俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」

確かにゲージュツにキャストオフ機能はいらないなw




・大いに盛り上がって来た第2話


前回、唐突に”京介オタ化計画”がスタートしたので忘れかけていたが、そういえば桐乃の人生相談が、物語の主軸だったんだw ネットで同じ趣味の友人を作るというのは、確かに最良の選択肢だろう。かく言う自分も、リアルでアニメの話ができる友人がいなかったからこそこうしてブログを立ち上げたのだし、良い縁に恵まれてチャットやオフ会にも参加し、語るに足る友人を何人も作ることができた。インターネットは偉大ですな。


まさにそんなオタフレコミュニティへの参加を扱った今回。学校を舞台とした「げんしけん」とはまた違った意味での、オタク界隈デビューの道を描いている。このあたりは、各家庭にネットが普及し、中学生女子がSNSを利用するという状況があればこそで、時代性を反映したシチュエーションだろうな。5年前や10年前だったら、まったく違うアプローチが描かれたことだろうし、10年後から見ればこの作品は奇異に映ることに、なっているかもしれない。


それにしても、第2話から早速、倉田さんお得意のオタトークを展開してきたな。とくに劇中アニメをネタにした桐乃と黒猫の罵りあいはどこまで原作通りでどれだけ倉田オリジナルなのかは分からないが、倉田脚本でしばしば見かけるオタトークによく通じるものがあって、セリフの圧倒的な分量とスピード感がじつに面白い。また花澤香菜の毒舌トークは、男性視聴者には悶絶モノの魅力があって素晴らしかったな。それでいて、大真面目にフザけた言いまわしをしている黒猫というキャラクターの面白さも、よく表現できていたのではないか。




・桐乃の特別性描写について


高坂桐乃は、兄にとっても、また友人たちにとっても極めて特別な存在であるべきキャラクターで、学校という空間ではアイドルとして”浮いている”ことがステータスになっているのだけれど、オタクっ娘コミュでは同じ”浮いている”状態が大きなデメリットとして作用していることが、対比として描かれていた。もちろん一次会で溶け込めなかったのは、同じ趣味を持った人々とどう接して良いのか分からない桐乃の経験不足が出てしまったのが大きかったのだろうが、服装等で最初から忌避されてしまう部分も無くはなかったのだろう。


この”特別さ”という要素はしかし、桐乃という人物の最も重要なキャラクター性だと思うのだけれど、現時点ではまだもう一つ描き切れていない感じが、あったりする。アニメではどうしたって他のキャラも十分に可愛く見えてしまうので、劇中で桐乃が他者からどう見られているか、というのが視聴者に伝え切れていない感じがしている。


例えば今回も、黒猫が可愛いのは作劇上問題ないとしても、桐乃の学校での友人とか、オフ会に来ていた他の女の子(牛乳瓶メガネを除く)なども、視聴者から見れば桐乃と同様に可愛らしいキャラクターとして認識されてしまい、桐乃の特別性を絵だけで理解するのがむつかしい。これは今作の作品理解にとってマイナス方向に働いていると思う。リアルの女性を思い浮かべれば、特別な女性はもう見た瞬間に他と違うオーラなり美貌なりがはっきりと感じられるものだが、絵というものはそうした個体差をどぎつく演出しなければならないのだということに、今更気付かされる作品である。




桐乃がいかに凄い女子かというのは、こうなったらあとはシチュエーションやセリフで描いてもらわなければならず、この点は次回以降の展開を待つしかない。だって個人的には、田村さんのあんまりの可愛さにすっかり心を奪われてしまっていて、桐乃の美貌が霞んでしまっていたわけでw いや、田村さんまじ可愛いよ、やばいよこの子は。田村さんだけを映したものを延々と見せられてもいいくらい、田村さんは魅力的だ。


そんな田村さんの”平均的な”可愛さに対抗すべく見せた桐乃の”特別な”可愛さと言えば、デフォルトの茶髪に加えれば、ちょっと可愛いデザインのファッションと、緑色の爪くらい。でもアニメで髪を染めてる(?)キャラなんて掃いて捨てるほどいるし、服装はすごく凝っていてデザイナーやらアニメーターの努力は認めるけれども、さほど近づきがたいファッションセンスには見えなかった。あとはマニキュアだけど、これはこの色でいいの?w 自分は女性のファッションにはからきし疎いので仮に緑マニキュアがアリだとしても、アニメでは浮いていたかなぁ。それが、桐乃の特別性に繋がっていると思えなくはなかったけれど、それならなおさら、緑爪はオフ会のシーンで見せて欲しかったかな。


桐乃というキャラを、設定通りに凄い女子だと視聴者に認識させるための描写については、今後の努力に期待しておきたい。






さて、いちおう人生相談への答えを示して、京介が桐乃にエロゲを押しつけられる理由も無くなったワケだが、本番はここからだろう。このままオタク道賛美な作品に進むのか、背徳の兄妹関係へと発展するのか、はたまた京介を中心としたハーレム系ラブコメイベントが発生するのか。次回それが示された時に、今作のドラマへの評価が半分以上決定されてしまいそうな気がするが、どうなることか。とりあえず田村さんの出番があればいいな。





----


それでは、今回は以上です。


にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加中です。拍手の代わりですので、読んで良かったとちょっとでも思ったら、クリックしてもらえると嬉しいです^^




この記事へのコメント

この記事へのトラックバック