アマガミSS 中多紗江編 第一章「コウハイ」

笑い死ぬぞ、今回ww




・3人目にしてこのイレギュラーっぷり


今回から改めて物語は振り出しに戻り、中多紗江をヒロインとした新エピソードへ突入。しかし普通にやったら面白くないと判断したのか、それとも原作通りなのかは知らないが(たぶん違うよね?)、中田譲治の素敵すぎるナレーションを交えながら、腹筋崩壊ものの第一章を持ってきた。


まさか「オオカミさん」に対抗したわけでもないとは思うが、ナレーションが入るたびに可笑しくて笑いだしてしまうw 決して過剰になりすぎずにかぶせているのと、セリフのひとつひとつが面白いこと、そして何より譲治さんの演技力の賜物で、ラブコメの引き立て役としてはこれ以上ないナレーション演出だった。


しかしたった3人目のエピソードで、早くもこんな変化球を放って来るとはねぇ。4人目以降も期待してしまうではないか。まぁ恐らく原作のエピソードから判断して、脚色を加えた方が良い場合とそうでない場合があるだろうから、そのあたりはうまくやってくれると信じたい。


中多紗江編でこういう手法をとったのは、ただドラマをなぞって見せるだけではインパクトに欠けると判断したのだろうが、まったく正しい判断だったろう。別に今回のドラマが魅力が無いという話ではなく、大人しくてあまりしゃべろうとしないヒロインに、ほとんどセクハラじゃねーの、と言いたくなる強引さで迫って行く主人公の構図は、ギャグで包んでこそ嫌味の無いドラマになる。そういう判断だったのではないかな。




・後輩萌えのススメ


ところで最近、というかもうずっとそうだと思うのだけれど、萌えとかエロとかの世界において”妹”という存在がすごく大きく扱われているのが、じつは自分はあまり共感できなかったりする。


もちろん家庭内に可愛い女の子がいるというシチュエーションは、男兄弟の存在しか知らない自分にとっても憧れるものではある。けれど、血のつながった姉妹と恋に落ちて、いとも簡単に男女の仲になってしまうというのが、リアリティを感じられないのである。近親モノは、そこに強烈な違和感や背徳感が存在してこそ魅力的なシチュエーションとして描き得ると思う。だから妹が最初から恋愛対象として扱われたりする作劇に、あまり納得できないのだ。もっと悩んで苦しんで、それでも抑えきれない情欲のほとばしりを描いてこそ、妹モノは燃える。でなければ、まったく恋愛対象になり得ないけれど可愛い妹(それこそ、まさに美也のような!)に留まっている場合にこそ、妹キャラというのはその真のチカラを発揮するのではないかと思う。


しかし妹キャラの持つ魅力はやはり捨てがたく、のん気な作劇でしかも恋愛関係に陥るパターンというものを、妹キャラで見たいというのはよーく分かる。だったら、血の繋がっていない妹属性のキャラクターを堪能すれば良いではないか。さらに突っ込んで言えば、妹キャラではなく、後輩キャラに萌えれば良いのではないか?


もちろん、妹キャラの持っている全ての要素が、そのまま後輩キャラに置換できるわけでないことは分かっている。とくに重要な”同居”というシチュエーションは、残念ながら後輩キャラにはデフォルトで備わっているわけではない。まぁしかし、年下の女の子であるという要素を重視する場合(自分はまさにコレ)なら、後輩萌えで十分に代替可能だと思うのだ。それに想像して見て欲しい、女の子に「先輩」と呼ばれるのは、「お兄ちゃん」と呼ばれるのと同じか、それ以上にぐっとくるシチュではないか? いや、これはもしかすると、中高の6年間を男子校で過ごした私が、女子の後輩という存在に過度の憧れを抱いているだけなのかもしれないが・・・。


