アマガミSS 桜井梨穂子編 第一章「オモイデ」

肉まんに成れ、って祈ってる時の美也の表情が、すっごく怖かったw




・新章開幕!


今回からは桜井梨穂子がメインヒロインに。ひんぬー党の自分としては、このようなぽっちゃり系ヒロインにはあまり食指が動かないのが本来なのであるが、パンを頬張る彼女の幸せそうな様子や、なにより新谷良子の声が文句なしに可愛いので、すべて許せてしまう。OPのラスト近くに七咲編からの変更点があったが、このような演出は前期OPでもやって欲しかった・・・。


各章ごとに少しづつ変化を加えている脚本だが、今回はなんと純一のトラウマ語りではなく、梨穂子の回想から導入部分が始まった。続いてろくに純一の顔も出さないまま、とにかく梨穂子による梨穂子のための梨穂子オンパレードが展開。これには驚かされた。


純一が、ヒロインの魅力を引き立たせるための立ち位置に徹して、章ごとにその役割や性格さえもが変わってしまうカメレオン主人公なのだということは、いつだかも指摘させて頂いたことである。その意味において梨穂子編に関しては、とにかく彼女が一人で伸び伸びと暮らしている様子を描くのが、このヒロインの魅力を確立する最良の手法なのだということだろう。言われてみれば、よく食べてよく寝て、勝手に走り回ってかってにすっ転んで、まるでまさに愛玩動物のような魅力が、彼女の一日にはぎっしりと詰まっていた。


このキャラが可愛くあるためには、彼女の周囲はすべて無機質にただ存在しているだけの、陸上競技で使うハードルのようにならなければならないと、いうことだ。ヒロインがドタドタと走ってきて、勝手に引っかかって転んでくれるのを待っているだけのような存在。それこそが、今回の純一にもとめられた役割であったと言えよう。それでもどうしたって純一のことを意識している我らがヒロインが、親友たちの後押しによって彼を自分と対等の立場にまで引き上げることになるのを、次回は楽しみにしておきたい。




・桜井梨穂子のアイデンティティ


ところで、これはファンの方からお叱りを受けるかもしれないが、巨乳ドジっ子である梨穂子の親友・かなえちゃんが登場した時点で、「ああ、この子は朝比奈みくるなのね」という、大変失礼な認識の仕方をしてしまった。


もちろん、被虐体質かつ頑張り屋さんな朝比奈みくると、どこまでも天然な陽気さとマイペースっぷりを発揮している梨穂子とでは、全然キャラクターが異なるというのはすぐに理解した。しかし今のところは、他の個性的なヒロインたちと比べると、声質の特徴以外の部分では、もうひとつインパクトに欠けるなぁという気がしないでもない。これは、頭の弱い子とぽっちゃり体型があまり得意ではない、自分の趣味の問題も大きいとは思うが・・・。


しかし彼女の一番の武器は、幼馴染設定だろう。今回は、幼少時の幸福な思い出を純一と共有しているのだと描かれるにとどまったが(しかも、著しく改変されてたしw)、今後は梨穂子を恋愛対象とは考えていない純一を、どうやって土俵に乗せて見せるか、その描き方が重要になってくるだろう。


おそらくいままでで一番、エロ本へのこだわりを感じさせてくれた今回の純一。肉欲に正直な彼なら、ガードの甘い梨穂子が天然的に無防備なシチュエーションを無自覚に作り出すことで、女として意識させるには十分ではあると思う。しかしそれではあまり面白くなく、梨穂子が純一に片思いをしているらしいというとても美味しい設定を、最大限に活かすエピソードを期待したい。そしてそれが描かれてこそ、梨穂子は他の5人のヒロインにまったく引けを取らない、十二分なアイデンティティを確立するものと、期待している。




・EDについて


薫編、紗江編、七咲編と、非常に印象的なキャラソンを立てつづけに聞かされてきただけあって、やはりここでも、普通にいい曲なのだけど抜群のインパクトというには少し物足りない、みたいな印象を持ってしまったな。いかにも、「普通ってゆーなー!」なーんてセリフが、聞こえてきそうではないか?w


もう少し聞いてみないと、まだ耳が慣れてないから評価ができていないだけかもしれないけれど。しかし下手をすると、アマガミのEDは全部購入させられてしまいそうで怖い。良い音楽を採用しているというだけで、アニメ全体の好感度がぐっと上がるから、不思議なものだ。





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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

アルルカン
2010年10月29日 09:26
純一は今まで凄い変態の主人公でしたがついに主人公格を剥奪され凄い変態になってしまいました(笑)

今までも純一はカメレオンと称されるようにヒロインとの心理的距離が変化しましたが梨穂子は今までのヒロインズの中で誰よりも純一に近く、それ故に誰よりも恋愛に遠いと思っていました。千里の道も一歩からですがまだ千里がまるまる残っている現状で今後梨穂子がどのようにして純一を振り向かせるのか、梨穂子編の肝になるでしょうね。

…そんなことより麻耶ちゃんの出番少なくかぁ!?スタッフ!!
頭髪の薄い20代後半
2010年10月29日 11:25
>肉まんに成れ、って祈ってる時の美也の表情が、すっごく怖かったw
 あんな幼い頃からまんま肉まんに傾倒していたとは…。
>インパクトに欠ける
 自分は割とこの気を許しあった関係が好きなのですが、他の子と違って話の起伏に欠けるのは確か。幼馴染でもう好感度MAXですし。なにより橘さんが変態的な行動に動きそうに無い所。まだ恋愛対象になってすらいない。だからこそ敢えて梨穂子の目線で話を動かすという点におおいに期待しています。
おパゲーヌス
2010年10月29日 21:01
>アルルカンさん
凄い変態ww たしかにそうでしたね。まぁ、いままでがカッコよすぎました。

梨穂子と純一の関係としては、一番近かったのは薫編でしょうか。ただ薫とは同じクラスだったのに、梨穂子はクラスが違って、ちょっと足を延ばさないと接触できない(=わざわざ接触を持つという行為がお互いの好感度UPに繋がる?)と思いますね。梨穂子からどんなアプローチを仕掛けるのか、楽しみです。

麻耶先生の出番が減った分は、香苗ちゃんや茶道部のメンバーが大活躍でした。いろんな名脇役がいて楽しいですね。
おパゲーヌス
2010年10月29日 21:08
>頭髪の薄い20代後半さん
子供が肉まんが好きなのは、普通は微笑ましい光景なんですけどね。梨穂子を喰らう気満々で踊っている美也の姿はシュールでした。

確かに純一は、梨穂子に対しては変態プレイにすら及びそうにないですね。これまでとは真逆のアプローチを描くのに、今回の導入部分は非常に効果的でした。次回以降も、梨穂子視点による叙述が続くのかどうか。次週も注目しておきましょう。

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