君に届け 第24話「誕生日」

あぁ、いい最終回だった・・・って、来週もあるのか!ナイス!w




・殺す気かっ


今週もやばかったですな。とくに冒頭からの二人きりのシーンは、もう息が止まりそうになるくらい胸が詰まって、自分の心臓の音が聞こえてきそうなくらいの緊張感。しんしんと降り積もる雪景色の中で、ことさらに無音が強調された演出だっただけに、風早と爽子のどうしようもない高ぶりが、怒涛のように画面からあふれ出てくるようだった。


そんな中で、思わず足を滑らす爽子、抱きとめる風早、急接近する二人の顔!! なんだよ殺す気かっ! こんなの見せられたら心臓発作を起こすわっw


あそこでギャグ演出に突入しなかったら、ほんと、酸欠でぶっ倒れてたと思います。思わず深呼吸してしまったものw


それにしても、メリハリが巧いよねぇこのアニメは。極度に張りつめた緊張感から、ゆるゆるのボケボケな空気感に急転。そのまま道化のジョーで笑わせておいて、そのあとはまた徐々に適度な緊張感を取り戻しながら、初々しく微笑ましいカップルの様子をしっとりと描き、最後は爽子と風早の極上スマイルで感動を盛り上げる。巧みなテンションの操り方には、心底脱帽させられる。




・爽子に恋する物語


じつは自分は、シリーズ序盤はこのアニメを、男に惚れるアニメ、だと思っていた。爽子も矢野も吉田も、萌えとかそういう観点から見れば決して可愛いとは言えず、一方で風早は同性でも心臓撃ち抜かれるくらい魅力的に描いてあって、ちょうど同時期に始まった「乃木坂春香の秘密」2期シーズンと比べて、その女性向けシリアス版だと思って視聴していた。


むろん、そんな見方が妥当でないことは、すぐに理解できた。けれど、それでも今作の主要男性キャラは魅力がハンパなくて、依然、男に惚れる作品であることに変わりはないと思っていた。


ところがどうだろう。今回などは、風早ももちろん魅力的なんだけど、爽子にこそ心を奪われる描写だったのではないだろうか。おめかしバージョンの爽子が超絶可愛いというのもあるが、やはり何と言っても、好きな男性の隣に立っていられると言う事実が、無口で感情を抑えてしまいがちなこの少女を、心底魅力的にしているように思う。


風早が爽子を見て顔を赤らめるのは、すでに随分前から描写としてはあった。風早が魅力的だったのは、彼が恋する表情をしていた、という要素が大きかったと思う。


そして今度は爽子が、ただ遠くから見ているだけという控えめな淡恋ではなく、より近いポジションを獲得し、そこにいる自分にあまり違和感を感じなくなりつつある。いや、まだまだ「おこがましい」とか言っちゃってるんだけど、それでも、嬉しいという感情を、素直に嬉しいと実感できているわけで、つまりはより素直に自分の恋に向き合えるようになった。それが、爽子の恋する表情に表れ、彼女をどんな化粧や装飾品よりも美しく魅力的に彩っているのだろう。


言ってみれば、ここにきて我々男性視聴者は、爽子に惚れる権利を与えられたと、言えるのではないだろうか。女性が、王子様のような風早に恋をするのと同じように、男性がお姫様のような爽子に恋をする物語に、進化した。それがここしばらくの「君に届け」であり、また今回のエピソードに結実している要素だと思う。


恋は、人を変える。 爽子は、王子様に恋をすることで、自らもお姫様になったのだ。




・その他


龍のジャンパーに火の粉が降りかかっていたけど、あれには何の意味があったのだろう? ドラマを象徴する演出であるとは思えないのだけど、あれが描かれる意味はどこにあったのだろうか。なんかの伏線ってこともなかったし。それとも次回に持ち越されている?


それからジョー。彼は可愛いなw 前に描かれた大失恋の直後から矢野に気があるようだが、案外、矢野といい夫婦になる気がするんだw 矢野はやっぱり、男を尻に敷くタイプだと思うので、尻に敷かれるタイプのジョーはぴったりじゃないか。頼りないけど。くっついたりせんのかね。しないかw


まぁ、この調子なら、このままニヤニヤカップルの「あけおめことよろ」で、シリーズ最終回を迎えそうですな。もう終わってしまうと言うのが残念極まりないのだけど、近いうちに2期やってくれることを秘かに祈りつつ、風早と爽子に、たっぷり幸せを運んできてもらいましょう。また、実写化等の「きみとど」ムーヴメントの盛り上がりも、要注目。



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それでは、今回は以上です。


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