ストライクウィッチーズ2 第4話「かたい、はやい、ものすご~い」

リアルタイムでアニメ見れるって、こんなに幸せだったのかw




・1週間ぶりのアニメ


先週はギリギリ見れなくて旅行に行ってしまったので第3話のレビューは見送ったが、リアルタイムでアニメを見て、すぐにそれをこうして文章化することができるというこの環境って、こんなに幸福で素敵なことだったのかと、今更ながら実感している。まぁ関東圏に住んでいて、タダでアニメを見れる東京MX・TVK・テレ玉が映る地域に住んでいるというのが、アニメ視聴者的にはそこそこ特権階級的な存在であることは自覚していたつもりなのだが、それでもリアルタイムでこうしてアニメという創作物の配信に立ち会えると言うのがこれほど幸せなことかと、たった1週間の旅行で思い知らされた。


とくに録画して昼間に視聴するとモチベーションがガタ落ちする自分にとって、AT-X等のチャンネルは自分の個室のTVでは映らず録画に回さざるを得ないためにイマイチありがたみが無く、たとえブラウン管の劣悪なテレビデオであったとしても、こうして生(?)でアニメを見れるということの素晴らしさを、ストパン第4話を通して噛みしめることになった。




・第3話感想


今回の感想に入る前に、書けなかった第3話について少し。


第3話までは自分の好きな脚本家である浦畑達彦氏が担当していたのだが、浦畑脚本は構成力は見事だけれども、例えば他の有名な脚本家に比べて、手堅いが地味な印象がどうしても付いて回る。それは、たいていのエピソードにおいて決して奇をてらうこと無く、一見平凡だがしかしちゃんと魅力的な、実に職人技的な手腕を発揮できる脚本家だという評価なのだけれど、この第3話のように本当に地味なエピソードは地味にしかならないので、そこについては良し悪しがある。


いちおう今回や1期第7話(ズボンが盗まれる回)などでは、とくに股間にまつわる描写でひどく酸っぱい気分にさせてくれ、それがインパクトを提供してくれてはいるのだが、大真面目な態度ではとても視聴できるものではなく、そこはそこで個人的に楽しんでおけば良い。そしてそんな小っ恥ずかしい描写を除いては、若年組の3人の絆をごくごくありきたりなテーマ設定で描き出して見せただけの回であり、話的には箸休め的なエピソードだった。


とはいえそんな平凡なエピソードを、なにか特徴的な仕掛けを込めるでもなく魅力的に描きあげて見せたシナリオの出来の良さはさすがというべきで、とくにメインの3人以上に坂本さんのキャラの掘り下げを巧みにやってみせたのには感心させられた。じつにベテランらしい手際だったと思う。




・今回のお話


今回は、バルクホルンとシャーリーをメインに据えた話。普段は冷静なふうを装っているバルクホルンが、無茶をして危険な目に合うというシチュエーションは1期第4話を踏襲しているが、そこにさらに1期第5話におけるシャーリーの音速飛行のエピソードを下敷きに据えることで、1期との連想性を維持しつつも2期なりの独自のやり方でキャラ描写を行っている。いままでと同様、1期からのファンを喜ばせながらじつに巧みにストーリー構成を行っている。


1期でもそうだったが2期ではとくに、ネウロイの形状も含めて、歴史ファンやミリタリーファンの心をくすぐる要素が多く散りばめられている印象。兵器開発の歴史というのは、知ってる知っていないを問わず、多くの男子にとって魅惑的な題材だ。その点、アニメではあまり突っ込んだ解説を取り得ないのが少しもどかしく、これが膨大な文章量を抱え込めるゲームだったら、もっと軍事史的なアプローチによる叙述があったのだろうなぁと思う。そういう点では、知識としての情報量をあまり詰め込むことのできないアニメーションというのは不利で、少しもったいない。だからこそブロガーの解説が存在意義を増すはずなのだが、今作で扱われている題材は自分にはさっぱり。まぁ、騎兵や鐙(あぶみ)の歴史なんて解説が求められるアニメ作品なんて、まず出てこないと思うけれどw




今回はコンテだけでなく脚本も佐伯昭志氏の手によるもの。とくにルッキーニあたりの描写において、絵とセリフのシンクロが素人目にも見事なものがあった。やはり映像を作る人が自ら脚本を手掛けた方が、アニメーションとしてはずっと魅力的に仕上がる傾向が強いと思うが、だからこそ文筆家はアニメーターには出来ないような脚本を書いて欲しいと思う。最近各所で、絵コンテ担当者が脚本を手掛ける場面が目につくようになってきた気がするから、脚本家にはぜひとも頑張って欲しい。そうして良い切磋琢磨が生まれると嬉しいな。


またルッキーニに関しては、もちろん以前からずっとそうだが、なんといっても斎藤千和があってこそのキャラクター。今回はその魅力が存分に発揮されていて、セリフにならない部分で見事すぎる演技を聞かせてくれていた。次回はこれがさらに増えるのだと思うと、楽しみすぎて仕方が無いw


ただ終盤、ハルトマンの妹が登場して皆が驚くシーンがあって、それも3度も同じ演出が繰り返されてたが、あれはあれで良かったのだろうか? シナリオ的には、双子の妹がいるという設定は確かに驚愕ものだが、だからといって視聴者たる我々としては劇中の彼女たちほど大きな驚きを共有できていない。また音響面でも、いまいちノリが悪いと言うか、はっきりいってしょぼいシーンに仕上がってしまう最大の原因があったように思う。もしかしたらすごい意図があってのことかもしれないので滅多なことは言えないけれど、演出としてはもうちょっと他にやりようがあったと思うし、せめてもっとキレのある音響を用意して欲しかった。




坂本さんがパワーアップ(?)したのと同じように、バルクホルンをはじめほかのウィッチたちも、ストライカーの交換や修行等でレベルアップする姿が用意されているのかと期待したのだけど、別にそんな決まりはなかったようだ。ジェットエンジンの実用化には今しばらくの時がかかるということで、次の世代のウィッチたちにその夢を託しつつ、いまはストライクウィッチーズの活躍を存分に楽しもう。毎回ちょっとづつ戦っているけれど、これがどういう形で最終話に向けたうねりを引き起こしていくのか、そちらのほうにも期待。



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それでは、今回は以上です。


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