みつどもえ 第2話「三つ子がとまらない」

第2話になって、いよいよ傑作アニメへの道を驀進しつつあるなぁ。




・鼻炎持ちは共感せざるを得ない、ふたば


鼻炎のときに限ってティッシュが無くなる罠は、ほぼ誰でも経験があるのではないだろうか? 私は幼少時からアレルギー持ちで、またちょうどふたば達と同じ年齢のときに花粉症にかかったので、普段は大量にティッシュを持ち歩いているのに、一番必要なときに限って持ち合わせが少ないっていうのは、なんども死ぬ思いをして乗り越えてきた。


とくに、TOEICかなぁ、受験しに行った時に、リスニングテストのときにくしゃみ鼻水の発作的ピークを迎えたときは、本気で死んだ。自分がそれで低い点数になるのも痛いが、周りからの見えない視線がきついのなんのw


さすがに10mも鼻水を飛ばしたことはないがww 今回のふたばの辛さは身にしみて共感できたなー。




・ゲテモノきつすぎるAパート


しかし今回のAパートは、正視に耐えかねる気持ち悪さがあった。鼻水と尿と血のコラボレーション、しかも三段オチどころじゃなく繰り返される下品すぎるゲテモノコントは、もう本当に、笑い死にさせる気かとww


それにしても栗山っち。まさに的なドジっ子だなw 可愛いんだけど、ここまで手がつけられないとはwww いちいち涙を浮かべる表情や「むふー!」ってセリフには萌えるが、萌えキャラ属性よりもギャグキャラ属性の方が強烈で、完全に痛キャラとして確立したと思った。なんだかんだいってラブコメ要素重視だった「はなまる幼稚園」と違って、あくまでギャグアニメの今作はこれでいいんだろうな。


あと、みつばが倒れた時や、3年生の尿を栗山っちに運ばせるシーンなど、矢部を見てて「お前がやれ、担任!」と叫びたくなるのは私だけではないだろうw




・ひとはとみつば


Bパートは、ひとはの魅力爆発。ひとはと矢部の二人劇にかなりの尺を割いていて、これはすごくおいしい。


ひとは可愛いですなぁ。Aパートではわりと空気だったが(自分で言及してたのは笑ったw)、クラスの中でではなく、一人で登場したときには恐ろしい魅力を発揮する。戸松遥はこういう系統の演技もけっこうハマる。


Bパート後半はみつばのエピソード。とはいえみつばは、ほぼ全編に登場して損な役回りをことごとく押しつけられている。一番常識人な彼女が、一番理不尽な目に合うと言うのは、ギャグとしては鉄板だがさすがに可哀相だ。ここまで血を噴出するヒロインって、アニメでは「まりほり」の宮前かなこ以来かな?


それでも今回のみつばエピソードは、これはすっごく感動した。高いところにぶら下がって怖がったり必死になったりと年齢相応の反応は可愛いし、女王さまキャラを保つためにプライドにしがみつく様も健気。そして何と言っても、セミを殺さないために進んで怖い思い(※痛いよりも、怖いほうがきっと大きかったはずだ!)をしたという心根の美しさ。こんなに素敵な女の子だったとは!


最後にセミが無事飛び立ったシーンに大きな感動があったこのドラマは、もう本当に、すっごく良かった。Bパートのそのまた半分、ほんの5分強の尺の中で、こんな見事な作劇をして見せるとは、恐れ入った。




・音響演出とディテールへのこだわり


今作の魅力の大きな部分を、BGMとその用い方が占めていると思う。コメディははっちゃければそれだけ面白くなるわけで、それはコントの展開や映像演出でもそうだが、音についてもまったく同じだ。


今作の場合は、曲の持つ音楽性よりはその音が与える心理的影響を重視したBGMが揃えられていると思うのだが、それを劇中の場面に合わせて、かなり大袈裟な音量で流しているのが、コメディパートを大いに盛り上げる。ひとはが矢部の家へ向かって階段を上がるシーンなんか、シチュエーションの緊迫度そのもの以上に、音楽の力で大成功していたシーンだった。自分は、BGMが音楽性でも音量でもしっかり主張するほうが好きなので、今作の音響演出はかなりツボだ。もちろんSEも見事で、例えばAパートは絵ではなく音で気持ち悪さを表現する演出。


総合芸術たるアニメーションが、いかにして視聴者のイマジネーションを広げてみせるのか。その点で、注目に値する点が多い作品だと思う。




それから、これはあまり演出に関係ない側面が強いと思うけれど、画面中の細かい部分における遊び心や凝り方がすさまじいものがある。1カットごとにネタが込められていて、いちいち静止しないと全情報を捌き切れないこの画面作りは、「ぱにぽにだっしゅ!」を連想させる。けれど、シャフトがわりと内輪で盛り上がっている感のネタが多い印象なのに対し、今作の場合は、あくまで視聴者を楽しませようと創意工夫を凝らしてネタを提供しているように見え、大いに好感が持てる。


矢部っちの部屋に飾ってあった「本気戦隊 ガチレンジャー」。あの一枚に、今作にかけるスタッフの意気込みが象徴されていると思う。次回以降も、本気(ガチ)で視聴者を楽しませにかかる姿勢を、限界を突破して突き進んで欲しい。



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それでは、今回は以上です。



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