HEROMAN 第25話「クライシス」
触手の動きに尽きる。
いよいよはじまったラスボス・ゴゴールとの決戦。ようやくこいつもラスボスらしくなってきたというかw
それにしても最終回直前ということもあろうが、今回は良かったなぁ。面白かったし、燃えた。敵が十分に脅威的であるということと、それに対するヒーローマンやウィルの戦いも気合いが入っていることで、まさしく最終決戦らしい戦い。それも、ゴゴールの胸のクリスタルの破壊という、主人公側の達成すべき目標があって、敵の種々の攻撃をはねのけながら見事にその目標を達成する一連の流れがとても良かったし、じつはそこは弱点じゃ無かった! なんていかにも稚拙な展開も、描写力の高さと、最終回目前というタイミングであれば大いに盛り上がる。
それから今回すごく良かったのが、触手の描き方。とくにヘリコプターを狙って大胆に伸びあがる触手とそれを回避するヘリの動きを、特徴的なカメラワーク込みで描きあげていたのがすんごくカッコよかった。原画に板野サーカス継承者の一人・村木靖がいて、またコンテに連名で「エウレカ」の京田監督がクレジットされていたのが、このあたりの描写力に繋がっているのだろうか。
もちろん今回はそこだけでなく、全編通して力のこもった良いアニメーションを見せてくれていた。クライマックスでウィルとジョーイとヒーローマンの3人が坂を駆けあがっていく一連のシーン、ステルス爆撃機が落とした雨雲発生爆弾により発生した紫色の雲、高速で移動するMR-1が目の前の触手を避けて急ブレーキするシーンや、それが穴から這いあがるシーン。あるいはゴゴールの、明らかに節足動物で固い外骨格に覆われているはずなのに、妙に肉肉しいグロテスクなクリーチャーデザインも、ボンズのお家芸だ。じつに見応えがあった。
ストーリーに関しては、もうとにかく戦っているだけなので、燃えたとかカッコよかったとかしか言うことが無いw
ウィルと協力体制を取って戦う様子はやはり熱いモノがあって、とくにリナとプチ喧嘩中のジョーイにとっては、お兄さんに取り入っておくのは重要なポイント稼ぎ。そのリナはデントン先生たちとともに現場へ向かっているが、デントン先生が得意げに語っていた落雷によるエネルギー供給作戦も、MR-1が大幅に遅れていては話にならない。
今回はヒーローマンが瀕死の重傷を負ってしまったが、次回デントン先生の作戦が成功して復活するとしても、その前にジョーイが何か見せてくれそうな感じだ。シリーズ序盤では、ジョーイのピンチに対してヒーローマンが怒りに我を忘れて暴走したが、その逆のことがジョーイに起こるのだろうか。ジョーイにはあまりそういうのは期待したくない。あくまで真のヒーローとしての姿を、彼には見せてもらいたい。
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それでは、今回は以上です。

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いよいよはじまったラスボス・ゴゴールとの決戦。ようやくこいつもラスボスらしくなってきたというかw
それにしても最終回直前ということもあろうが、今回は良かったなぁ。面白かったし、燃えた。敵が十分に脅威的であるということと、それに対するヒーローマンやウィルの戦いも気合いが入っていることで、まさしく最終決戦らしい戦い。それも、ゴゴールの胸のクリスタルの破壊という、主人公側の達成すべき目標があって、敵の種々の攻撃をはねのけながら見事にその目標を達成する一連の流れがとても良かったし、じつはそこは弱点じゃ無かった! なんていかにも稚拙な展開も、描写力の高さと、最終回目前というタイミングであれば大いに盛り上がる。
それから今回すごく良かったのが、触手の描き方。とくにヘリコプターを狙って大胆に伸びあがる触手とそれを回避するヘリの動きを、特徴的なカメラワーク込みで描きあげていたのがすんごくカッコよかった。原画に板野サーカス継承者の一人・村木靖がいて、またコンテに連名で「エウレカ」の京田監督がクレジットされていたのが、このあたりの描写力に繋がっているのだろうか。
もちろん今回はそこだけでなく、全編通して力のこもった良いアニメーションを見せてくれていた。クライマックスでウィルとジョーイとヒーローマンの3人が坂を駆けあがっていく一連のシーン、ステルス爆撃機が落とした雨雲発生爆弾により発生した紫色の雲、高速で移動するMR-1が目の前の触手を避けて急ブレーキするシーンや、それが穴から這いあがるシーン。あるいはゴゴールの、明らかに節足動物で固い外骨格に覆われているはずなのに、妙に肉肉しいグロテスクなクリーチャーデザインも、ボンズのお家芸だ。じつに見応えがあった。
ストーリーに関しては、もうとにかく戦っているだけなので、燃えたとかカッコよかったとかしか言うことが無いw
ウィルと協力体制を取って戦う様子はやはり熱いモノがあって、とくにリナとプチ喧嘩中のジョーイにとっては、お兄さんに取り入っておくのは重要なポイント稼ぎ。そのリナはデントン先生たちとともに現場へ向かっているが、デントン先生が得意げに語っていた落雷によるエネルギー供給作戦も、MR-1が大幅に遅れていては話にならない。
今回はヒーローマンが瀕死の重傷を負ってしまったが、次回デントン先生の作戦が成功して復活するとしても、その前にジョーイが何か見せてくれそうな感じだ。シリーズ序盤では、ジョーイのピンチに対してヒーローマンが怒りに我を忘れて暴走したが、その逆のことがジョーイに起こるのだろうか。ジョーイにはあまりそういうのは期待したくない。あくまで真のヒーローとしての姿を、彼には見せてもらいたい。
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