僕は友達が少ない 第5話「今度はSAGAがガチな戦い」

佐賀ネタほとんど無いじゃんw 



今回もまた、ゲームで遊ぶエピソード。友達がいない=ゲーム好きというのは分からないでもないけれど、これだけ毎度のようにゲームを使ったレクリエーションに興じているのは、間違いなく星奈のせいなのだろうw それでも今回は理科が気をまわしてくれて、皆で遊べるRPGに挑戦することになった。とはいっても、これだってすでにやったネタの再録と言ってもいいのだけれど。モンハンの時は三人プレイで、今回は6人(+1人)プレイだったが、やってることはあんまり変わり映えはしない。もうちょっと各キャラの個性を如実に反映させる作劇が出来ればよかったのに、なんだかもったいないなぁと思ってしまうところ。


まぁコレに関しては、原作者かアニメ制作者のどちらかは知らないけれど、作り手さんがパロディをやりたかったのだろうな。ロマサガだけでなく、他のラノベ作品のネタを持ってきたり、ワラスボを活躍させたりして、なんだかやりたい放題で楽しかった。ドラマとしての見どころは間違いなくマリアと小鳩の確執にあったハズなのだが、ともすれば殺伐としたり陰鬱な人間関係が垣間見えてしまいそうな危ういドラマを、能天気にゲームをプレイするエピソードの陰にうまいこと隠してしまった。あの小鳩の口から「菌」というワードが飛び出してきたにも関わらず、小鳩とマリアの喧嘩が和やかなムードを壊さなかったのは、ロマ佐賀で楽しく遊んだその余韻が色濃く残っていたからこそ。登場人物たちがぼっちになっていたりイジメを受けていたりする姿を想像したくない視聴者に対して、デリケートすぎる人間関係を築いてきたこのキャラクターたちの危なっかしい日常を、絶妙なバランス感覚で描き上げていると思う。精神的にツラい部分をオブラートで三重四重に包み込む今作のスタンスは、正直言って心地よい。そしてそれが隣人部という居場所の魅力でもあるわけだ。


友達がいない寂しさというものは、なんだかんだ言って相当に堪えるものである。とくに周囲の人間たちがみな楽しそうな友人関係に恵まれており、自分だけがその輪から外れているという状態の苦しさは、ただ寂しいというだけでなく、むしろこの世界のすべてから拒絶されているかのような絶望感に近い。


そんな呪われた環境から逃れられるとしたら、そうして逃れた先に見出す居場所は天国のように感じることだろう。小鷹や小鳩にとっては、かつてはそれは我が家の中、兄妹水入らずで過ごす時間だった。いまではその時間・空間は、隣人部の部室へと移り変わっている。小鳩は今回それをはっきりと悟ったのだろうし、あるいは夜空や星奈にとってはひょっとしたら家族でさえ与えてくれなかった居心地の良さを隣人部に見出していたのかもしれない。小鳩が隣人部の外部からの視点を提供してくれたおかげで、はじめて彼らが隣人部に寄り集まる理由を実感として理解できたように感じた。


もうしばらくはこんな感じで、メンバーそれぞれの”隣人部に集う理由”が少しづつ語られていくのだろう。まだ存在感が確立しきれていない幸村あたりの見せ場も、近いうちにやって欲しいところだ。楽しみにしておきたい。




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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

2011年11月08日 19:23
 佐賀ネタは敢えて言うなら、かつて小鷹(ひいては博多弁で話す小鳩も)が九州に住んでいた期間が長かった故のネタ振りでしょうか?
 
 隣人部の面々がどれほど心地の良い時間を過ごせたかってのは、ラストの理科の笑顔が物語ってると思いますね。一見コミュニティ能力の高そうな彼女ですが、何だかんだであの隣人部の一員なので…。
おパゲーヌス
2011年11月08日 22:47
>りゅーはさん
有明海ネタをやりたかったんでしょうねw 作者さんは九州北部に思い入れのある方なのでしょうか。知人に福岡とか長崎とか熊本の人間がいますが(佐賀はいない^^)、あっちの方言は聞いてるとクセになる魅力がありますね。

理科はいまのところ、一番、隣人部の活動を楽しんでいるのかもしれませんね。しゃべるのは得意でもそれを受け止めてくれるだけの器の大きな友人がいなかったとか、そんな内情がありそうです。

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