GOSICK-ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」

いよいよ推理物っぽくなってきましたかね。オヤジ達がみんなダメ人間すぎて笑ったw




ヴィクトリカを愛でる至福の時間と割り切るには、ちょっとお話が面白くなりすぎてきた。探偵モノらしい飛躍したトリックやドラマの展開にはどうも馴れないけれど、でもこれだけ真面目にミステリーとして作っている作品はちょっと触れる機会が少ないので、物珍しさも込みで今後の展開が楽しみだ。


12人いるというメンバーの半分があっという間に死んでしまったこと、一番犯人候補からは遠そうだと思ってたモーリスが発狂してしまったこと(これで犯人である可能性はゼロにはなったが)、あるいはトリックがいちいち突っ込みどころ満載なこと等、展開にチープさが付きまとってしまう印象は否めない。けれど、たぶん推理モノってこういうもんなんだろうなぁ。『金田一少年の事件簿』とかを思い出してみても、当時はそれはもう大真面目にリアルな物語として楽しんでいたけれど、今思い返してみれば、あれを現在の自分が読んでいればあまりにも強引でツッコミどころの多い作劇に辟易しているかもしれないと思うと、ただ自分が馴れていないだけで、ミステリーの作劇法に忠実に則った作品であるのかもしれない。


自分はミステリーはあまり興味が無いし、ヴィクトリカ嬢を差し置いて真犯人を推理するなんて面白くもなんともないと思うので、その手のゲームは他の方におまかせするとしたい。


それでも気になる点だけいくつか挙げておくと、10年前の回想シーンで船に集められていたという少年少女たちの中に、明らかに今回登場したメンバー(ジュリィとネッド?)や、前回殺人を犯して捕まったアラビア人メイドが紛れていたのは、これは現段階で見せちゃっていいのだろうか。じつは10年前の生き残りだったのよ、みたいな告白を衝撃的に見せるよりも、それを前提とした上でどのようなギミックをドラマの中に仕込むことができるか、それが注目点になってくるのだろうか。あるいはその10年前の事件についても、第1次大戦の開戦の年に、どのような意図で引き起こされた事件だったのか。これは犯人等による告白ではなく、ぜひヴィクトリカたちの推理で、ことの真相に迫って欲しいところ。まだ今作は、ストーリー構築の巧さの判断ができるほどにはドラマが動いていないので、まずは現在進行中の事件がどういった顛末を迎えるかという点に、よく注目しておきたい。


・・・もし万が一、あまり面白くない結末だったりしたら、あとはもうヴィクトリカ可愛いくらいしか書くことがないので、感想レビューの続行の是非を検討せざるを得なくなるかなぁ。原作は人気作のようだからあまり心配はしていないけれど、それでもアニメとしてしっかり良いものを提示できるよう頑張ってもらいたい。




ところで、ヴィクトリカっていくつくらいの設定なのだろうね。彼女なら、現代の日本の法律では禁止されている時分からワインを嗜んでいてもおかしくはない気はするし、見た目や、あるいは照れたり拗ねたりするときの表情の可愛らしい印象から想定される年齢と、そう変わらないのかもしれない。しかし同時に、じつは魔女とかそれ系のまんまオカルト的な存在で、すでに何十年、何百年とあの姿恰好で時を過ごして来てるような気も、しないでもない。それとも、本当に人形が魂を持ったような存在なのだろうか。彼女の謎に迫る展開がきっと中盤以降にやってくるだろうから、そちらは大いに楽しみだ。


それと、EDがじつに素晴らしいな。曲も映像も、本当にカッコよくて痺れる。今期もOPやEDの素晴らしい作品が目白押しだが、今作のEDも、トップクラスに好きなもののひとつ。これを見るだけでも、毎週視聴する価値があろうというものだ。




----


それでは、今回は以上です。


にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加中です。拍手の代わりですので、読んで良かったとちょっとでも思ったら、クリックしてもらえると嬉しいです^^


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

あるるかん
2011年01月16日 03:00
私も「コナン」や「金田一」はなにも考えずに読みますし、大抵の推理モノはチープな印象が拭えないのですが、このアニメはもしかしたら『推理モノの皮を被った痛快娯楽アニメ』なのでは?とポジティブに考えみようと思います(笑)
おパゲーヌス
2011年01月16日 03:32
>あるるかんさん
誰が犯人なのか、このトリックはどうなっているのかと、真剣に考えれば考えるほど、あまりにご都合主義な作劇を見せられたときにガッカリしますからねw 提示されるストーリーを、その場その場で直感的に楽しんで行きたいです。

