アマガミSS 絢辻詞編 第一章「ハッケン」

これはやばい! 続きが楽しみ過ぎる!




・うめきち、いいやつ!


今回から、いよいよ最終のヒロインルートである絢辻詞編がスタート。「詞」って、つかさって読むのですね。むずかしいw 


毎回、第一章では多かれ少なかれ純一のトラウマ話を盛り込んでくるが、今回は失恋の時ではなく、1年生時の創設祭からスタート。嫌な記憶を振り払いきれない純一のことを察して、支えてくれる梅原氏がめちゃくちゃカッコいい。なんか、今シリーズではじめて、親友らしいところを見せてくれたんじゃないか?w ただなぐさめるだけではなく、次のクリスマスを前向きに迎えられるよう、ぐいっと手を引っ張ってくれるのがもう、素敵すぎる。いい友達を持ったものだなぁ、純一は。


純一が実行委員に立候補した際も、はじめは驚くものの、彼の決意を聞いて納得し、適度な距離感を保って見守っていてくれる親友の姿が光る。無頓着だった薫にくらべて、同じ男として純一のよき理解者でありパートナーである梅原正吉は、今回とても株を上げた。あと、この三人の会話での純一のセリフ、「失敬だな君たちぃ」ってのがじつに好きだったりする。


この手のドラマで、親友をちゃんと親友らしく描くという作品は、なかなか少ない。たいてい男の友人は、出演するだけで誰得だよと石を投げられるから、作り手としてもどうしたっておざなりに描いてしまう(そのくせ、かならずこのポジションのキャラは出てくる。なんなんだろw)。クラナドのように、たっぷり尺があって、しかも書き手が男同士の友情が好きだというパターンは、特異な例だろう。その点、今作もこれまでは、梅吉にはいいところがほとんど無い、ただの賑やかし程度の描写だったわけだが、今回こうして心温まるエピソードを見せられると、彼がいてくれて良かったと心から思える。これが、最初で最後の見せ場になる可能性は高いわけではあるけれどw




・「仮面優等生」の意味するところは?


さて、本題のメインヒロイン・絢辻さん。これまで延々21話を繰り広げてきた中、どこからどうみても優等生にしか見えない彼女だったが、公式にて認定されている「天下無敵の仮面優等生」という二つ名に、いったいどのような意味が込められているのだろうか。


たいていこの手の優等生キャラと言えば、周囲の期待に応えて手堅くもつまらない人生を歩む自分に嫌気が指してきたところを、自由奔放な主人公に手を引かれて新たな自分を開拓してゆく、といったところに、ドラマ性を求めるのが定番であろう。しかしそのようなキャラ設定であれば、わざわざ「仮面」などという呼称を付けることはあり得ない。仮面をかぶっているということは当然、優等生というキャラ設定を自分の意志で演じているのは間違いなく、ではその仮面の下にどんな顔が眠っているのか、大変気になって来る。今回はまだその一端を垣間見せただけで、詳細は第二章を待たねばならないが、もう姉に対する心底軽蔑したような冷たい態度や、純一のネクタイを掴んですんごくカッコいいポーズで怖い顔を近づけた絢辻さんの姿には、当初想定していたよりずっとドス黒いものが感じられて、背筋がゾクゾクしてくる。もしかしたら心底好きなキャラクターにあるかもしれない。


また問題は、純一との関係がどのような方向性で発展していくかということ。とくに今回は、手帳を覗き見られたということや、自分の黒い表情を見せてしまったということで、純一が絢辻さんの秘密を握るという格好になったわけだ。その事態を彼に弱みを握られたのだと認識して、主に口封じのための行動を起こすのか。はたまた、純一は自分を心底怒らせた憎くて軽蔑すべき虫野郎だと決めつけて、罵り痛めつける方向で進展していくのか。個人的には限りなく後者の展開を望みたいが、まぁ恋愛ドラマなのだから、秘密の共有や本性の容認が、絢辻さんの心を純一に近づけていくような展開になるのだろうなぁ。次回予告を見ると早速、デレてしまう可能性もあるかもしれない。


まぁ、名塚ボイスで罵り虐待するハードなMプレイ展開は、脳内で補完しておくことにしようw もちろん絢辻さんがデレる様子も、これはこれで大いに楽しみだ。カメレオン主人公の純一が、絢辻詞編でどのような立ち位置・役割を演じることになるのか、そちらのほうにも注目しておきたい。





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それでは、今回は以上です。


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