けいおん!! 第15話「マラソン大会!」

ギャグマンガ日和の西遊記エピソードを連想した




マラソン大会なんて自分の学校には無かったけれど、夏休み明けの暑い時期に、お汁粉付きでやるものなのかw 恐るべしだなぁ。


自分の学校は、4月に登山大会、GWあたりにはスポーツ大会が、運動会とは別にあったなぁ。運動が大嫌いな自分には、最低限だけ顔を出してあとはまったくノータッチを貫くのがポリシーだったけど、一度だけ、柔道で参加して活躍できたのが、自分の人生においてスポーツで輝くことのできた、ただひとつの思い出だった。片思いのあの女(ひと)が見に来てくれなかったことがひどく心残りだったり。


だから、嫌で嫌で仕方が無いはずのマラソン大会を、なんとか楽しもうと工夫を凝らすというのは、自分が高校時代にはやろうとさえ思わなかったことで、これを丁寧に描いてくれたのはすごく心温まるエピソードだった。このポジティブさはぜひ中高生には持っていて欲しいな。




一度は先に行ったけど後輩ズを見てまた唯たちに合流した澪、不満ばかりの唯をなんとか元気づけようと気を配る律。今回はこの二人の心根に惚れた。もし自分が脚本家だったら、まず間違いなく、4人をバラバラに走らせているねw 自分の中で「みんなで一緒に走るのが楽しい」なんて観念が無かったものだから、今作はそういう作風なのだと言えばその通りなのだけど、改めて4人の絆(そしてそれとオーバーラップする後輩3人組の姿)にはハっとさせられた。


こないだから某ゾンビアニメが始まって、同じ高校生でも唯たちとはまるで異なる、剥き出しのえぐい感情を見せつけられているわけだけど、やはり自分は今作のように、人間を信じさせてくれるアニメのほうが好きだ。「けいおん」の場合はあまりに人畜無害すぎて、これはこれで大して深みの無い、そこまで入れ込むようなドラマでは無いのだけれども、それにしたってせめて創作物の中でくらい、人間主義的な信念でもってドラマを作って欲しいなぁと思う。そういう意味では今作のようなユルいアニメもしっかりと需要があるわけだ。もちろんHOTDも、これはこれで大いに需要がある。ようは、1週間の間にたくさんのアニメ(=人間解釈)を見ることができる今の環境が、とても幸せだということ^^




今回はとくに、近所のお婆ちゃんとのやり取りは良かった。以前このお婆ちゃんが出てきた回では、親の不在からくる強烈な違和感を覚えて首をかしげざるを得なかったのだが、今回はこのお婆ちゃんを良い使い方で配することができていて、納得できるものだった。首くくり人形逆さ吊りの刑も、ああやって飾ると素敵なデコレーションw




個人的に今回のベストカットは、楽しいことを考えれと言われて悶々と空想し、表情が次々と入れ替わっていく唯の描写。楽器や音楽に触れた時とはまた違った喜びの表情が、いくぶんマヌケに描かれていたのが気に入った。次点で、さわちゃんの車で憂と共に送ってもらったあと、自宅のソファにぐったりと倒れ込む唯の描写。あんな色っぽい仕草なのに、全然エロくなってないのが今作の素晴らしいところ。




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それでは、今回は以上です。



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