中二病でも恋がしたい! 第2話「旋律の…聖調理人」

妄想アクション、痛かっこよすぎるwww



勇太と六花が順調に親交を深めつつある中、新たなキャラも登場してきていよいよバラ色の高校生活が始まろうとしている様子。基本的に皆いい人たちなのが和むなぁ。




今回登場したのは小鳥遊十花(とうか)と五月七日(つゆり)くみん。けっきょく十花がやたら目立ってしまった印象はあるけれど、くみんも見た目・性格ともに注目したくなるキャラクターだ。どうやらアニメオリジナルキャラクターだそうだが、準ヒロインとして扱われるのだろうか。


十花に関しては、前回も六花の口から怖い人だと評されていたものの、六花の性格からして、ちょっとそりの合わない肉親をかなり悪しざまに言っているだけなのではないかと思っていた。けれど冒頭の姉妹喧嘩シーンを見てびっくり。文字通り化け物みたいな姉さんだったw 暴力の限度を分かっているうえになんだかんだ言って妹たちの傷を気にかけてくれている「いい大人」ぶった態度を見せてくれはしたが、決してあれに騙されてはいけない。勇太やくみんがいると分かってて遠慮なくお玉をブン投げてきたり、盗聴した音声ファイルで容赦なく脅迫してきたり、とにかく自分の意思を押し通すためなら他人への迷惑をいっさい考慮しない横暴なお人だ。


六花が中二病を患ったのは、この姉の存在が少なからずあるのだろうな。お玉をふるって戦う十花の姿は超人のように恐ろしく、しかしかっこいいものであった。この姉に対する憧れが、次第に独自の方向に拡大されていったのが、邪王真眼をはじめとする数々の中二設定なのだろう。


でも六花は、姉妹喧嘩をしているときが一番楽しそうで、輝いていた。小学生の頃ならともかく、友達関係においても男女のコミュニティがはっきりと分かれてしまった後では、六花の男の子っぽい趣味と乱暴な遊びに本気で付き合ってくれるのは、もう十花しか残っていない。もちろん十花はまじめに叱ったり喧嘩の相手をしているつもりだろうが、六花にとって姉妹喧嘩は、人生最大の恐怖を味わう場面であると同時に、自分の妄想力を思う存分に発揮することのできる唯一の場面だ。できれば勇太ともこういう遊びをしたがっているのだろうけれど残念ながらいまいちノリが悪かったから、姉との戦いに勇太たちを巻き込むことができて、今回の六花はそうとう嬉しかったんじゃないだろうか。


思えば六花の中学時代は、勇太のような理解ある友人はもちろん、十花とだって離れ離れに暮らしていたのだった。いまの彼女は、何年かぶりの充実した毎日を楽しんでいるのかもしれない。


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ところでこの作品、キャラの名前がとにかくひねくれていて戸惑う。五月七日くみん、という名前だって相当に変で、とくに可愛い女の子キャラの名前に「くみん」と付けるのに強い違和感があるのだけど、どうなんだろうか。クミンと言えばポピュラーな香辛料で、自分もカレーなどを作るときに欠かさず入れるのだけれど、あれは単体だとかなりエグい匂いを発するもので、お世辞にも可愛らしさを伴うものではない。語呂の良さから採用された名前だとは思うんだけど・・・・・・そんなに語呂よくないと思うw


他にも学級会シーンでクラスメートの名前が黒板に書き出されていたが、薊、登竜、枚方、霊界堂・・・といったトンデモ苗字が並んでいる。主人公サイドの中二病を強調するなら、なおさらモブキャラはふつうの名前でいいだろうにと思うのだけど、どうやらキャラの名付け親も負けず劣らずの中二病患者らしい。


ひょっとしたらこのアニメは読み方の難しく珍しい(ラノベ作者がつい採用したくなっちゃうような)苗字を片っ端からキャラ名に採用していって、後発作品に対するある種の嫌がらせ・・・もとい啓発に取り組んでいるのかもしれない。いくらキャラ名に凝ってみたところで、それが特徴的なキャラクターになるかどうかは実際の動かし方次第であるのは確かだし、成功している有名作品のキャラ名が奇抜だからってそれを猿真似するのは恥ずかしいことだという意見もあるだろう(実際、小鳥遊という苗字がアニメ化作品だけですでに『WORKING!!』『パパ聞き』『B★RS』等々で使われているので、珍しい苗字としてのインパクトをすっかり喪失してしまった感がある)。中二病の痛さと楽しさの双方を描き出すのが趣旨のこの作品にとっては、ネーミングセンスもまた、ひとつの表現の場であり、告発の場でもあるのではないだろうか。


しかしそれでも、知らなければ読めない苗字が無数に存在するのが、日本という国の文化の面白さだ。ちょっと戦国武将の名前を調べたって、ルビを振ってくれなければ間違って読んでしまう苗字・名前が頻出する。学校や職場などで何十人かの人たちの輪に入れば、聞いたことのない苗字がひとつやふたつは必ず見つかる。知らない苗字を発見して、これはいったいどうやって読むのだろう、どんな由来があるのだろうと想像するのは楽しいものだ。そんな楽しさを提供してくれる場として、モブキャラも含めた今作のネーミングセンスの是非を考えるのも、一興かもしれない。



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それでは、今回は以上です。


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