で、痛快娯楽アニメですか、なるほど? 次回の展開を見て、改めて今作をどう捉えるべきか、考えてみたいと思います。
しずく
2011年01月18日 00:32
ネタばらし、という程の事でも無い…と思うのですが、どうなんでしょう。管理者権限で削除できるならして下さってOKです。
あと、また二段です。長すぎました。
原作に拘りがあるとこ―なってしまうwww

>10年前の回想シーン~現段階で見せちゃっていいのだろうか

の部分について原作を読んだ身としてちょりっと言及を。
原作では、ヴィクトリカと久城くんが幽霊船であーだこーだする「第○章(現代編)」と10年前のQueenBerry号では何が起こっていたのかを描く「モノローグ(過去編)」とが交互に書かれ、その構成は「プロローグ、全六章、モノローグ5個(ここが交互に描かれる部分)、エピローグ」の全13章構成でした。
…正直、アニメ化するにあたって此処をどんな風に調理するのかが非常に気になっていたのですが、結局はオミットする事にしたらしいですね? 原作ではもっとドロドロじめじめ、子供たちの恐怖心がでろんでろんってな具合だったので。 アニメではだいぶライトな感じでした。
またヴィクトリカと久城くんの出会いの時期も本編より過去という事になっていて、この時点で登場しているはずのキャラが何故かいないなど、原作既読者にも展開を予感させない脚本がしびれます。
ミステリーというよりかはむしろ怪奇小説のそれに近いようなこの作品、しかも原作は未完。さてどうなるやら。

なんか取りとめない上に(内容に触れていないとはいえ)ネタバレみたいなコメントで申しわけないです。
しずく
2011年01月18日 00:33
私はこの作品を観ていく上でのポイントは、いかに第一次大戦直下という不安定で第二次大戦の香りも漂う空気感を描けるか、という点にあると思っています。(ライトでポップなOPなんか吹っ飛ぶような空気感が漂っていてほしい感じ)
声優さんに関しては全く何の心配もなく見れるのはとても嬉しい。特にヴィクトリカ。原作で彼女の声音は「まるで老人のような、しわがれて低い声」と書かれていたわけで、さてどんな声やしらん?と思っていたら、ちゃんと低かったww

気分としては「オカルト学院」と「二十面相の娘」を足して二で割って隠し味に「ホームズ」を振ったような感じでしょうか。
しずく
2011年01月18日 00:39
ごめんなさいっ!
最後にもう一つ。

今作は2クールだそうです。OPを見る限り、既刊分は映像化しそうな予感。(短編集のぞく)
…全七巻分くらいですかにぇ。
是非とも「あっ!かゆい所に手が届かない!」なんてコトにならない事を祈るばかりです。
ノイタミナ的物足りなさはノイタミナだけで充分だと思うのです。
おパゲーヌス
2011年01月19日 02:18
>しずくさん
なるほど、本来は別々の物語として並行的に描かれていたものを、混ぜこぜにしているのですか。うーん、現時点ではアニメ版のそのやり方は、あまり上手くないかなぁと思ってしまうところですが、果たして・・・? 過去編の様子をあえてボカす程度にしておくことで、推理モノのテンプレのような印象を受けてしまいますが、その功罪は解決編を見てから考えたいです。それでも、あえて原作を改変しているということであれば、アニメ版としての意気込みを見て取りたいですね。

戦間期である、という時代設定は、やはり重要なのですね。いまのところあまり世界大戦を意識させる描写は少ないですが、期待しておきたいです。

2クールもの間、悠木碧さんの演じるヴィクトリカ嬢の声を聞いていられるというだけで、もう満足できる企画ですw 次回あたりで、この作品の楽しみ方が分かって来ると思うので、楽しみにしておきます。

この記事へのトラックバック

  • 『GOSICK‐ゴシック‐』第02話感想

    Excerpt: 展開早えぇぇぇぇ。 あまりにも早すぎて緊迫感とか恐怖心とか全く感じれないです。 ちと残念。 あのオッチャンの気持ちの移り変わりも余りにも唐突ですしね。 始めからずっと取り乱していたくせに、.. Weblog: シュミとニチジョウ racked: 2011-01-16 02:49
  • (久城一弥の成長物語)GOSICK -ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」(感想)

