そらのおとしもの f (フォルテ) 第10話「節穴世界(ファンタジーフィールド)を覗け!」

漢字読めないアストレアが可愛すぎるw でも一番かぁいいのはニンフだけど。




・いろいろと無理がある自由研究w


どうやら劇中は夏休み真っ盛りのようで、智樹とそこに入り浸るエンジェロイドたちの交流が描かれる。


珍しくアストレアたちと関わり合いになろうとしない智樹。後で出てくる工作もあっただろうが、いい加減うるさくて、やっていられなくなってきたのだろうw それに、トイレにせよ押し入れにせよ、秘密基地を作ったら無駄に籠城したくなるのが、男子の性(さが)というものだろう。


押し入れの電子レンジ化はしかし、ヒヤヒヤさせられたぞww アメリカかどっかの婆さんが、濡れた猫を乾燥させようと電子レンジに入れたとかいう悲劇を聞いた時、それはしばしば裁判の馬鹿げた判決について言及されるネタであるにも関わらず、自分はその死んだ猫のほうに意識が行ってしまってとても心中穏やかではいられなくなった。それに小学生のころ、『空想科学読本』で電子レンジの仕組みを解説され、動物に使ったらどうなるかと書いてあったのを読んだ記憶もわりかし鮮明に覚えていたので、電子レンジの中でいったい猫がどのようなコトになってしまったのか、想像すると本当に背筋がゾっとする。今回はまさにそれと同じ状況を、しかもレンジの内側から描写されたわけで、知らずに狭い箱に閉じ込められ加熱された猫のことが脳裏をよぎって、笑うどころの話ではなかった。


不気味な音をたてて回転する押し入れと、そこから出ることが出来ない恐怖。「智樹も嬉しがってるみたい」とか、なんて怖ろしい光景www




一方で、今回のタイトルにもなっている自由研究。なんと半年もの歳月を費やして街中にパイプを張り巡らせたとは、その根性たるやすさまじいものがある。それに、発想の理屈が中学生じみていて面白いw 


自宅の庭ならともかく、それ以上遠方の地点を覗き見るためには、相当の工夫が必要だ。図解ではちょっとよく分からなかったけれど、きっと望遠レンズを取り付けたりして、いろいろと工夫を凝らしているのだろう。以前にパンツロボを作った時にも思ったが、やはり智樹は、守形の後輩として相応しい意欲・発想・技術の持ち主だ。研究者の道を志すか、技術家の道を志すか、いずれにせよ彼のスペックなら相当な人材に成長しそうだ。マッドサイエンティストになりそうw




・4人それぞれのアプローチ


今回の注目点はむろん、智樹の覗きパイプを見た時などにおける、エンジェロイド3人とそはらの、それぞれの反応の差異だ。


基本的に食べ物とゲームにしか目が無いアストレアは、智樹がいるからこそ楽しいのだということをようやく自覚し始めた様子だが、しかしまだまだ、本格的に恋の駆け引きに参入する様子はない。


またニンフは、こちらはモノローグ演出等を駆使してあからさまに、智樹との親密な関係を築きたいと望んでいる。その様子は見るからに恋する乙女ではあるが、しかし彼女は羽根無しというコンプレックスを抱えている限り、逆説的に自分のことをエンジェロイドとしてしか認識できず、そのためプロポーズとか結婚とか以前に、「マスターとエンジェロイド」の関係に固執しているのが窺える。イカロスとは違った意味で、いつかニンフには、智樹の口からフォローしてあげて欲しいところ。精神的な意味で、彼女の鎖を断ち切ってあげないことには、ニンフはいつまで経ってもエンジェロイドのまま、飼われて使役される存在として自己を規定し続けるのではないだろうか。


これまでと大きく異なる様子を見せたのがそはらだ。なんと彼女は、いよいよエンジェロイドを、なかんずくイカロスを、恋のライバルとして意識し始めたようだ。いつもの殺人チョップが出て来ないかわりに、智樹自身でさえ自覚していなかった、イカロスの特別扱いを指摘する。このそはらの問いかけは、実に意味深だ。


エロいイタズラをしないというのは、人間とエンジェロイドを区別しているからではなく、またイカロスを非人間的だと考えているわけでもないだろう。そはらの心配しているのは、イカロスは智樹にとってもはやかけがえの無い大切な女性になっているのではないか、ということだと思われるけれど、果たしてどうなのか。画面を見る限り、智樹がイカロスにエロいことをしないのは、イカロスが無邪気すぎるからではないのか。感情面についてあまりに無理解・無防備なイカロスは、まるで何も知らない子供と同じだ。だから性欲だって起こらないのであって、つまり智樹はイカロスを、娘か何かのように考えているのではないかと思う。


イカロスが”プロポーズ”だと考えた智樹の発言も、見ている限りとても愛の告白には見えないし、実際にそんな意味で言ったのではないだろう。イカロスは、愛が分からないと嘆くカオスが目に見える生き物をことごとく殺戮しているのと同じように、やはり愛が分からないままに智樹の言動を曲解しているのではないかと思ってしまう。非常に危うい立場に、イカロスはいる。


果たして、今回イカロスは、その気の無い智樹のキス攻撃を目の当たりにして動作不能に陥ってしまった。今回も”また”、智樹の真意を理解していないままに勝手に盛り上がっているのが、イカロスの姿であった。この、いまひとつ噛み合っていない智樹とイカロスの心の波長が、最初は小さなヒビだったものが、いつしか取り返しのつかない事態を招きはしまいか。そんな不安が、気付かないうちに忍び寄ってきていた・・・。


それにしてもイカロスさん、メモリー消去って!? キスに関する限定的な記憶を抹消しただけならいいんだけど、他の重要そうなことまで消したりでもしたら、この後に控えている波乱がいっそう大きなものになってしまいそうで、色々と怖い。それでなくても、カオスが復活したというに。


前回の対戦では、イカロスの愛が、カオスを退けて見せた。しかし次はどうなるか、とても想像がつかないというか、むしろ嫌な予感しかしない。いよいよ最終回目前とのことで、いったいどんな展開が待ち受けているのか、心しておきたい。




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それでは、今回は以上です。


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