「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?10」エントリー記事

「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さまの恒例企画に、今回も参加させていただこうと思います。また、これを持って、2010年春アニメの総評ともさせていただきます。

企画の詳細はこちら


さて、今期終了のアニメはこちらだそうです↓

けいおん!!
戦国BASARA弐 (未視聴)
黒執事2 (未視聴)
GIANT KILLING
セキレイ~Pure Engagement~ (未視聴)
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
世紀末オカルト学院
RAINBOW 二舎六房の七人 (未視聴)
ストライクウィッチーズ2
オオカミさんと七人の仲間たち
HEROMAN
会長はメイド様!
祝福のカンパネラ
みつどもえ
生徒会役員共
あそびにいくヨ!
裏切りは僕の名前を知っている (未視聴)
MAJOR 6th season (未視聴)
あにゃまる探偵 キルミンずぅ (未視聴)
夢色パティシエール (未視聴)
家庭教師ヒットマンREBORN! (未視聴)
ポケットモンスターダイヤモンド&パール (未視聴)
バトルスピリッツ少年撃覇ダン (未視聴)


この中で、視聴済みのものだけを評価させていただきますよ。全部で12作品。前回も前々回も12作品でした。なんか、自分のMPの総量ってこんなものかな、というひとつの指標になりそうですね。現行アニメ(2010年10月スタート作品)はぐっと見てる数も感想書いてる数も多いので、限界突破を迫られているようで異様にしんどいです。でも、それだけ面白いアニメがあるというのは、幸せなことですね。


さてそんなラインナップですが、ここでの点数評価は、主に主観と相対評価で行っています。また、「5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点) 2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い」という公式の指標に準ずるよう心がけるつもりです。




それと、これは今回の企画とは関係ないですが、合同ブログ「アニプレッション!!」のほうでも毎クールごとの恒例企画として、自分も含めた複数のブロガーによるクロスレビューを行っております。合わせてご覧いただければ幸いです。

2010年7-9月期放送アニメクロスレビュー

(※各作品への自分の小評文は、クロスレビューと今回のものは同じ物です。点数付けが異なるのと、あとクロスレビューのほうは複数のブロガーによる、異なる見方を読み比べるという企画ですので。一方でクロスレビューには、各賞選考はありません)



では早速まいります。




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けいおん!!

ストーリー 4点

キャラクター性 5点

画 5点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 28点


本来、個人的な好みからは完全に外れたタイプの作品なのだけど、そんなものが些細な問題だと思わされるくらい惹き込まれた。それに、多くの視聴者に「語りたい!」と思わせることが出来た、その一点だけを取っても貴重な作品であろうと思う。

ただ一点だけ不満があるとすれば、この作品に有無を言わさず最高点を付けさせられてしまうくらい、今期は他に対抗馬になり得る作品が無かったという点だ。



GIANT KILLING

ストーリー 5点

キャラクター性 3点

画 3点

演出 3点

音楽 3点

総合的な評価 4点

合計点 21点


手堅くも見応えのあるアニメーションで、最高に熱いスポーツドラマを描きあげてくれた。理想を言えば、人物のアップばかりでサッカーの試合展開がセリフからしか読みとれないのは残念で、アニメとしてもっと工夫して欲しかったところではあるが、丁寧なストーリー展開をツボを抑えた演出で上手く料理してくれていたのは評価したい。



学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 5点

演出 4点

音楽 3点

総合的な評価 5点

合計点 23点


クオリティの高い映像と人間のあり方を問いかける作劇が、じつに魅力的だった作品。

ただ、中途半端なトコで終わってしまったのはまぁ良いとして、作品テーマをもっと深く突っ込んで描いて欲しかったかな。人間の本質を突き詰めようとする姿勢が画面の端々から伝わってきたけれど、結局はあくまでエンターテイメントな作品として、最後までエログロ系パニックホラーの域を出なかった。物理的にも精神的にも、現代文明の歪んだシステムを破壊して見せたのだから、その先にあるものを見せて欲しかった。