    Excerpt: この作品は色々なヴィクトリカさんの 表情を楽しむアニメだと思います!! ゴス少女とは思えないような、 頬を丸くして赤らめる表情は可愛すぎます。 悠木蒼さんの演技も素晴らしく、久城一.. Weblog: 失われた何か racked: 2011-01-16 02:54
  • GOSICK-ゴシック- 第2話 「死者の魂を難破船がおしあげる」

    Excerpt: ロクサーヌ宛ての謎の招待状を発見を手に客船クイーンベリー号に乗り込んだ一弥ヴィトリカには、波乱万丈の展開が用意されていたのですね それにしても、混乱した状況に置かれているにも関わらず、ヴィクト... Weblog: のんたんのanime大好きブログ racked: 2011-01-16 02:58
  • GOSICK―ゴシック― 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」

    Excerpt: OP&締めが他作品よりと比べて群を抜いて良い。 Weblog: 新・あにめっき racked: 2011-01-16 03:10
  • GOSICK-ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船...

    Excerpt: GOSICK-ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」「僕にはその責任があるんだ!」ロクサーヌの招待状を持って箱庭の夕べに参加した2人ですが・・・公式HPより占い師ロク... Weblog: SOLILOQUY racked: 2011-01-16 03:26
  • 『GOSICK―ゴシック―』 第2話 観ました

    Excerpt: 本格的にミステリーな感じになってきました。 兎たちの箱庭…箱庭の夕べ。 昔、沈んだはずの船と同じ作りの豪華客船。 その上、ディナーに仕込まれていた眠り薬。 そして食堂に居た11人のほかにもう一人増えて.. Weblog: 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋 racked: 2011-01-16 03:28
  • GOSICK-ゴシック- 第2話 死者の魂が難破船をおしあげる 

    Excerpt: 第2話のあらすじ ロクサーヌ宛の招待状を使って、船に乗り込む一弥とヴィクトリカ。 晩餐も静かに行われ、気づけば一弥たち招待客は、別の部屋に移されていた。 どうやら食事に睡眠薬を盛られていたら.. Weblog: crystal cage racked: 2011-01-16 03:28
  • GOSICK-ゴシック- #02 『死者の魂を難破船がおしあげる』 感想

    Excerpt:   ヴィクトリカの表と裏― 今回もヴィクトリカの可愛さは平常運転、見事なまでの可愛さでした。 特に何なんだあの笑い方は。愛想笑いがこんなに可愛いわけがないぞ、まったく! 拗ねる.. Weblog: 隠れオタん家 racked: 2011-01-16 04:14
  • GOSICK-ゴシック- 2話

    Excerpt: ハハハハハ(迫真)というわけで、「GOSICK-ゴシック-」2話セプテントリオンの巻。古典的なシチュエーションやトリックを下敷きにしつつ、ヴィクトリカちゃんの魅力を存分に引き出し ... Weblog: アニメ徒然草 racked: 2011-01-16 07:49
  • GOSICK第2話感想

    Excerpt: #2「死者の魂が難破船をおしあげる」 二つの部屋。クイーン『神の灯火』やハースト Weblog: うたかたの日々 でぼちん珠洲城遥万歳 racked: 2011-01-16 07:52
  • GOSICK-ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」

    Excerpt: GOSICK-ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」です。 自分がミ Weblog: 藍麦のああなんだかなぁ racked: 2011-01-16 08:37
  • GOSICK -ゴシック- 第2話 死者の魂が難破船...

    Excerpt: 今回のクイーンベリー号殺人事件ミステリー色がよく出てて、なかなかに面白かった!しかも、犯人が明らかになる前に次回へ繋いでくれたので前回と違い、視聴者に推理させる時間を与... Weblog: インドアさんいらっしゃ~い♪ racked: 2011-01-16 09:48
  • GOSICK -ゴシック- 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」

    Excerpt: 密室の推理ドラマ・・・次々と死んでいく箱庭の野ウサギを殺した大人たち・・・ ワハハハハハハハ 良い・・・ ヴィクトリカ、マジヴィクトリー(ぇ 今期の萌えキャラNo .... Weblog: nationwiseのZALEGOTOぶろぐっ! racked: 2011-01-16 10:10
  • GOSICK 第2話

