生徒会役員共 第9話

まとめる気のさらさら無いCパートの嘘予告。謝罪したら負けだよ監督!w




今回は体育祭のエピソード。とはいえ全編を運動会に充てるわけではなく、Aパートでは細かいネタの羅列でいつもどおりの「生徒会役員共」のテンションではあったが、唐突な”前回までのあらすじ”や劇中の謎ドラマ等、面白い仕掛けで楽しませてくれる。相変わらず畑ランコの存在感がでかいw


体育祭の場面は、ここぞとばかりに可愛いモブを登場させて、また賑やかな空気感を適度に演出してある、良いアニメーション。個人的には、体育祭ってあまり本気の競技大会ではないお祭りみたいな面が強いから、本気の作画演出をやられるよりもほどよく脱力系に描いてくれたほうが、体育祭の雰囲気としてはしっくり来る。またそんな中で、ラブコメチックな美味しいシーンを盛り込んでくれたのがやはり盛り上がる。もっと最初から、こういう方向でやってくれても良かったんじゃないかなぁ。いや、それだとわざわざこの原作をやる意味は無いわけですが^^


それにしても、風紀委員の第一走者、めちゃめちゃ可愛かったな!!w いや、だいぶどうでもいいけど、でもブルマじゃなくて短パンっていうコスチュームが非常に萌えたり、あるいは一生懸命走ったり応援したりしているキャラクターたちの生き生きとした表情がとても魅力的で、お話がどうこうと関係なく、純粋に絵だけでも十分に楽しめる体育祭シーンだった。




ただあれだなぁ、これは前にも気になったんだけど、横島先生がヘンなことを言う時、なんでシノはあんなに冷たいの?w シノの普段の発言と何がどう違うのか皆目分からないのだけれど。”あのシノでさえ呆れかえってしまうほどのひどさ!”なんてキャッチコピーを売りにするような設定のキャラクターであるはずの横島先生が、その発言がシノやアリアとさほど差別化ができていないので、横島先生を白々しく見つめるシノ、という構図はそのまま、作品を白々しく眺める視聴者、という構図を想起させ自覚させてしまうように感じてしまう。今作の最大の魅力である”つまらないのが面白い”ギャグシーンが、ただつまらないで滑っているだけのものに見えてしまうのだ。


今作は別にキャラや物語に視聴者を感情移入させて楽しませる類のものではない。けれど今作のつまらないギャグを視聴者が楽しむには、視聴者は作品の持つ独特の空気感にどっぷりと浸かり込む必要があると思う(だからこそ、こんなヘンな作品が作品として成立できる^^)。だがそこで、その独特の空気感を生みだす元凶であり旗手であるところの天草シノが、自分と同じ空気感を発する横島先生を否定するということは、作品を内部から崩壊させるほどの重大な危機なのではないかと思う。


そう考えると、津田の立場はつくづく特殊だ。彼の役割は、劇中ではツッコミと安易に定義付けられてはいるが、もっと性質の違うものであり、かつ作品を形あるものとして成立させるのに非常に重要なものである。彼のやっていることを他のキャラにやらせることはほとんど不可能であり、彼が今作においては唯一無二の存在であることを、横島先生とシノの会話が図らずも照らし出しているのではないだろうか。




さて、次回は文化祭だという。体育祭以上に、アニメーションの妙が問われるシチュエーションであり、とくに普段からモブの見せ方・描き方にこだわりをもっている今作の映像的な魅力を、存分に堪能できる回になるかもしれない。・・・かもしれないだけでいつも通りかもしれないけど、どうなるかなぁ。最近、演出上の”遊び”がだんだん増加・過剰傾向にあるようにも見えるから、期待していいと思うのだけれど。一度くらい、原作の空気感をぶち壊してまるまる30分間 全力で遊んで見せるくらいの気概を、見せて欲しいなぁ。





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それでは、今回は以上です。


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