世紀末オカルト学院

ストーリー 4点

キャラクター性 4点

画 5点

演出 5点

音楽 5点

総合的な評価 5点

合計点 28点

今期アニメ(7月スタート作品)の最高傑作でしょう。オカルトという題材の魅力を最大限に引き出すにはもっと工夫が必要だったとは思うけれど、一個の作品として、序盤はギャグとサスペンスで、中盤はヒューマンドラマで魅了して行き、最期は華々しいヒロイズムと想像を膨らませる余韻を残す見事な幕引きで締めた。キャラも立っていたしドラマも良かったしアニメーションも素晴らしかったと思う。



ストライクウィッチーズ2

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 4点

演出 3点

音楽 3点

総合的な評価 2点

合計点 18点


1期の頃から大きな武器であった要素を、改めてもう一度磨きあげて提示してくれた、ファンにはたまらないシリーズだったと思う。ストパンとして描かなければならない部分をちゃんと描いてくれたのは良かったし、面白かった。

一方でせっかく2期なんだから、1期とは違う切り口、1期で活かせなかった伏線を、もっと拾ってくれても良かったと思う。手堅く構成したなぁという印象。その手堅さの意図は理解できるだけに、11・12話のお話の出来が今一つだったのが残念でならない。



オオカミさんと七人の仲間たち

ストーリー 1点

キャラクター性 3点

画 4点

演出 3点

音楽 3点

総合的な評価 1点

合計点 15点


キャラの良さ、設定の面白さといったせっかくのアピールポイントが、無難にまとめようとした作戦が完全に裏目に出て、まったくアピールにならなかった印象。メインエピソードが重く陰鬱なトラウマのドラマで、しかもそれがモヤっとさせられる中途半端な幕引きだったから、楽しめもせず感動もしないシリーズ構成だった。サブキャラを活用した脇道エピソードはそこそこ面白かったのだけど、それも別に絶賛するほどでもなかったし。全てにおいて中途半端で、ただ殴り合うシーンの作画だけが見ごたえあった、そんな作品。



HEROMAN

ストーリー 4点

キャラクター性 3点

画 5点

演出 3点

音楽 4点

総合的な評価 3点

合計点 21点


途中までは、迫力のある戦闘を何度も見せてくれた作画の良さと、主人公の男の娘っぷりに悶えるアニメとして見ていた。各話の脚本は決して面白いとは言えず(※王道だからではなく、単純に出来が悪い)、侵略者の設定もヒロインのキャラもあまり活かされていないのはどうなのかと思っていたけれど、終盤、作品テーマを深く追求し、見事にそれを描き切った様はあまりに見事だった。終わり良ければすべて良し、とは言わないが、この最終回を見据えてじっくりと構築してあったストーリー構成は大いに評価したい。


会長はメイド様!

ストーリー 5点

キャラクター性 5点

画 4点

演出 5点

音楽 4点

総合的な評価 5点

合計点 28点


毎回とっても面白かった。ヒロインを文句なしに魅力的に描けたのが勝利ポイント。ただすれ違う恋心を描くのではなく、ヒロイズムとコメディ、それに萌えも多分に加えての、基本的には明るい色調の作劇と画面世界がツボだった。膨大なキャラがそれぞれに個性を発揮して、うるさいくらいに賑やかだったのも面白かった。最終話のみさちゃんのエロ可愛さは反則。


祝福のカンパネラ

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 3点

演出 2点

音楽 5点

総合的な評価 1点

合計点 17点


手堅すぎて、あまり真面目に見れなかった。女性キャラの魅力と、あとは魔法を使っての戦闘シーンは見どころだったけど、失敗を恐れてこじんまりした作品を目指してしまっていると感じられたのが、個人的には視聴意欲を削がれた。ストーリーもあまり印象に残って無い。



みつどもえ

ストーリー 3点

キャラクター性 5点

画 4点

演出 5点

音楽 3点

総合的な評価 5点

合計点 25点


毎回、笑いすぎて体壊すんじゃないかと思って視聴していた。視聴者を楽しませるのに妥協しないこの姿勢は、ギャグアニメの鑑。深夜アニメにしておくのがもったいないくらいで、子どもたちにこそ楽しんでもらいたい作品だったと思う。



生徒会役員共

ストーリー 2点

キャラクター性 4点

画 4点

演出 4点

音楽 3点

総合的な評価 4点

合計点 21点


何が面白いのかさっぱり分からないのに、なぜか見ちゃうアニメだった。序盤はOP・EDと、あとはせいぜいモブキャラの凝った動きくらいしか注目点が無かったのだけど、だんだん作品の持つ不思議な力に引き込まれていった。

ただやはり面白かったのは原作からのネタよりも、アニメ独自に暴走してくれちゃった部分。映像的に見どころのあるシーンも少なくなく、このアニメらしい遊び心を、もっと全開にして突っ走ってくれたら最高だった。中途半端に原作に気を使っていた感じが、あったかな。



あそびにいくヨ!

