とある魔術の禁書目録Ⅱ 第6話「残骸(レムナント)」

美琴回かと思ったら、黒子回だった!そしてゆりっぺまで来た! 最高だった!w




・シリーズ中最高傑作!?


素晴らしかったなぁ今回は! いやーじつに面白かった。正直、禁書にここまで快感を味わわされるとは思ってもみなかったよ。完全に油断してたというか、甘く見ていた。もうたくさんのエピソードが積み上げられてきたアニメ版「とある~」シリーズの中でも、30分の単体で見れば、1期の対アクセラレータや、レールガン第1話などの神回と、十分に比肩しうる出来映えで、個人的には全シリーズ中最高傑作の話数だったと評したい。


もちろん、レールガン全24話を戦い抜き、色んな意味で絶大な人気を集めているあの黒子が、その変態性をまんべんなく発揮しつつも、主人公級にカッコよく飛び回るというこのシチュエーションがあってこそ、これほどに入れ込める作劇ができるわけだ。これがレールガンのアニメ化を経ずに視聴していたとして、果たしてここまで魅了されたかどうかは、分からない。とくに作劇上、どうしたって美琴と黒子の絆を体感的に分かっていなければ、今回あえて黒子に主人公的ポジションを与えて描かれた今回のドラマは、それほど大きなインパクトは残さなかったであろう。そしてその二人の絆に想いを馳せるためには、アニメ版の禁書だけでは少々下地が物足りないと感じていた可能性もあった。今回、みるからにアニメ版「レールガン」を意識させる作品作りを行っていたのは、当然、「レールガン」を踏まえて視聴してくれることを期待したものであったと思う。


それでもしかし、やはり今回は、例え「レールガン」の下地が無かったとしてもアニメーションの力で十二分に視聴者を酔わせるだけのチカラが、あったのではないかと思いたい。それくらい、今回は出来が良すぎた。もともと今作は映像面の出来がかなり良いのだけど、今回は禁書にしては珍しく、と言ったら失礼だけど、脚本が文句なく見事な出来栄えだったし(水上清資は高く評価している)、痛々しいシチュエーションを臆することなく描き切った上での素晴らしくヒロイックな演出、新井里美のモノローグ演技の良さ、じつにかっこいいBGMも手伝って、もう痺れるほどの快感が画面から伝わって来る。なんて面白いんだろう、この作品は!




ドラマの中身自体は、またぞろ小難しい設定や組織関係を描いてきているようなので、原作未読組としては何とか振り落とされないよう、ついていけるようにしたい。1期で扱われたシスターズの実験の話が、密接に絡んできているようだ。第23学区や、結標淡希(むすじめ あわき。まーたなんっつームズかしい名前だよ!w)、それにツリーダイアグラムの破片だという残骸(レムナント)、といった名称を頭に入れておくことにしよう。再び妹たちが動きだしたり、またOPで大きく扱われていた一通さんもいよいよ動き出すかもしれない。ほとんどインターバルを置かずに、また忙しくなってきそうだ。


怪我をした黒子と美琴が、シャワールームで話をしていた時のセリフのやり取りは、面白かったなぁ。「アクセサリー」というキーワードや、落し物を探すという言い訳が、たったひとつの疑惑を挟むとこんなにも意味深な聞こえ方をする。セリフの持つ威力や面白さというものを、痛感させられた一幕だったのではないだろうか。サスペンス色の強い現行エピソードに花を添える、良いシーンだった。




・ゆりっぺさん何やってるんですか


今回から登場の結標淡希。我らが黒子に容赦なく怪我を負わせて、なんて酷い奴だと思ったところだったが、声を聞いて大いに納得した。声優は櫻井浩美さん、エロゲをやる人にとってはもちろん、そうでなくても「Angel Beats !」を視聴していたアニメファンにとってはすっかりお馴染みの声優さんだろう。


というか、これこそゆりっぺの真の姿だと思わないか!?w 「AB」は最後はなんだか天使ちゃんルートに突き進んで行ったので、ヒロインだと思っていたゆりっぺの扱いが思ったほど印象深くは無かったのだが、リーダーの資質以上に悪女属性をふんだんに発揮していた彼女のことが、自分はとてもとても好きだった。いまも東京MXで再放送をやっているので視聴しているが、野球回やテストの回で、純情可憐な天使ちゃんを追い落とそうとやっきになるゆりっぺの姑息さや陰険さは、いつまでも我々の心に残り、輝き続けることだろう。


まさにそんなゆりっぺの悪い部分(というか、キャラ萌え?的には良い部分なんだけど)を抽出してきたような、今回の櫻井浩美の演技。原作ファン的にこの配役がアリかナシかは分からないが、「AB」のファンとして、またゆりっぺ悪女バージョンのファンとして、嬉しすぎて感動のあまりむせび泣くかと思った^^


あの、鋭いナイフで切りつけるような視線やセリフ、目の前の状況はすべて自分の支配下にあると言外に宣言しているかのような余裕ぶった表情や態度、そこで必死に悪あがきをしているみじめなイキモノをこれからどんな風にいたぶってやろうかという冷酷かつ楽しげな表情・・・。何もかもが完璧だった、そしてエロかった。背筋に氷の刃をそっと押し当てられたようなこの感覚は、何とも言い難い快楽だ。


そんな結標淡希も、きっと数話分のエピソードにおけるゲストキャラ的扱いであるのだろうし、下手をすれば次回には早くも黒子の前に膝を屈する事態になってしまうかもしれない。それはとても残念なことだが、しかしだからこそ、この一期一会を大切にしよう。次週のゆりっぺ、もとい結標淡希さんの活躍に大いに期待したい。




・・・ちなみに、私はMではありませんので、どうか誤解のなきよう^^





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それでは、今回は以上です。


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