とはいえ、そんなわけで後輩萌えである。年下キャラとして、後輩という設定はもっと高く評価されても良いと思うわけで、今後も私は後輩萌えをプッシュして行きたいと思うし、また中多紗江には後輩キャラの持つ魅力をふんだんに発揮してみせて欲しいと願っている。一人でも多くの視聴者に「ビバ後輩萌え!」と叫ばせることができるよう、頑張ってほしい。




・セクハラにしか見えない


今回の橘クン。森島はるかや棚町薫のときとはまた違った顔を見せてくれており、つくづく、ヒロインの魅力を引き立たせるための役割に徹しているなぁと思った。紗江ちゃんが被虐嗜好の持ち主(?)であり、予想外の事態に慌てる姿にこそ魅力が詰まっているヒロインであるから、橘純一がセクハラオヤジと化すのはまったく当を得た作劇と言えよう。


すでに、ひざ裏とおへそへのキスをクリアしてしまっている純一。次はどんなマニアックなパーツを狙うのだろうかと、いまから期待と不安で胸がいっぱいになりそうだけれど、その前にまずは服の上からお腹を触ったり目の前でズボンを下ろしたり、しかもおんぶして密着とか、役得にもほどがある展開。コーヒーかぶったときに火傷して使いモノにならなくなってしまえば良かったんだ!w


美也も美也だ。森島先輩のときは嫉妬してたのに、今回は積極的におんぶをススメたりして、なんだか兄と友人をくっつけようと画策してるのではないかとさえ思える。まぁこの子の場合は天然でやってる可能性の方が高いけど。でも、美也にせよ薫にせよ、紗江が純一と一緒にいるところを見てニヤニヤしたり、さらにけしかけたりしているのは、引っ込み思案で人見知りな紗江に、もっと人と関わることの楽しさを教えてあげたいという気持ちが、無自覚に働くのだろうな。純一の場合だって同じで、別に紗江を取って食おうとしているワケではなく、あくまで彼女が殻を破れるよう応援してあげたいという気持ちが一番にあるはずだ。そして、会ったばかりの人たちからそんなことを思われてしまうくらい、中多紗江はいかにも殻の中に引きこもっているように見えるということ。


この後いったいどんなドラマが待っているかは分からないが、純一の努力で、第1話時点では想像も出来なかったようなとびっきり素敵な表情を、見せるようになって欲しい。楽しみだ。




・EDについて


中多紗江編のEDは、デフォルメされた紗江ちゃんの絵が反則的に可愛くて、またEDラストの笑顔がすでに、前述したとびっきりの表情として、ドラマを先取りしてしまっている。映像に関して言えば、これまでの中でもっとも良い出来ではないか。 

曲の方は、可愛らしくもどこかフワフワとしたボサノバ風のナンバー。森島先輩と薫が、キャラソンであっても地声で唄っていいキャラクターであったのに対して、声量の小さい中多紗江となるとさすがに、キャラソン然とした曲にならざるを得ないか。今野宏美といえば言うまでも無く「らきすた」で見事な演歌を披露してくれていたが、もはや同じ人が演じているとは思えない。声優ってすごいと、つくづく実感させられる^^



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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

頭髪の薄い20代
2010年08月27日 10:41
紗江ちゃんがどのように変わっていくのか今から楽しみです。ラストはアルバイト成功で終了でしょうか。あれ、じゃあクリスマスは?
おパゲーヌス
2010年08月27日 13:02
>頭髪の薄い20代さん
コメントどうもありがとうございます。

原作をまったく知らないので展開は本当に分かりませんが、アルバイト成功は通過点に過ぎず(それこそ次回か第三章でクリア?)、やはりクリスマスを迎えての恋愛成就に終着点を据えているのではないかと思っていますが、どうなのでしょうね。

薫編が、どうやら原作でもっとも重要なシーンを描き切れなかったと聞いたので、やはり4話構成というのも無理が生じてしまう場合があるようですが、少なくともアニメとして違和感の無い構成をして欲しいですね。

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