ストーリー 3点

キャラクター性 3点

画 2点

演出 3点

音楽 4点

総合的な評価 4点

合計点 19点


すごく好きな作品だった。出来が良かったとは到底言えないけれど、全力で楽しめた作品。だからこそ、ストーリー構成上の粗や、作画の悪さが、ひどくもったいないと思った。それでも、どうやら原作を改変したらしい3人ハーレムエンドは、シリーズとしての決着をいちおう提示してくれた感じで良かった。中途で投げ出されると気持ち悪いからね。

戦闘パートにおける戦術描写の秀逸さには毎回のように感心させられた。小気味良いテンポでの納得のいく戦術描写は、他のアニメでもぜひ参考にして欲しいところ。




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さて、ここからは各賞の発表です。



ベストキャラクター賞


鮎沢美咲(「会長はメイド様!」)


作品の看板を全て一人で背負っていたような、ものすごくパワフルかつインパクト満点のヒロインだった。この作品は碓氷を始め、じつにインパクトの強いキャラがうじゃうじゃと出てくるが、それに振り回されるにせよ振りまわすにせよ、すべてにおいて全力全開な”みさちゃん”の姿に惚れ惚れさせられるアニメであり、またそうしたキャラクターだった。安易なテンプレの枠には到底収まりきらないこのキャラクター性は、お見事。




ベストOP賞


「Now loading...SKY!!」(「あそびにいくヨ!」OP)


前回の企画のときも、スフィアだったなぁ。別にスフィアのファンというわけではなく、単純にこのOPが良いと思ったのですよ。毎回悩むこの部門だけれど、今期はどのアニメもそこまでぐっとくるOPが無くて、肝心の「けいおん!!」のOPがふたつとも自分の感性にはまるで合わなかったということで、実質、「カンパネラ」の双子回特別OPとの一騎打ち。しかしまぁ、シリーズ通してのOPということで、「あそいく」を選んだ。

曲が文句なく良いのだけど、映像も、わりと省力で物足りない感じだったわりには、カットのひとつひとつやその繋ぎ方が、妙に心地よかったというか、好みにフィットした感じ。とても好きなOPだった。



ベストED賞


「蒼い春」(「生徒会役員共」ED)


もちろんみんな、「けいおん」を選ぶよね? ・・・と思ったので、自分はコッチw

いやしかし、素晴らしいEDだったと思う。もうあまりの違和感と驚きで、初回は本当に打ちのめされた。あのangelaが、という驚きもあるし、アニメ本編に比べてなんという本気ED映像だとも思った。まさにアニメーションの面白さを全力で味わわせてくれた、秀逸なEDだったと思う。



ベスト声優賞・男性


子安武人(「世紀末オカルト学院」JK役)


あれー、おかしいな。こんな脇役変態枠を選出するほど、今期の男性キャラって不作だったっけ・・・?


まぁインパクトの問題ですな。出てくるたびに視聴者全員から拍手喝さいで出迎えられる道化キャラとして、素晴らしい存在感を放っていた。




ベスト声優賞・女性


新井里美(「生徒会役員共」畑ランコ役・「オオカミさんと七人の仲間たち」ナレーション役)

さすがに今期ばかりは、この人を選ぶしかないでしょう!!

”黒子の人”として、「レールガン」や「迷い猫」においてその高い演技力と特徴的な声色を活かした、主に変態的暴走っぷりで楽しませてくれた声優。今期はさらにその出番のインパクトが倍増し、とくに「生徒会役員共」は彼女の存在が作品の数少ない笑えるギャグを支えていたと言っても過言では無い。

ネタ要員としてだけでなく確かな実力を備えている彼女が、ファンからの支持を得て今以上に大活躍されることを、願ってやまない。




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さて、それではこれで以上となります。 ピッコロさん、いつも集計御苦労さまです、どうぞよろしくお願いします。


また、ここまで読んで下さった読者の方、本当にありがとうございました。


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