輪廻のラグランジェ 第4話「鴨川スイマーズ」

ランに強力な恋のライバル登場!? それにしてもお姫様、ダメダメすぎるww




今回はいよいよ、3人目のウォクスパイロット、ムギナミが本格参戦。以前、基地内をうろついていたのでてっきり関係者の方だとばかり思ってたのに、どうやらまったくの第三勢力であるらしく、言動の天然っぷりも加わって、謎が謎を呼ぶ展開に。日常コメディ回なのにこの異様な緊張感はなんなんだ!?w


敵か味方かさえも分からないムギナミだが、本質的には決して悪人ではないようだ。茶目っ気を出してランのボートをひっくり返したり、要所要所で腹の黒そうな雰囲気を醸し出しながら、天然を装った計算高い表情を垣間見せたりはするものの、溺れかかったランを助けた場面を見れば、無暗に他者を傷つけて楽しむような非道な輩ではないようだ。まどかが即座に惚れ込んでジャージ部に勧誘していたが、研ぎ澄まされた本能的な人物観察眼とまっすぐな心を持ったまどかのお眼鏡に適うくらいだから、たぶんイイヒトではあるのだろう。もちろん、彼女がどんな使命を帯びて鴨川にやってきたのかはまだまだ不明なので、今後のムギナミの行動に関してはまったく読めないけれど。少なくとも任務を離れた個人的な感情のうえでは、快く自分を受け入れてくれたまどかとはすっかり仲良くなれたことだろう。


ムギナミの登場で、俄然面白くなってきたのはランのほうだ。ランにとって、まどかは人生で最初にして唯一の「同志」だったかもしれない。しかしまどかにとってランはそうではなかった、という単純な事実に、ランはショックを隠し切れない。当初は、ムギナミが敵対勢力であるかもしれないということで警戒していたものが、ムギナミとまどかが親しくなっていくとすぐに、恋人を他の女に盗られてしまうとでも言いたげな表情を作って、二人の間に割って入ろうとする。そんで、あらゆる点でことごとく完敗しただけでなく、自分が一般人レベルにもとうてい及ばないダメダメ王女であることを痛感して本気で落ち込んでしまうなんて、ランは本当に期待を裏切らない。可愛いくて仕方がないな、この子はw


しかしライバルの登場でランが焦りまくってくれたおかげで、主人公三人の物理的距離がぐっと縮まったのは重要だろう。同じ屋根の下、同じ釜の飯を食って友情をはぐくむ。素晴らしいスポコンアニメじゃないか。ある意味では定番とも言えるこのシチュエーションを、大いに笑わせながら強引に作りだしていく手腕が、この作品を他とはまったく異質のエンターテイメントに仕立て上げている要素。あざといくらいに個性的な脇役たちの出番も増え、ますます盛り上がってきた。



今回はロボットアクションが描かれなかった分、両陣営の新たな動きをフィーチャーしていく回ということで、敵方の状況も大きく変化してきた。新キャラのヴィラジュリオが登場して手を組まないかと持ちかけていたが、公式サイトのキャラ紹介によればこの人はムギナミの関係者のようだ。ということは、ムギナミとヴィラジュリオはある目的のために、対立する両陣営に接触を試みてきたということになる。キリウスたちの船をぶっ壊した犯人が本当にヴィラジュリオなのかはよく分からないけれど(むしろムギナミがやったんじゃないかと思う)、宇宙義賊、なる訳の分からん称号を名乗る彼らが何を企んでいるのか、次回以降の注目点だろう。どちらか一方に加担するのなら、ヴィラジュリオかムギナミのどちらかが、手を組んだ陣営を裏切ることになる。でも全然別の企てがあるのかも。



運悪くロボットに乗り込むハメになってしまったまどかの今後を巡って、保護者面談が行われたシーンは面白かった。どうやら中泉ようこ(まどかの従姉妹)と岩淵まちこ(先生)は旧知の間柄のようだが、二人の口ぶりから察するに、もしかしてこの人たちはジャージ部のOBなんじゃないかとさえ思えてくる。二人ともその場の思いつきと勢いで行動して、結果的にその選択を無理くり正義に仕立て上げてしまうような英雄肌の好人物だが、地球の命運をかけてたたかう少女たちにこれほど強い味方はいないだろう。今作の大人キャラは、高校生たち以上に能天気で人間臭い印象があるが、彼らの科学特捜隊的な活躍も、今後ますます楽しみになってくるところだ。いまでも十分に暴走している脚本が、今後どこまで突き抜けてくれるか。期待しておきたい。



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それでは、今回は以上です。


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この記事へのコメント

2012年01月29日 23:21
ラグランジェは男女間の恋愛要素は薄いようですから、自然とヒロイン同士の擬似恋愛的要素が目立ってくるのかもですね。
おパゲーヌス
2012年01月29日 23:38
>ばるとさん
いやいや、まだまだ分からないですよ? もしかしたら敵方の男の子たちとフラグが立つかもしれませんしw まぁでも、主人公たちには同性愛に走ってもらって、男女間のあれこれはお姉さんたち大人の面々にまかせておく、という手かもしれませんね。

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