掻き回していたのが、自分の期待していた道化的な役割から大きく逸脱していったのが、残念だったかな。




ベストOP賞


「REALOVE:REALIFE」(「いちばんうしろの大魔王」OP)


スフィアですねー。曲がめちゃくちゃカッコよかったのはまず最大の評価点で、かつそこに乗せた映像も、これはものすごく好きだった。良く動いていたけど、それ以上に見せ方がハンパなくカッコよかったなぁ。こういうアニメーションは大好きだ。




ベストED賞


「君の知らない物語」(「化物語」ED)


いまさら感はあるけれど、でもこれを選ばざるを得ないでしょう。どうせみんな選んでるんだろーなw

曲がもう、聞くたびに涙が溢れるくらい良い。加えて映像も異様に凝っていたな。TV放映時にはあまり細かくは見れなかったけれど、あとからじっくり何度も見たくなる。じつにスタイリッシュで、かつ遊び心に満ち溢れたED映像だった。支配者のポーズ!ww



ベスト声優賞・男性


浅沼晋太郎(「四畳半神話大系」私役)


今回は、膨大な作品群で縦横無尽の大活躍をして見せた神谷浩史と、「四畳半」で圧倒的な早口言葉を敢行して魅了してみせた浅沼氏との、実質2択だったと思う。いっそ二人にあげたいです。

それでも、わりとフラットな演技でほぼ芸風(?)が定着している点を採用された感のある神谷さんにたいし、まさに”私”を演れるのはこの人しかいないってくらいのインパクトを提示できた浅沼さんに、軍配を上げたい。



ベスト声優賞・女性


坂本真綾(「荒川アンダー ザ ブリッジ」ニノ役・「四畳半神話大系」明石さん役)


今期の女性声優は、あまり目立って強いインパクトを残した人が少なかった印象。

主に脇役で相変わらず素晴らしい活躍の沢城みゆきや、同じく大活躍の花澤香菜等もいたけれど、沢城さんはやはり今期は主役級ではなかったし、花澤さんの天使ちゃんは人気だったけれど、このキャラの魅力に声優の力量は(個人的には)あまり影響していなかったと思う。

その点、2作品でヒロインに抜擢され、十分なインパクトを残していた坂本真綾に軍配。どちらも感情の抑揚が少ないながら、それでいてはっきりと意志のこもった力強い演技が求められていて、彼女らしく見事に演じ切ってみせたと思う。



-------


さて、それではこれで以上となります。 ピッコロさん、いつも集計御苦労さまです、どうぞよろしくお願いします。


また、ここまで読んで下さった読者の方、本当にありがとうございました。そして、今期の、そしてこれからのアニメでも、ぜひまたお付き合いいただけるよう、お願い申し上げます。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは、ピッコロでございます、大変お世話になっております。

お忙しい中、当ブログの企画に参加して頂き本当に感謝しております。集計に加えさせていただきました。


なお、今回の企画の中間集計結果の発表については、7月30日(金)夜11時から放送ののネットラジオで行う予定でございます、よろしければ聞いてくださいませ。

それでは、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

ps 君の知らない物語は名曲ですね。今後も語り継がれる歌になりそうですね
ピッコロ
2010/07/30 07:33
>ピッコロさん
どうもありがとうございます。集計のほう、楽しみにさせていただきます。いつもご苦労様です。

「君の知らない物語」は今期アニメとして選びたくはなかったですww 他にいいEDがいっぱいあったので、この部門は毎回悩みます。
おパゲーヌス
2010/07/30 11:35

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