世紀末オカルト学院 第4話「文明の崩壊」

リクエストがあったので書きます~。




・サブタイトルの意味


最初はオカルトチックな雰囲気だけしか伝わってこないけれど、本編が終了して見ればそのセンスの良さにちょっと驚かされる今作のサブタイトル。今回の「文明の崩壊」も、最初はなんのこっちゃと思ったけれど、終わってみれば完全に内田文明という男の株が崩壊レベルに急落した。それと同時に、将来起こりうる災厄を回避するという任務の遂行さえ危うくなってきて、もうマヤと文明と美風とのラブコメとかそんなのどーでもよくなってきた。


主人公をここまでヘタレに描くというのは、なんだか「ドラえもん」を連想してしまうところ。時間旅行とか、秘密道具とか、そこはかとない懐かしさを覚えるのはそこか。しかし今まではなんとなく見どころのありそうだった文明が、ここにきてこれほどヘタレに描かれたその意図がどこにあるのか、ちょっとどころではなく気になる。マヤにも完全に嫌われたようだし、単純なミッションクリア型の作劇ではなくなってきて、今後の展開が急に読めなくなってきた。なにか裏のありそうな美風についても伏線はさっぱり回収されなかったし、いよいよここから視聴者を迷宮へと誘い込むドラマが展開されるのではないかと予感させる、そんな秩序と予定調和の崩壊が描かれた。


今回も思いっきりコミカルな演出が目立ったが、しかしその幕引きの仕方はなんとも後味が悪く、今後のストーリー展開や作風そのものに影響がありそうなのがちょっと不安。それはドキドキさせるという意味で良い不安なのだが、突き抜けてあほらしいコメディが今作の重要な魅力だっただけに、そこは今後も維持し続けて欲しい。今回も非常に秀逸なコメディを見せてくれていて、感心させられたくらいなので。




・キャラクターの相関関係


前回まではじつに分かりやすい作劇だったのであまり気にならなかったが、今回唐突にストーリー展開が暗礁に乗り上げたような状態になって、その中で今作のキャラクターの関係性がまだまだ固まりきっていなかったことに、いまさら気付かされた。


もちろんマヤの立ち位置とキャラクター性は第1話から存分に描かれていて、それが作品の根本の軸になっている。今回突き崩されたのはもう一本の軸であった文明のほうで、しかも彼には前回突然現れたミステリアスな美風がひっついているから、なおややこしい。そしてその分、第1話から登場していたマヤのクラスメート2人がいまいち影が薄くなっている感じだ。


もちろんそれはたぶん作り手の戦略だ。2本柱でやっていくと思われたキャラのうち1本が腐っていた。作品の屋台骨を支えるにはもういちど文明というキャラクターを叩き直さなければならないし、また二人の周囲のキャラクターも確立しなければならないわけで、そこにドラマ性を込めようというのだろう。


文明のほうは今少し時間がかかりそうだが、次回はまずはいつも散々な目にあっている成瀬こずえにスポットを当てて、脇から固めて行こうと言う作戦らしい。このメガネっ子は声優の魅力を抜きにしても、一見おとなしそうで実はけっこう無茶なことをやりたがるというなかなか美味しいキャラなので、当番回でどんな活躍を見せてくれるのか、大いに楽しみだ。次回予告での「アジアの純真」は可愛かった。ただ、予告のインパクトを小林ゆうにほとんど持っていかれてしまったのが不憫^^




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それでは、今回は以上です。


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~追記~


あのモスラについて書くのを完全に失念したww なんだったんでしょうねぇ、あの化物。


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