アマガミSS+plus 第4話 桜井 梨穂子 後編「フウリン」

梨穂子編はどーせ・・・とか油断してたらこれですよ。素敵なエピソードをどうもありがとうございました。



前回の衝撃のラストシーンを、もういちどリプレイするかたちで始まった第4話。今回こそは、電車の音でかき消されることなく、ちゃんと梨穂子の思い切った告白が聞き取れるかなと期待したけれど、やはりセリフはあえて伏せられたまま。で、結局このときの声は純一に聞こえていたのかどうか、ずっと気にしたまま、中盤の二人の会話を見守ることになったのだけれど・・・。


結局、やはり純一には梨穂子が何を言ったのか、聞き取れなかったのだろうか。そうなるとこれまでの二人の様子からして、いままでの関係が続いたまま、わずかな一歩を踏み出すことが出来ないで終わるのだろうと予想させる展開。でもそれをなんとか突き破ろうとする梨穂子の健気さ。やばい、まじ可愛い。ふくよかな女性って自分はあまり好みではないのだけれど、もうそんなことは言っていられない状況ですね。


他の多くの作品にも当てはまることだけど、女性が恋に落ちたときの表情を印象的に描いてくれると、そのキャラが好きか嫌いかというのとはまったく別の次元の魅力が見えてくるから不思議だ。1期の梨穂子は、良くも悪くもまだまだお子様で、純一のことが好きなのはいいのだけれど、それはまるで子犬か何かのような印象が強く、対等の、大人の関係としての”好き”をそれほど強くは感じなかった記憶がある。だが今回は、要所要所で梨穂子のアダルトな表情が垣間見え、それが、一人の女性としての桜井梨穂子を強く輝かせていく。


しかし今回のエピソードが何より素晴らしかったのは、友達から恋人になるための最初の一歩を、純一の側から切り出した点だ。このシチュエーションが描かれたとき、冒頭の、梨穂子の真意を聞いていなかったらしい、という前提が強く生きてくる。純一は、相手が自分のことを好きなのだと直接には聞かないまま、ひょっとしたら万が一にも断られるかもしれないという恐怖に打ち勝って、はっきりと自分の気持ちを言葉に表した。このときの純一の、普段とはまるで異なるカッコいい表情。見事だったなぁ。


橘純一というキャラクターは、6人のヒロインがいる今作にあって、決して一貫性を持って主人公をやっていたわけではなく、そのエピソードのパートナーの魅力を最大限に引き出すという目的のために、カメレオンのように様々な色に変化してみせるキャラクターだ。それは1期のころから、純一という主人公の最大の特徴だった。その意味で今回、梨穂子の魅力を引き立てるために彼が演じたのは、梨穂子の隣にしっかりと立っていて、ここぞというとこに勇気をもって決断することのできる頼もしい男性像だった。それは梨穂子が夢想する理想の男性像であったかもしれず、そして愛妻属性と愛玩動物属性を併せ持つ梨穂子にはまさにぴったりのフィアンセと言うべきだろう。




2期シリーズの大きな特徴として、たぶん、恋が成就したあとの甘い時間をちゃんと見せてくれる、という要素があるのだろう。今回も、恋が実る瞬間をとてもロマンティックに描き上げてはいたが、やはり最大の砂吐きタイムは、美也が戻ってきて気まずい空気に浸っている二人を追及していたシーンだろう。まだ幼馴染だったころに、告白することでいままでの関係が壊れてしまうことを二人とも大いに恐れていただろうとは思うけれど、早くも、こんなカタチでこれまでとはまったく異なる関係に生まれ変わってしまったことに、やはり戸惑いを隠せないのだろう。初々しいカップルの姿がじつに微笑ましくて、これぞ『アマガミSS+plus』の真骨頂と言えるシーンだろう。


そうしたわけで、実質全6話構成で完結した梨穂子編はこれにて終了。次回からは七咲編ということで、ここからいよいよ、色んなイミで破壊力の増してくる展開になるだろうと思うw 楽しみだ。



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それでは、今回は以上です。


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