とある科学の超電磁砲 第21話「声」

あのスイカは、あまりおいしそうではなかったなぁ。。。



・今回のお話と二人の喧嘩


徐々に、しかし確実に、事件の真相が明らかになっていきつつある展開。点在していた伏線が、まずは線で繋がり始めた。


春上衿衣がポルターガイストの震源らしいというのは、視聴者にとっては自明のように見えても、劇中ではまだまだ仮説の域を出ない。またどういう理屈で事件が発生するかという部分も含めて推理が展開されるわけだが、理詰めで犯人に迫ろうとする黒子と感情だけで春上を守ろうとする初春の対立が、どちらの言い分もよく分かるだけに、見ていて心苦しい。


黒子と初春の喧嘩だけ切り取って見ると、事実を冷静に判断しようとする黒子のほうに、軍配を上げたくなる。最初から事実を前に耳をふさいで、ただ感情論だけを主張する初春の言葉は、あまりにも短絡的だ。だが、「お世話を任されている」という責任感に燃える少女に、そんな大人の理論を振りかざしても仕方の無いことであろう。


逆に気になったのは黒子のほうだ。今回、春上の個人情報を閲覧するときに、美琴の能力でPCに何らかの操作をしていたけれど、きっと違法行為なのだろう。画面を見る限りではパスワードロックを解除していたように見えたが、つまりハッキング行為か。いくら正義感に駆られたとはいえ、ジャッジメントや、あるいはただの一般学生であるところの黒子や美琴が、本来閲覧不可能な情報を持っている不自然さを問題にするべきなのかもしれない。テレスティーナはそんなことを承知の上で、黒子たちを利用しようとしてる素振りもあるが・・・?


テレスティーナは今のところ、なんだか”頼れるお姉さん”的な描写に終始している。木山春生も当初は微笑ましいキャラだったので、テレスティーナに関してももちろん、まったく予断を許さないキャラであるのは間違いない。しかし、そう安直に同じような黒幕キャラを出すのか?という作劇上の問題も含めて、彼女を敵役だと決めつけるのは、時期尚早であろう。それに仮に黒幕だったとして、結局そこで何がどのように描かれるのか、それが一番の問題だ。




・ポルターガイスト


それにしても恐るべきはポルターガイスト。今回の公園での震災では、負傷者72名、重傷者18名(←だったかな?)という被害が出ているが、死者は出なかったとはいえ、ものすごい大きな被害である。春上は、ただ無意識に地震を起こしてるちょっと変わった女の子、という印象が目立つが、しかしこの被害の大きさは戦慄すべきものである。春上が犯人であるか否か、その問題の重大さが、この数字からだけでも見て取れるだろう。


今回も、ただの地震ではなく、ボートが空中に浮かびあがる絵はかなり衝撃的だった。地震と良く似た被害だが、確かに地震とは違う。まだまだ真相の見えてこないポルターガイスト現象を、視覚的に分かりやすく印象付けてくれている。


ところでこの現象が起こり始めたのって、いつからなのだろう? 作中で言及ありましたかね。春上がぼーっとするとき(=ポルターガイスト現象が起こるとき)は、恐らく彼女は探している友人の声が聞こえているのだろうが、もし幼少時からその声が聞こえているのだとしたら、相当早い時期からポルターガイストが起きていると思われる。しかしそうではなく、ごくごく最近発生するようになった現象ならば、やはりレベルアッパー事件が密接に関わっている可能性が、高そうだ。


今のところレベルアッパー事件とポルターガイスト現象の類似性が、ただAIM拡散力場なるものの理解を助けようとしているだけの言及なのか、それとも両者が切っても切り離せない関係なのか、想像の域を出ない。だが両者を結ぶ糸は確実に太くなっているので、このままチャイルドエラーを利用した不幸な実験の顛末と、被害者の救済・加害者の贖罪が描かれることになるというのは、十分にあり得ることだ。


そしてそんなタイミングで、次回のサブタイに「レベル6」などという不穏な文字が踊る。より強いチカラを追い求め暴走する科学というシロモノの恐ろしさを、改めて実感させられる展開になるのかもしれない。心して次回を待ちたい。


それでは、今回は以上です。


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