アマガミSS 棚町薫編 最三章「ウラギリ」

妖怪へそなめ、グッモー、てんきゅねっ。名言のオンパレード?w




・エロシチュだけじゃないっ!


衝撃のへそなめから1週間。さすがに前回のあの幕引きからシリアスな展開になるとは思っていたけれど、しっかり胸チラ覗きこんでたのは笑ったw それでこそ橘クンですな。もちろん覗いてたのは過去のことだけれども、あのシチュエーションをあのタイミングで回想したっていうところに、もうどうしようもない救われ無さが見て取れた気がする。


まぁでも、エロシチュだけじゃないんですよこの作品は。ちゃんとドラマで魅せるんですよ。そう言わんばかりの第三章で、相変わらず薫編はストーリー・脚本が良い。この二人が恋人に発展するのに乗り越えるべき障害として、二人の直接的なやり取りではなく、ヒロインの悩みを聞いてあげて一緒に解決していく、という流れにしたのは、アクユウであるヒロインの立ち位置や性格を考えれば、もっともベストな作劇だったのではないか。


とくにその悩みのネタが効果的だった。家庭内の悩みというものは、学校の友達には相談しにくいものだし、相談したところで容易には解決し得ないデリケートさがある。だから薫は純一をなかなか頼れなかったわけであるが、それを(カッコつけたがるきらいはあるが)大きな包容力で受け止めて見せた橘純一は、男を上げた。さらに、薫のために献身するという行為が純一自身の感情を高ぶらせるのに作用するという構図も、ちょっと見ないパターンでありながら非常に若者らしい恋愛感情の推移で、見事だと思った。


人を好きになるきっかけなんて、何でもいい。どんなに理不尽で馬鹿らしいきっかけであろうとも、恋という舞台の上では全てが成立してしまう。しかしそれでも、視聴者に訴えかける説得性という点では別で、薫にしろ純一にしろ、ただの友達が恋人に発展していく様を丁寧に親しみを込めて描きあげてくれていたのが、薫編のドラマの良さに直結している。エロシチュだけではない今作の魅力を、ここへきて存分に楽しませてくれているなぁ。




・「やられた」というセリフ


ひとつの大きな障害を乗り越えて、いよいよラブラブモードへ移行するそぶりを見せた今回の幕引き。チョコを渡すシーンではこれ以上ないくらいにカッコよくキマった純一が(絶対にヘマをすると思っていた!w)、今度は見事に薫に仕返しをされるという絵。甘酸っぱいなぁ、もう!


ここでの「やられた」というセリフ。この四文字が、「アマガミSS」という作品の全ての根幹に位置するテーマなのだろうな。


ただ主人公とヒロインの恋物語を描くだけではない。むしろ4話づつでリセットされるという構成は、アニメ作品全体として評価する場合、ストーリー性にはあまり重きを置いていないという結論を下さざるを得ないだろう。いかにドラマティックな恋物語を描くかではなく、いかにして全てのヒロインをそれぞれに魅力的に描き切るか、まさにこの点にこそ、今作の目指す地平が存在している。


視聴者にどうやって「やられた」と言わしめるか。今作の挑戦はまだまだ始まったばかりだ。何度も何度も、「やられた」と言って思わず降参したくなるようなアニメーションを見せていって欲しい。まずは来週、薫編の完結を楽しみにしよう。




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それでは、今回は以上です。


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