HEROMAN 第5話「アサシンズ」

デントン教授大活躍の巻




・変化するパワーバランス


いよいよ激化するスクラッグの地球侵略作戦。それに対し、なんとか対抗策をひねり出そうとするデントン教授たち。そんな敵味方両者のせめぎ合いが描かれた今回は、いままでヒーローマンがスクラッグ兵を叩きのめして万事解決だった展開から一転して、両者ともに工夫を凝らしながらの、互角の戦いが展開されるようになった。


第3話まではヒーローマンの独壇場だったものが、前回のタマの侵攻を防ぎきれなかったあたりから、敵味方のパワーバランスが変化してきているわけだが、これはつまり主人公サイドが次第に押されてきているということ。タマは依然として放置されたままだし、スクラッグ兵は大量に出現するし、おまけにヒーローマンと1対1で対等に渡り合える兵士(=ウィル)が登場したりと、地球人側の敗色が次第に濃厚になってきた。敵が弱いままでは面白くも何ともないのでこれは歓迎すべき事態なのではあるが、あのタマにせよ、ウィルたちにせよ、どうやって解決したらいいのかまったく分からない点が、いい感じに劇を盛りたてている。


いままでは作画の良さだけで視聴してきたようなモノだったので、このあたりから、ドラマとしてもどんどん盛り上がって行って欲しい。とくにデントン教授とサイは、一般人代表として頑張ってほしいな。例えば「ウルトラマン」なんかでも、ヒーロー無双をプロレス的に眺めるシーンよりも、科学特捜隊がいかにして怪獣に対抗しようと奮闘するか、という側面のほうがずっと面白いわけで。ヒーローマンとジョーイのカッコよさはそれはそれでいいとして、脇を固める仲間たちの活躍にも、注目できる展開がすごくいい。




・ツッコミどころ満載!?


それにしても、アクションそのものは魅力的だが、その戦術的描写がツッコミどころ満載なのは相変わらずというか、ますます酷くなってきた感があるw このあたりは、いい大人がぐだぐだ言うべき部分でないとは、思いますけれども。


でもねー。あれだけノロノロ転がってくるタマを前に、どうして人的被害が出るのだろう? とか、音に弱いなら砲撃の音にだって弱いハズじゃないかとか、子どもにだってツッコミを入れられるんじゃないだろうかwww いいのかなぁ、コレで?


スクラッグの怖さを視聴者に思い知らせるために、もうちょっと背筋がゾクっとするような作戦を発動して欲しいなぁと、今後のストーリー展開に一抹の不安を抱えたエピソードでした。




・ウィルについて


なめていたジョーイに先を越されたことに対する嫉妬心からか、それとも純粋な正義の怒りに燃えたのか、無謀な敵地侵入を試みたウィル。前回も思ってたのだけど、この人、描写は「嫌な奴」だけど、めちゃめちゃ勇敢じゃないかと思う。


今回もニックが臆病な根性を丸出しにして、売国奴ならぬ売星奴みたいな言動をとっていたのが無性に腹が立ったのだが、それに比べウィルは、自分の才能と正義を頑なに信じ、ニックの卑怯な態度もきつくたしなめていた。あの状況で!


彼は、じつは本当のヒーローだったのかもしれないなぁ。ただたまたま、ジョーイのところへヒーローマンが現れてしまっただけで、もしチカラさえあれば、ウィルもジョーイと同じか、それ以上の働きを見せてくれたのではないだろうか。ジョーイやサイ、それにデントン教授も十分に勇敢で、英雄の名にふさわしい男たちだが、そこにウィルの名も連なるべきだったのだと思う。ただ、不運がそれを許さなかっただけで。。。


まだまだたったの5話。ウィルがきちんと解放されて、ジョーイたちと手を取り合って地球を守る姿が見れることを、期待させて頂きたい。まさか殺されたりはせんよね・・・?



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それでは、今回は以上です。



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