君に届け 2ND SEASON 第2話「2年生」

恋はタイミングって、真理なのかな。スクランEDで小倉優子も歌ってたけれどもw




今回から早くも新年度に突入。メインキャラクターはほぼそのまま同じクラスに編入され、これで卒業までの人間関係の枠組みが、ほぼ固定されたと言って良いかもしれない。1年生時の相関関係を復習するかのように、それぞれにスポットを当てたシーンが繰り広げられた。


この作品は、ごくごく何気ないシーンを心底魅力的に描くところに、計り知れないパワーがあるなぁ。冒頭の爽子のリボンから、直接セリフでは表現されないリアルな生き生きとしたキャラクターの姿が、1カットごとに表現されている感じ。爽子の内面についてはモノローグが多いけれど、でも言葉だけでは、この物語はこんなにも豊かな広がりは持たなかっただろう。


それにしても、デフォルメされた龍の表情には和まされたなぁww 彼の出番はもっともっと欲しい! 1期の序盤ではもっと怖そうな印象を受けた彼の表情が今では愛おしくてたまらないのは、爽子と同様に、その内面の性格が理解できるようになったことと同時に、そうした性格を絵で表現する工夫が発揮されているからだ。2期になって爽子が急激に美少女らしく描かれるカットが増えた印象があるのも、爽子が自身の殻を破るドラマから、いよいよ一人の少女として恋に向き合うドラマへと移り変わってきていることを、端的に表現していると思う。




その爽子が丹精込めた花壇に、春の到来を告げる桜の花びらが舞い降りたラストシーンは、震えるほど良かった。爽子と風早はちょっと距離を感じさせる描写が繰り返されてきただけに、風早が勇気を出してわざわざ放課後の教室に居残り、爽子に声をかけてくれたその喜びを、いっそう共有できる演出だった。それでいて、まだ花どころか芽吹いてさえいない花壇そのものが、これからたくさんの努力をし、困難を乗り越えていかねばならない爽子の恋路の行き先を、どこか象徴しているようでもあった。


恋はタイミングだと、矢野あやねは言う。それは、はやく動かないと手遅れになるという危惧を表明した言葉であったはずだが、しかし爽子と風早について言えば、二人が恋人として手を取り合うには、まだタイミングが早すぎるのだ。それを良く分かっているからこそ、風早は矢野の協力を断ったのかもしれない。爽子が人目もはばからず恋ができる精神性を獲得したなら、風早はきっと進んで爽子の恋人に立候補することだろう。外野がやきもきするのは、その時でいい。


とはいえ風早は、意外と粘着質だよねww 2か月も前のバレンタインのことを蒸し返して、どうしてチョコくれなかったの? と、公然と非難の視線を向ける。嫉妬深いとか、しつこいと言われてもやむを得ない言動で、きっと彼は後になって後悔に苛まれるのだろうなw これは風早なりの攻めの姿勢だったのだろうけれど、ちょっと焦りすぎた。いつもなら、爽子が何か言おうとするのをじっと待っている風早なのに、この時ばかりは、爽子が決して自分の口から何も言えないこと、そしてそんな苦しい状況を自分が作りだしてしまったことを悟って、それでも何か伝えたがっている爽子をあえて放置して、帰宅の途に就いた。でもこうやって、すれ違ったりぶつかったり拒否されたり、そうした経験を積み重ねて行くことが、風早にとっても爽子にとっても、重要なことなのだろうな。





ここでやはり気になるのは三浦健人。某銀河美少年を強く連想させるキャラクターだけど(笑)、恋の駆け引きについては矢野ちん並みに強そうな彼が、爽子と風早の間に割って入る展開になるのはほとんど確定っぽい。風早がライバルの登場に焦って慌てふためく様子はきっと萌えるだろうから歓迎したいトコロだけど、だからといって爽子がこんなパツキンにかどわかされるような展開はなんとしても御免蒙りたい。作者の善意に期待しつつ、今後の展開を待ちたい。


そういえば矢野は、ピンとフラグが立ってたりするのか、もしかして? 仮にそうなら異色カップルの誕生だけど、この二人ならなんかうまくやれそうな気がする不思議。こちらも要注目だ。




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それでは、今回は以上です。


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