    Excerpt: GOSICK 第2話 『死者の魂が難破船をおしあげる』 ≪あらすじ≫ ヴィクトリカが解決した事件の被害者である占い師・ロクサーヌ宛てに来ていた招待状でクィーン・ベリー号へと乗り込んだ一弥たち.. Weblog: 刹那的虹色世界 racked: 2011-01-16 10:57
  • GOSICK -ゴシック- 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」

    Excerpt: ヴィクトリカの虚ろな笑いが(^^;  でもそれもカワイイですね(笑) ロクサーヌ宛ての招待状で乗り込んだクイーン・ベリー号でのパーティ。 しかし食事には薬が盛られ、気が着くと一人乗客が増えていた.. Weblog: SERA@らくblog racked: 2011-01-16 11:48
  • GOSICK―ゴシック― 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」 感想

    Excerpt: 今回もヴィクトリカが可愛かったですね。 トリックは古典的なものでしたが、それもまた良し。 占い師ロクサーヌ宛の招待状を持って、船上パーティ『箱庭の夕べ』にやってきた 一弥とヴィクトリ.. Weblog: ひえんきゃく racked: 2011-01-16 12:00
  • GOSICK -ゴシック- 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」

    Excerpt: 「僕が誘ったんだ、帝国軍人の三男として  ヴィクトリカを生きて返さないといけない  僕にはその責任があるんだ!」 10年前に沈んだQueenBerry号に隠された秘密―― 船上パーティーで起こ.. Weblog: WONDER TIME racked: 2011-01-16 15:48
  • GOSICK―ゴシック― 02話『死者の魂が難破船をおしあげる』 感想

    Excerpt: 11人ではない。12人なのだ(`・ω・´) Weblog: てるてる天使 racked: 2011-01-16 16:56
  • ごちそう様でした!(フラクタルとか禁書目録とか)

    Excerpt: 【フラクタル 第1話(新番組)】山本寛監督が進退を賭けて(w)おくるノイタミナ枠作品。強烈なフックはありませんでしたが、第1話の滑り出しとしてはまあまあだったと思います。方 ... Weblog: アニヲタ、ゲーヲタの徒然草(仮) racked: 2011-01-16 17:51
  • [アニメ]GOSICK -ゴシック- 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」

    Excerpt: 狩る者、狩られる者の恐怖と憎悪と不安を全面に出し、それと対比した守る者、守られる者の安心感や安堵感。 Weblog: 所詮、すべては戯言なんだよ racked: 2011-01-16 19:47
  • 【GOSICK】2話 解決編に期待

    Excerpt: GOSICK -ゴシック- #02 死者の魂が難破船をおしあげる 893 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2011/01/15(土) 01:50:38 I.. Weblog: HISASHI'S ver1.34 racked: 2011-01-16 21:22
  • GOSICK -ゴシック- 2

    Excerpt: 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」 このアニメも風前の灯火。せっかくのボンズなのに。キャラも声もまんま「紫」なのがいい感じだが、ストーリーが残念。今回は船の中で ... Weblog: GIGASSA!! racked: 2011-01-17 17:29
  • GOSICK 第2話 「死神の魂が難破船をおしあげる」 感想

    Excerpt: あらすじ 占い師ロクサーヌ宛の招待状を持って、船上パーティ『箱庭の夕べ』にやってきた一弥とヴィクトリカ。ディナーに舌鼓を打っていた2人は、知らず知らずのうちに眠りに誘われてしまう。そして.. Weblog: あめいろな空模様 racked: 2011-01-17 21:51
  • GOSICK―ゴシック― 第2話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」 感想

    Excerpt: 展開が急で、謎解きや事件の背景に関しても分かりやすかった。 そしてヴィクトリカは可愛い。 Weblog: でもにっしょん racked: 2011-01-17 22:47
  • GOSICK-ゴシック-#2「死者の魂が難破船をお...

    Excerpt: ボクが必ず君を帰す!帝国軍人の三男なのだから!「死者の魂が難破船をおしあげる」あらすじは公式からです。占い師ロクサーヌ宛の招待状を持って、船上パーティ『箱庭の夕べ』にや... Weblog: おぼろ二次元日記 racked: 2011-01-18 00:53
  • GOSICK -ゴシック- #2

    Excerpt: 殺された占い師・ロクサーヌの招待状を使って、一弥とヴィクトリカは豪華客船クイーンベリー号へとやって来ました。2人はそこで、殺人事件に巻き込まれてしまうのでした。 Weblog: 日々の記録 racked: 2011-01-18 17:36